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~球児たちの あしあと~

2014 秋季高校野球 兵庫県大会 2回戦 ~16強をかけて 尼崎工業vs社~観戦記

2014-09-26 | 2014 秋季高校野球



2回戦、尼崎工業と社との対戦を観戦しました。

社も久しぶりの観戦、尼崎工業は・・・初めての観戦だと思います。

この対戦、先手を取ったのは尼崎工業、先頭が四球で出塁すると鮮やかなタイムリーで先制。

尼崎工業は11安打4得点で勝利しましたが、その中には攻守ともに優れたチームの印象で、

一人ひとり意識の高い選手ちだなぁと思う場面がたくさんあり、それが得点に結び付いて勝利を掴んだように感じました。



~3回戦 尼崎工業vs社 観戦記~

先攻 尼崎工業、後攻 社

尼崎工業 先発は早川投手(10) 


社 先発 舟川投手


先手を取った尼崎工業 1回表の攻撃

1番大山選手が四球で出塁、2番藤田選手が送り1死2塁


3番岡村選手が一球ファウルの後ライトへ先制のタイムリーツーベースヒット!






初回から素晴らしい攻めを魅せてくれました^^

2回表 尼崎工業の攻撃

6番関選手がセンター前へ先頭打者ヒット!

続く7番前田選手はフルカウントからライトへ二者連続ヒット!




関選手は一気に本塁まで駆け抜けますが、社ライト西谷選手(17)の好返球で追加点ならず。

無死だったのでちょっと勿体無かったかなぁ~とは思いましたが、攻めた結果・・・ですよね。


1死2塁となったところで社はレフトを守っていた東田投手(7)に継投し、舟川投手がレフトへ。


東田投手の投球練習中、前田選手はそれに合わせてスタートの練習を繰り返ししていました。




こういう選手には特に目が行きますね。

意識の高い選手だと感じます。


2回裏 社の攻撃1死から6番市浦選手が左中間へヒット!1死1塁




7番舟川投手はサードライナー、Wプレイ! 

尼崎工業の守備光り、3回にはその好守で流れを掴み攻撃に生きたイニングでした。


3回表 尼崎工業の攻撃

先頭は1番大山選手 死球で出塁


無死1塁 2番藤田選手 1Bからサードゴロ これが藤田選手足が速いんですよね。

内野安打となり無死1、2塁






3番岡村選手はキャッチャーゴロ サードフォースアウト 村井捕手更なるピンチを冷静に防ぎます。




1死1、2塁となり4番井内捕手の打席 2B2Sからレフトへタイムリー!






フライアウトか?と思った打球でしたが落球し大山選手が生還。

藤田選手が3塁を狙い爆走しているところに返球が走り、暴投で更に1得点、3-0

社にとっては大きなミスが出てしまった惜しい場面だったなぁの感想です。

ここで社は更に浜田投手(10)へ継投です。


1死3塁 続く5番磨選手が四球で尼崎工業はチャンスが広がります。






しかしここは浜田投手が踏ん張り6番関選手をファーストフライ、7番前田選手をセカンドゴロ 追加点を阻みます。






3回裏 社の攻撃

8番西谷選手がライトへヒット!9番北垣選手が送り1死2塁


2死となり、2番本多選手 2B1Sからライト前へタイムリー!1得点を返します。3-1








尼崎工業のショートを守る杉山選手ですが、この選手は言葉の力を持った選手で、

早川投手はボール先行気味だったり、追い込まれた時など近くまで声を掛けに行くのが杉山選手なんですよね。

その様子を見ながらスコア付けていたんですが、杉山選手が声を掛けに行くと次は必ずストライクが入るんです。

こういう選手の存在って大きいですよね。


この写真の二人の表情を見ると杉山選手が早川投手に和まされている様に見えますね^^;笑

いい雰囲気ですね~


これと同じ状況を甲子園でも観たことがあります。

2011年 日大三高が優勝した時・・・

ガッツマン鈴木捕手はエース吉永投手が追い込まれた時、絶妙なタイミングでタイムを取ってマウンドに向かうんですが、

その後の一球は立ち直るんですよね。

投手は精神的にも大きなプレッシャーの中で戦う選手ですから、やはり仲間からのほんの一言で気持ち落ち着いて

思う一球を投じることができるのではないかと感じます。

こういうことが合わさってのチーム力、尼崎工業いいチームですね。


そして対戦の方は・・5回表 尼崎工業の攻撃

先頭3番岡村選手が四球を選び、4番井内捕手が送る構えからヒッティングでセンターへヒット!ナイスバッティング!

私は野球したことないからよく分からないんですが、こういう切り替えって選手の判断で打てる!と思ってヒッティングするのかな~?

こういう賭け引きが観ていておもしろい^^。






更に5番磨選手が送り1死2、3塁 追加点のチャンス!


6番関選手が初球をレフトへタイムリーヒット!4-1 リードを広げます。




関選手ここまで3打席2安打 1打席目は先頭打者ヒット!この3打席目はチャンスでタイムリー!

バッティングいいですね~

社はここで4人目 田中投手(11)に継投します。




1死1、3塁 打席は7番前田選手 セカンドフライ




2死1、3塁となり8番早川投手 


キャッチャーファウルフライにナイスファイトの社、村井捕手この回大活躍。




2B2Sから早川投手が2球粘り・・・B・・・セカンドを狙う関選手へ牽制アウトを取り社はピンチを切り抜けます。



村井捕手はガッツマンいい捕手ですね~^^

3-1尼崎工業が2得点をリードし試合は折り返し。

尼崎工業の後半の攻撃は、6回は三者凡退、7回に2番藤田選手の内野安打と4番井内捕手のレフト前ヒットはありましたが、

Wプレイなどで追加点ならず。






8回は7番前田選手のナイスバッティングのライトへのヒット1本に留まり・・・


9回も2番乗ってた藤田選手の単打1本で得点には至らずという結果。


社は後半、田中投手が4安打無失点の好投でした。

社の後半の攻撃、6回を三者凡退、7回には2死から四球でランナーをもらいますが盗塁死。

ここも尼崎工業の守備光る場面でした。

8回を三者凡退、早川投手の力投光ります。


9回裏 社の攻撃では先頭に代打伊藤選手(12)が四球を選びます。代走には吉尾選手(16)




4番村井捕手をレフトフライ、5番代打橘選手(13)はファーストフライ






二者をフライに取り2死1塁 6番市浦選手の打席では1Sから吉尾選手が走り1B2S 

吉尾選手は更に先を狙い走ります。










盗塁成功で2死3塁 吉尾選手の攻めを生かしたい場面でしたが・・・

ライトフライ 4-1 試合は終了となりました。










尼崎工業11安打4得点、早川投手は5安打完投勝利し16強進出です。

試合を通して尼崎工業はノーエラーの堅守も素晴らしかったと思います。

社は大好きなチーム、また春を楽しみに





この後、尼崎工業は23日の行われた3回戦、尼崎小田との対戦、延長10回を戦い5-4で尼崎小田が8強進出を決めました。

もう一度観たかったチームだったので残念でしたが、尼崎工業も春を楽しみにしたいと思います。

チーム全体がのびのび野球をしている雰囲気が印象的なチームでした。

春に向けてがんばって欲しいなぁと思います



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