甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

チーム訪問 in 村野工業野球部 ~グラウンドからのメッセージ~

2016-11-11 | 高校野球



全ては、毎日のこのグラウンドにある


昨日は、村野工業野球部の練習見学をさせて戴きました。

試合はよく観させて戴いていますが、練習は一年ぶりになるでしょうか・・・

新チームになり、1年生の練習を見させて戴くのは初めてのことで、

2年生も昨年は3年生へ目が向くことも多かったため、

一度、普段練習をする様子を見たいなぁと思い、ご無理をお願いし見学させて戴きました。

練習を見ると、その選手の野球へ向かう気持ちを感じることができたり、

試合で見ることができない選手たちの意外な一面も発見することもでき

普段試合日には選手たちと会話をすることもないので、少しですが話しもする中で

その選手の試合で見る印象と違う素の姿というのでしょうか・・・

どういう意識で野球に取り組んでいるのかな?ということも垣間見れ

新しい発見がグラウンドの中にたくさんありました。


昨日は、昨年も見学をさせて戴いたレッドコードトレーニングの実施日で、

1年生も入部して半年、トレーニングにも慣れてきた様子で頑張ってました。
 
 
 
 
 
 
 
 
矢根接骨院の尾崎先生ともお久しぶりにお会いすることができました。

尾崎先生から、新しいトレーニングも導入していますとお聞きしていたのですが、

昨年見学させて戴いた時には見られなかった選手間でのディスカッションの時間があり、

身体のトレーニングを超え、選手たちの成長を願う「考える力をつけるトレーニング」を

取り入れられておられていることに、先生方の想いを知ることもできました。



「考える力をつけるトレーニング」とは・・・

ひとつのタイトルについて、時間内にタイトルに基づいて

自分が思うこと、気付いたこと、感じることなどを頭の中で考え人の前で発言する1分間スピーチです。


ひとつの班へのタイトルは「尊敬する人」

バッティング、守備や走塁など、自分より長けているな、尊敬できるなと思う人(選手)名前を挙げる。





チームの仲間だったり、プロ野球選手だったり、色んな名前が出てました。

ある選手の番

バッティングで尊敬できる人・・・「田中 翔」

ん???@@???‥‥たなか しょう?

そんな選手居たか?

「中田」やろ〜と、みんな爆笑

これは珍事件!

日本を代表する中田選手を真面目に「田中 翔」と~笑

目の前に田中選手がいたからね~

そんな笑える珍スピーチをした選手もいたり、へぇ~そんなふうに思っているのねっていう仲間の名前が挙がったり、

名前が挙がった選手は照れ笑いしたり、笑顔も交えての考える時間でした。





もうひと班のタイトルは、チームはABと分かれて練習したり試合をしたりしているのですが、

Bチームの選手から見たAチーム選手について思うこと、気付いたこと、感じたことなどについて。

試合の入り方や、試合中の先を考えた行動の違いを感じていたり、

一人ひとりがテーマを持って練習や試合に取り組んでいる点など、

みんながやっているからやっているのとは違うAチーム選手の取り組み方への気付き等々、

仲間や先輩たちの行動、野球を見て色々なことに気付きがあり、考えていることが分かりました。



このトレーニングでは、「考える」ことに最も重要性があり、

その上でしっかり発言する、しっかり聞く、確認、共有、そして明日から実行(ここが大事)

気付きや問題点、改善点などを確認し合い、取り組み方への意識改革をする上でもとても良い時間だと思いました。

さすが元高校球児の尾崎先生

球児の目線に立ってアドバイスされたり、選手にはより身近に、その言葉を吸収し実行できると思う

心のトレーニングも織り交ぜて進化したトレーニングが見られました。

尾崎先生が元高校球児だったということを知らない選手も居ると思うのですが・・・

兵庫の元高校球児キャッチャーですよ~また現役時代の話しなど聞いてみて下さいね。

高校球児として野球をされてこられたご経験から、選手たちへ向けられる言葉やメッセージには

選手たちの向かう目標を達成してもらいたいという想いが込められているので

しっかり耳を傾けて、一人ひとりが心に取り込んで明日へ繋げていってほしいなぁと思います。


「考える力をつけるトレーニング」

なぜ?身体のトレーニングだけではなく、このようなトレーニングをするのか?

