日大三高 硬式野球部 小倉全由監督さん・・・ 私の尊敬する監督さんです。
日大三高・・・何の関係もないですが応援しています。
チーム、選手の強さや魅力だけじゃなく、小倉監督さんのチームだから応援しています。
この本の存在を知って取り寄せました。
日本文芸社が小倉監督さんへの取材を経て、小倉監督さんの「言葉」として発刊された一冊です。
いつも本を読む時は、心に止った言葉に附箋を貼りながら読むのですが、
小倉監督さんが野球と選手(生徒)に懸ける気持ちの大きさの分だけ、読み終わると附箋だらけになってしまいました。
その全部を伝えるには大事すぎる「言葉」ばかりで、
野球関係者だけにとどまらず、子を持つ親、教育関係者にとって、そして人間関係のあらゆる面において
道を示してくれる何かを伝えてくれることを願うと、編集部のあとがきにも書かれてあるように、
あらゆるスポーツで指導者として関わられる方々にも、子育てにも通づるとても大切なことを感じ取れる「言葉」が綴られてい著書です。
小倉監督さんファン、三高野球部ファンだけでなく、ぜひ読んで戴きたい一冊です。
小倉監督さんの野球、チームの強さの源は、『シンプル』な野球だと思うのです。
大好きな野球を思いっきりやる。
出来ないことは繰り返し繰り返し練習する。
挨拶ができる人間になろう。
我慢する心と思いやる心、人として一流な人間になろう。
そして、三高のグラウンドで、小倉監督さんの下で過ごした三年間がこれからの人生のかけがえのない宝になるように・・・
監督さんが理想とする野球は10-1で勝つ野球。
無失策で守り、打って打ちまくって勝つ。
それが野球の醍醐味を楽しめる理想の試合。
全高校球児の目標である甲子園に毎回出場するという気持ちを持つことが大事。
好きな野球を思いっきりやって勝つ、そのために一生懸命練習する。
とてもシンプルです。
高校野球は人間形成を重んじる場である中で、野球は勝負事。
守り切って、打ちまくって勝つのが選手たちにとって一番楽しい野球だと思います。
そのシンプルな中でやる野球、練習、人への思いやりの心を育む『中身』が大事なんだと思います。
我が子を育てるように選手たちを何よりも大事に育てておられることが感じ取れます。
思いやりのある野球(練習)をされておられることが垣間見える言葉がありました。
ひたすら辛抱の守備練習の時、ボールを転がしながらボールを転がした数だけ声を掛ける・・・
転がした数だけ・・・ここに小倉監督さんの選手への心があるんだと感じます。
小倉監督さんと選手(生徒)、小倉監督さんと親御さん・・・
このトライアングルは『信 頼』で結ばれていることがよく分かります。
信頼関係を築くには、先に力を尽くすべきなのは指導者だと監督さんは言われます。
三高を応援するようになったきっかけは、やはり選手に掛ける小倉監督さんの「言葉」を聞いたからです。
小倉監督さんのそういうところが素晴らしいと思いますし、尊敬できる監督さんです。
何の関係もなくても、そういう小倉監督さんの育てるチームだから応援したくなるのです。
ご自身の三高選手時代から、コーチ、他校の監督をご経験された過程での三高小倉野球。
人間不信にもなるご経験もされ、その中で自分を助けてくれた方々が居られたからこそ、
「人を思いやる心」を大切にされておられる方なんだろうなと感じますし、
勝つためにはもちろん厳しさもある。
でもその厳しさの中にも、選手(生徒)に掛ける心(思いやりの心)は人一倍なんだと思いますし、
選手たちは3年間の中で、それをしっかり自分の中に吸収して、人間的にも成長し、どんどん強くなっていくことが分かります。
小倉監督さんの唯一と言われる趣味は、胡蝶蘭を育てることだそうです。
『胡蝶蘭も選手も愛情を注げば大輪の花を咲かせる』
大量の愛情を注いでもらう選手たち、小倉監督さんの下で野球ができることは幸せだなと思います。
愛情を注いでもらった分、選手たちは懸命に甲子園を目指して日々頑張っているのです。
