みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2019年岐阜旅行 1日目その2(滝の方へ)

2020-02-09 01:14:38 | 2019年岐阜旅行
ようやく養老駅に到着しました。
長かった……。

しかし、ここまで予定が乱れると、かえって清々しいですね。
とりあえず、結果的に昼食の予約等をしていなくって良かった。。。

~~~旅程検討時のお話~~~

今回の旅行で、私には1つごく私的な目標がありました。
大垣市の観光協会が映画『聲の形』のスタンプラリーをやっていまして、できれば参加したい。

公式サイト
サイトがいつ消されるかわからないので、画面キャプチャーも。




いつでも行ける大垣(筆者主観)はまだしも養老はハードルが高かったのですが、むしろ今回養老が初日のメインということもあり、一気にクリアに現実味が。
ただ最大の問題は、大垣にほぼ寄らないことと、私以外に誰もこの映画のファンがいないこと。

うーん、例えば初日に岐阜城見物、2日目に養老とすれば、2日目に私だけ先行して大垣市内のスタンプラリーをやり尽くし、しかる後にみんなと合流して養老に行くという方法も……あ、景品の受け取りは奥の細道むすびの地記念館(大垣駅から徒歩10分くらい?)か。閉館が……となると養老の滞在時間が……。
なに!? Bさんは2日目に早めの撤収!!?
さよならする時に一人だけスタンプラリーのために不在なのはちょっとなぁ。

ということで、唯一のチャンスは、初日の養老を15時に撤収して岐阜に向かう道すがら、私だけ大垣で残りのスタンプラリーをレンタサイクルでもなんでも使って片付けるという方法です。1時間あれば余裕なはず。
「状況が許せば」ということで。


さて、そんなわけで初日養老が確定しました。
続いての問題は、お昼ご飯です。

正直、養老にはお昼スポットが少ないです。
駅と滝の間にある、イケてるところとなると……皆無!
※個人の感想です

ということで大垣で食べるのを提唱。
せめてここだけでも地元(仮)への利益誘導をせねば。

ただ、ここで私の足を引っ張るのは例のスタンプラリーです。
一縷の望み「状況が許せば」の発生前提として、養老での滞在時間を考えると12時台の養老鉄道に乗らなければいけません。
だがしかし、大垣駅到着は12時過ぎ。あまり時間も無いので駅から離れられませんし、時間のかかるような店も却下です。

大垣駅、ちょうど駅ビルがリニューアルしていたんですよね。
前だったら、2階の杵屋にでも誘導したんですが、店が無くなりましたか……。

お弁当説が有力となったのですが……うーん、アクアウォーク(駅の北口にある大型商業施設)はちょっと遠いし、内部にそれっぽいお店がないですね。

あーだこーだしているうちに、駅ビル1階の美濃味匠でお弁当を受け取る説が浮上。
「ここに頼もう!」ということで決まったのですが……大きな大会でもあるのか、いざCさんに電話してもらったところ、まさかの受注過多によるお断りを食らうという。。。

もう少し滞在時間があれば駅前にしきがオススメなんですが……。
仕方ありませんね。

最終的に、駅前さらしなを採用することになりました。
ただ電話してみたところ、予約は受け付けていないとのことで、あとは7人座れるか、運次第となりました。

~~~回想おわり~~~

てことで、むしろお昼を予約できていなかったのは結果オーライでした。

えー、なお、養老の到着が遅れたので、これをもってスタンプラリーは断念です。
到着1時間後に出発とか、無理無理。


さて、到着して早々、私には果たすべき役目があります。
養老の滝への足の確保です。

実はタクシーを予約していたのですが、人身事故による電車の運転見合わせを受けてキャンセルの連絡をしていました。
本当は大垣で再予約の電話しようと思ったのですが、まさかあんなにギリギリになるとは。

養老駅の改札へと向かいながらタクシー会社に電話をかけます。
幸い、この時間は特に予約は入っていないため「駅前にいるはずなのでそのまま捕まえてくれれば」とのことでした。

