みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2018年2月別府旅行 - 1日目その1

2018-05-06 18:45:43 | 2018年2月別府旅行
今年の2月に、人生初の別府旅行をしてきました。
草津は昔行ったことがあったので、これで二大温泉地(私の主観)を制したことになります。

今回は友人と総勢5名で行ったのですが、日程が2月10日~11日(3連休の初日・2日目)ということもあり、予約が少々大変でした。
旅行の話がまとまってから宿を押さえようとしたところ、なんと候補にしていたホテルが、前日までギリギリ空いていたのにいざ予約しようとした段になって2名部屋×1しか空いていないという。
※往復の飛行機は確保済み

そこから必死こいて探して、途中で由布院説も出つつ、最終的にはやや欠席裁判になりましたがなんとか宿を確保した次第です。
ただそのお宿も、トイレ・洗面が共用というのがネックでして、パーティに女性も含んでいる今回の集団ではそこが最大の懸念事項でしたね。


なお、今回の友人4名ですが、本ブログ上では、私が普段呼んでいる名前を50音順で列べて、順にAさん~Dさんと呼称します。



それでは、始まり、始まり。

まずは朝の飛行機です。
8時フライトということで30分前に集合時間を設定していましたが、全員無事集合できるあたり、このメンバーは安心感があってよいですね。
Cさんだけはラウンジで優雅に過ごしていたようで、うらやましい。




さて、現地でのハプニングも旅のスパイスではありますが、まさかフライト前に第一弾があるとは思いませんでした。


ピンポ~~ン

……やや、Aさんが搭乗ゲートの改札でタッチ&ゴーできずに引っかかりましたよ。
しかも、ひたっすら引っかかり続けていますよ。

あー。2口しか無い搭乗ゲートで完全に大動脈瘤状態にしましたね。

我々にはもう、見守ることしか……。
しかしJALの係員さんも、手慣れたものですね。

体感2分ほどかかって、ようやくゲート通過。
ほかの皆様、ご迷惑をおかけしてすみません!!


まあ、とはいえ全員飛行機経験者(Dさんだけ希薄)っぽいですし、あとはなんとでもなるでしょう。
飛行機は中央列の後方、2名×2列で取りました。

この画面で上を機首に見立てると、以下のような配置

 Cさん 私
 Dさん Aさん

え?Bさん?
実はBさんだけは現地集合です。



Dさん「あのランプ(安全ベルト着用サイン)何だろ?」
Aさん「もう外して良いってことじゃない?」

……いやいやいやいや!!
さすがに下手をすると飛行機を降ろされるレベルですので、あわてて後ろを向いて説明します。
(少々記憶が曖昧ですが、これ、ちゃんと飛ぶ前だよなぁ? 飛び立った後じゃないよなぁ?)



さあ、Cさんと話したり、座席前のネットに入っている冊子をめくるなどしつつ、フライトです。

飛び立ちます。飛び立ちました。やっぱり羽田の上昇負荷は激しいですね。
……後ろの2人から、やたら初々しい反応が出てきていますが、飛行機の経験、あるんでしたよね??


ちなみにフライトは、8:00羽田発の9:45大分着予定です。
中央列なので、窓の外、地上の様子を見られないのが残念ですね。



さて、着陸だよ-。

ドスン!
Aさん「きゃあ!?」

……Cさんと顔を見合わせる。
そんなに全速力でブログのネタをご提供いただかなくても良いんですがね??
※Aさん曰く、着陸することに気がついていなかったとのこと。



さあ、ご到着です。
空港からの連絡バスを利用するのですが……混んでますね。
正直、あと少し遅かったら次のバスになっていたかもしれません。さすが3連休!

そして、天気予報で分かってはいましたが、天気が悪い。(バス車内より撮影)


ようこそ別府へ!(なおしっかり雨)


外の様子が見たくてときどき窓のくもりを指でぬぐっていましたが、少々べたつきます。
やはり海沿いですね。

なおBさんとは別府駅集合だったのですが……こちらがすっかり遅れたせいで、20分以上待たせてしまったでしょうか。
駅の構造がわかりにくく、なおさら手間取ってしまいました。

幸い、ピンクレディーを歌うペッパー君を見て暇をつぶしていただけたようですが。

さあ、すでに時刻は11:40を回っています。お昼ご飯にしましょう。


と、駅前に何かブロンズ像が。


なんぞこれ。


油屋熊八
別府の観光開発に尽力した人物。現在の別府亀の井ホテルは彼の創業。別府観光の父、別府の恩人とされる。

ちなみに、象の右端、マントの端にくっついているのは子鬼だそうです。赤子かと思った。



お昼ですが、Cさんが行きたいところをいくつかピックアップしており、そちらへ。駅近くなので楽ですね……と思ったら結構な待ちが。
なにやらもう1店舗あるということで、歩いてそちらへ移動します。


おお、さっそくこれは銭湯ですかね?
趣があります。


レトロな映画館。


2階の窓に見えるラインナップが
・男はつらいよ
・幸福の黄色いハンカチ
・嵐を呼ぶ男
・大脱走
とはまた……。完全に観光客向けですかね?