考えたことはあるでしょうか?

野球をする上で、技術、気持ち、そしてプラス考える力があるチームはやはり強い。

強いチームは考えて野球をすることが必要、考える力は必ず野球にも繋がる、

村工の選手たちが甲子園へ近づけるようにとの尾崎先生の想いも込められているトレーニングです。

昨年のトレーニング見学記事でも書きましたが、2年生選手は覚えていると思いますが、

矢根先生から、何のためにトレーニングをするのか?というお話しがありました。

理解し問題意識をもって行うのと、ただやらなければいけない状況だからやるのとでは

身体にも心にも全く違った効果があると仰っておられましたね。

トレーニングに於いても「考える」ことは重要なことだと思いますし、

敢えて、今回のトレーニング見学では身体のトレーニングのことから離れ

明日からの練習や試合、次回からのトレーニングで、

今までとは違う気持ちで取り組めるようになればいいなと思い

「考える力をつけるトレーニング」について触れてみました。

1年生選手には昨年のトレーニングの様子を合わせてぜひ見て戴きたいなと思います。

第1回 チーム訪問 in 村野工業野球部 ~レッドコードトレーニング~

第2回 チーム訪問 in 続~村野工業野球部 ~進化~

第3回 チーム訪問 in 続~村野工業野球部 ~野球人である前に~

そしてこれは、以前に書いた東北楽天イーグルス聖澤 諒選手の言葉を書いたものです。
考える ~行動する勇気~

明日の自分がきっと変わるヒントがたくさん詰まっています。

ぜひ読んで戴きたいなと思います。


そして昨日は、濱中主将をはじめ、小林選手や渡邊選手、濱野選手に古高選手、

浜田選手、綱岡選手、一石選手、3年生選手に会うことができました。

みんなの元気そうな姿が見れて嬉しかったです。

後輩たちと一緒に一石くんが汗だくになりながらトレーニングしている姿や、バットを振る姿、グラウンドに立つ姿に、

昨年初めて練習トレーニングを見学させて戴いたのがついこないだのようで、

みんなも頑張ってたなぁ~と、懐かしく思い出しました。







3年生 古高選手&現役選手より汗だくの一石選手(笑)

濱中組のみんなは、それぞれの進路も決まったそうで安心しました。

みんな おめでとう。


日暮れも早くなり、ナイター照明に照らされるグラウンドでは監督さんと選手たちが、

あの場所へ選手たちを立たせたい‥

あの場所に辿り着きたい‥と野球に向かっている姿は美し過ぎて感動しました。









監督さんの言葉に選手たちのこの姿を合わせると、

毎日のこのグラウンドの中に全てはある・・・

ここからがチーム、選手たちの戦いが始まっていることを改めて感じました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「毎日が真剣勝負です」と監督さんが言われておられました。