ちなみに養老駅のホームはこのように瓢箪がぶら下がっています。風情があります。



やれ、良かった。ちょうどタクシーが止まっているのが見えます。
ふう、助かっt……タクシーを捕まえて乗り込む人が見えますね。

養老にあるタクシーは1台のみです。
近隣のタクシー会社に事前に連絡を取ったのですが、各社合計で、1台のみです。
特に他からの出張もなしです。

……まあ、7人なのでタクシー2往復という地味に手間とお金のかかる手法だったのですが。



駅にて、ようやくDさん・Eさんとも合流できて、これで7名集合完了です。
集合が14時を過ぎるとはなかなか。
予定は狂いっぱなしですが、幸運なことにキャンセル料が発生するレベルのものはないのが救いです。

とりあえずタクシーは行ってしまいましたので、駅でタクシーが戻るのを待ちましょうか。
滝まではひたすら上り坂でして、地味に標高を300mくらい上にのぼります。
歩いて行くのは嫌です。


養老と言えば孝子伝説ということで、像と解説板。
孝子伝説については、養老町のサイトURLを貼っておきます。
雑に説明すると、酒の力で健康になり、天皇が来て、元号が変わります。



さてタクシーを待つ気満々だったのですが、前掲した駅の写真に写っている法被を着たご老人。
この方、観光協会系の方のようで、無料シャトルバスを勧めてくれました。
私も存在は知っていたのですが、途中までしか行かないので、見送っていたんですよね。

でもまあ、なんかもういいよね!
という気分になったので、みんなで乗車することに。
……定員ギリギリでした。あっぶなー。養老あなどりがたし。

ちなみにご老人からは、養老天命反転地を強く勧められました。
ええ、できれば行きたいと思っています。


バスは早いなぁ。
あっという間に到着です。

そしてここからずっと上り坂を歩くのか……と思いきや。
なんと目の前に無料カートが!
こんなのがあるなんて公式サイトにはなかったぞ!?
(養老町の公式サイトや公式アカウントは、本当に発信が弱い)


これに乗らない手はありません。
ただ、さすがに定員が少ないため2便に分かれることに。
カートを運行している、明らかにボランティアとおぼしきご老人ズが詰めるだけ人を押し込みます。
膝の上は難易度が高い(笑)


いってらっしゃい!


このカート、ゴルフ場からの転用だったかで、全部で2台あるのですが1台は充電中でした。
というわけで、戻ってくるまで待機。涼しい。



そしていよいよ後発組の出発です。
あとからまた人が来て待機されていましたが、今回は我々グループのみで満席に。すみませんね。

道中、運転をされているご老人が解説なんかもしてくれます。
けっこう獣害もあるんですねー。
というか、毎朝鹿の糞を掃除されているとは……頭が下がります。

ご老人「この橋、なんて読むか分かります?」

ええっと、看板があるぞ。お、ふりがなもある。

私「とげつはし」

ご老人「あ!答え見ちゃいましたね!?」

ええ!?
いや、そう言われても……なんかごめんなさい。

いわく、京都の渡月橋が有名なので「とげつきょう」と誤読される方が多いのだとか。
まあ確かに知らなければそう読むでしょうかね。


このご老人には、他にも前述の孝子伝説の話を「知ってるか」と話の前フリとして話されたのを「孝子伝説ですね」とうっかり答えてしまい、とても申し訳ないことをしたなぁ。


先発組を見送ってから約15分、ついに我々もカートの終点に到着しました。
渓谷なので両岸が山なため11月の14時半ともなると日も当たらず、ちょっと涼しいですね。

あらかじめメンバーには防寒対策を訴えていたので、なんとか面目が立ちそうです。
昼の名古屋は普通に暖かかったというか、ホームで電車を待っているときなどは日差しが暑かったくらいでしたので。

もうあと1~2週間あとだったら、紅葉がさぞ見事だったんだろうなぁ。



一気に進めました。


次回はいよいよ養老の滝。
続く。


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