レトロ感満載の看板。



さあ、到着です。
「とよ常」さん。ここが本店で、先ほどあきらめたのは駅前店です。


……ええ、とても混んでいます。
日本人もそうですが、中国系っぽい方々も目立ちましたね。やはり九州はあちらにとっても行きやすいのでしょう。

そして30分後、ついに席へ。
ええ、とても待ちましたね。雨だからなおさら辛い。
とはいえ、5人組だと案内可能なテーブルも限られますから、仕方ありませんね。

待合室は床暖房だったのが少しありがたいですね。
あとは、待合室と店内の仕切りがあったのが印象的でした。過去に問題があったんでしょうかね。

さあ、メニューです。
Bさんに「当然撮りますよね?ブログに載せるんですよね?」的なパスをいただいたので、ではしょうがないですね、載せましょう。いやあ、しょうがないなぁまったく!

おすすめメニュー。もう少しリーズナブルなら、関鯵・関鯖を頼みたかった。


人気のメニュー


今回我々は、天丼組とりゅうきゅう丼組に分かれました。
私はりゅうきゅう丼です。だって、食べたことないし?

なお、お席は座敷で、掘りごたつだったかどうかは忘れました。
個室ではないですが、ちょうど私の背中がパーティションであり、正面と右側が壁だったので、私の感覚では個室でした。

右側の壁。



たぶん10分かからずに、料理が来ました。

りゅうきゅう丼。
大変おいしかったです。


友人の天丼と、奥に見えるのは共用で注文したとり天。


とり天、たぶん初めて食べましたが、とてもおいしいですね。



さて、お腹もふくれたところで、お宿へ移動しましょうか。
……正直路線が多くてどれに乗れば良いのか分からないですが、まあ「鉄輪温泉」に行くバスなら、だいたいの方向は合ってますので大丈夫でしょう。

と、やってきたバスに乗った我々ですが、結論としては最適なバスを引き当てました。
お宿すぐそばのバス停に止まる路線で、雨の中たくさん歩かなくても済みました。

ここだけの話、乗っている間はず~~っとドキドキしていましたが。

バスから見た別府タワー




さあ、お宿に到着です。
今回のお宿は「民宿みゆき屋」さん。
相当な数の骨董品が陳列されており、独特な雰囲気を醸し出しています。
あいにく本館(トイレ・洗面あり)の部屋が取れずに別館(トイレ・洗面は共用)となってしまいましたが。

お部屋からの眺め。


目の前が湯煙です。山側なので見晴らしはもちろん良くはないですが、湯煙が見える方がポイント高いです。

お部屋の様子。



こたつがある。ただそれだけでポイント爆上げです。
もちろん見ての通り広い部屋ではないですが、2人(私とCさん)での利用なので問題ないです。

部屋のすぐ横は、1階に降りる階段。結構急です。


廊下。私たちの部屋は写っていませんが、右手後ろ側です。
廊下の突き当たり右手には、洗面とトイレがあります。


廊下突き当たりからの景色。


廊下の写真を撮った場所から90度右を向くと、本館の調理場へ続く渡り廊下が。


調理場。長期滞在される方のためにあるそうです。


宿泊特典。


別館1階、朝食を摂る場所です。
すごい数のひな人形や日本人形が。……ミステリー小説の舞台に出来そうですね。


お風呂。
内湯1つと、露天2つの合計3つがあります。


お風呂は、特に男湯/女湯の定めはありません。
空いていたら、写真にあるように札を下げておきます。
「家族」となっている場合は、「他は入ってくるな」の意です。

玄関。
竹でこういった細工がしてあると、どうしても広島の竹原市を思い出しますね。


玄関前の骨董品たち。


ちなみにこの宿は少し変わった形状をしていまして。
本館と別館があり、伝わらないことを覚悟の上でたとえますと、枡形虎口のような形状をしています。
その内側に玄関がありまして、なのでこの玄関前というのは完全に宿の敷地内です。

……「枡形虎口」が分かりにくいかと思いますので補足しますと、要は「コ」の字形(正確には「ロ」の字形)です。
「コ」の左辺側は、実際には2階部分が渡り廊下です。そう、先ほどの調理場へ行くためのものです。


なので、宿を外から撮影すると、あまり「宿」という印象がないんですよね。
もちろん外からでも骨董品があるのは分かりますが、この宿の真価は入ってみて分かる物です。



さあ、宿で無事に荷物も置きました。
時刻は14:30ごろ。このあとですが、そのまま温泉説もありましたが、近くの地獄巡りが今なら営業時間内ということで、みんなでそちらへ行くこととしました。

では、続きはまた次回。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