選手のみなさん自身が勝負する場所は・・・試合ではなくここグラウンドだと思います。


この毎日のグラウンドで自分自身に打ち勝てるか・・・

辛くて、しんどくて、厳しい練習だと思います。

でも、たった二年数ヶ月しかない高校野球です。

もう戻ってこない毎日、この二年数ヶ月です。

悔いなき毎日を送ってもらいたい・・・切にそう思います。






そして、監督さんや先生、お互い仲間の支えがあり毎日があるんですよね。

当たり前ではなくありがとうと心に置いて、自分のためでもありますが、仲間や支えて下さる方々のためにも

頑張ろうという気持ちで野球に取り組んでもらいたいなと思います。

誰かのために・・・もっと強い気持ちの現れが起こると思います。

試合では見えないものが、ここにたくさんありました。

貴重な経験を積めた練習見学をさせて戴き感謝の気持ちでいっぱいです。

綺麗に整備され、照明に照らされた誰も居ないグラウンドが神聖すぎて、

毎日ここで、こんな頑張っている選手たちを想うと自然に涙が溢れます。

私は、そんな選手たちをこれからもそっと見守り応援させて戴けたらなぁと改めて想いました。

河野監督様、平田先生、前田先生

いつもいつも本当にありがとうございます。

尾崎先生 トレーニングのお邪魔をしてしまい申し訳ありません。

とても勉強になりました。

ありがとうございます。

お忙しい中、ご無理聞いて戴いてご一緒にグラウンドへ上がって戴いた小林さん

いつも本当にありがとうございます。

・・・また宜しくお願い致します

そして、選手のみなさん

練習の気を散らしてしまってすみません。

ありがとうございました。

明日からの毎日に「考える力」を発揮して、全力で夏へと向かって下さいね

最後に、偉大な先輩 広島カープ野間選手からのメッセージをお借りして

選手のみなさんへ・・・

笑  室内ロッカーに書かれた野間選手の後輩へ贈るメッセージより


2016 第47回明治神宮野球大会の歴史って?

2016-11-11 | 2016 秋季高校野球

明治神宮大会が開幕ですね。
今秋は第47回、明治神宮外苑創建90年記念の大会で、
高校野球の歴史年数からすれば神宮大会の歴史はその半分くらい。
どのようにして神宮大会が生まれたのか?
高校球児のみなさんは知っていますか?
そう言えば私もその歴史を知らないなと思い、
開催に至る経緯など明治神宮大会について調べてみた。

~ウィキペディアより~
明治神宮鎮座50年を記念して行われた1970年(昭和45年)の奉納野球が同大会の始まりである。
第3回までは大学野球のみであったが、第4回大会から高校野球も加わり、高校と大学の2つの部となり、現在に至っている。
なお、本大会開始の2年前にあたる1968年(昭和43年)秋(11月)には、明治維新百年記念明治神宮野球大会として、
大学の部、高校の部、社会人の部がそれぞれ行われている。
かつて早春(3月)に実施されていた日本学生野球協会結成記念野球大会(1946年-1964年)の
18年間毎年開催)が取りやめになって数年経ていたことに加え、
この1968年に実施された大会が思いのほか好評だった事が現在の明治神宮野球大会の起草に繋がったとされている。

1970年 - 明治神宮鎮座50周年奉納野球大会開催。
1971年 - 明治神宮野球大会に改称。
1973年 - 高校の部を新設。
1988年 - 19回大会を昭和天皇の病状悪化に伴い中止。
    但し大会の回次はそのまま生かし、1989年は予定通り第20回大会として開く。
1999年 - 大学の部と高校の部の球場割り当てを大幅に変更。
2004年 - 大会としては初のTV中継放送がCS・スカイ・Aによって実現。

代表枠やトーナメント、組み合わせなど、どのよう設定されているのか?など
知らないことがたくさんありました。
大学野球は更に奥深く、選手のみなさんは自分たちが目指すものへの歴史を知ることで、
更に気持ち深くその場所を目指すことができるのではないかと思いますね。
ぜひ覗いてみて下さいね。

明治神宮野球大会 ウィキペディア

神宮までなかなか行けない人にとっては視聴環境があれば
テレビ中継をしてくれるのも嬉しいところで私もその一人。
高校野球第1日目~大学野球決勝まで録画完了
春の甲子園前哨戦 楽しみです♪

明治神宮外苑創建九十年記念 第四十七回明治神宮野球大会 スカイA 放送日程

スカイA視聴環境が無い方にも、バーチャル高校野球でもライブ中継があるようですよ

バーチャル高校野球