先輩チームが好成績を収めれば、次のチームには「勝って当たり前」・・・のプレッシャーも付きまといます。
指導者が替わればやり方も、チームの雰囲気、戦い方も替わるように、
メンバーが替われば、力も替わるのです。
全て、常に勝てる常勝チームはないでしょう。
この夏、金子組がどんな大輪の花を咲かせるのか、応援者はそっと楽しみに見守るとしましょう。
とても貴重な一冊との出逢いに感謝し、これからも小倉監督チームを応援したいと思います。
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こんばんは。
初めまして。コメントありがとうございます。
佐藤さんの子供たちに向ける気持ちには大変勉強をさせて戴いています。
いつも拝見し、「佐藤さんの言われる通り!」と、訴えかけられている言葉に素晴らしい指導者だと感じます。
「お前ならできる」・・・機会があればぜひ読んでみて下さい。
小倉監督さんの野球への情熱と、それ以上に選手(子供たち)へ懸ける愛情が素晴らしいこと、
小倉監督さんの人間的な魅力が感じられると思います。
掛ける言葉の一言ひと言に愛情を感じます。
練習の楽さ=楽しさとは違うと思います。
選手たちは、逃げ出したくなるような厳しい練習を乗り越えられるのも、
本気で小倉監督さんを甲子園の土の上で胴上げするために・・・と懸命になれるのも、
監督さんが注いでくれる愛情の大きさを選手たちは、日々の生活の中で感じ取っているからではないでしょうか。
心身共最大に成長する高校生が・・・懸命に頑張る選手たちが・・・
勝つだけのために駒のように扱われるようなことがないよう願います。
小倉監督さんのような指導者に巡り合えた選手たちは羨ましく幸せですね。
私は三高野球、小倉監督さんに会いたいがために東京や甲子園へ応援に行きます。
今年も小倉監督さんに会いに甲子園に行けることを楽しみにしています。
教え子全員を思いやる親心に、私も心が熱くなりました。
小倉監督と教え子さんたちの信頼関係が容易に想像できます。
数多い甲子園常連高の中でも、我が子を預けるなら、小倉監督に…と考える親御さんも多いのではないでしょうか?!
初めまして。
コメントありがとうございます。
親元離れ寮生活をする選手たちの父親の存在ですね。
良い事は誉め、悪い所は正す、厳しい中にも言葉に温かみがありますね。
人間味溢れる監督さんだと思います。
教え子が野球だけではなく進路先で活躍することを微笑ましく思っておられると思います。
『出番が少なくなると複雑な心境』・・・
小倉監督さんの嬉しさの最大限の表現じゃないかなぁと感じます。
もし私の息子が野球を続けてくれていたら・・・
それは叶わないので、生まれ変わって自分が小倉監督さんの下で野球をすること夢みています
練習は厳しかったし宿舎内でも掃除が出来てないと大変な事態が起きました(笑)
練習が終わると普通の兄貴的存在だったを覚えています。
私は今でも小倉監督の下で野球が出来た事を幸せに思っています。
こんばんは。
初めまして、コメントありがとうございます。
文中にも登場するあの時の選手の方からコメントを戴き光栄です。
小倉監督さんが「小倉流の野球理論があるとしたら、その基礎は関東一高で築かれた」と
おっしゃられておられましたが、小倉監督さんにとられて原点の場所だったのでしょうね。
小倉監督さんにとっても、門下生さんにとっても人生忘れられない甲子園ですね。
門下生さんのように、小倉監督さんの下で野球ができたことが幸せと思える選手がどんどん増えればいいなぁと思います。
そのためには、小倉監督さんにはいつまでもお元気で選手と一緒に走って戴かないといけませんね^^。
高校野球にはうとく東京の野球も知りませんでしたが、小倉監督さんのご経緯を知り関東一高は注目しているチームです。
来春甲子園で、また関東一高、三高の選手のみなさんの応援できることを楽しみにしています。
なかなか東京まで応援に行くことができず遠くからですが応援しています。