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~球児たちの あしあと~

女組の旅~梅雨の島根~

2012-07-02 | 春夏秋冬 こつ こつ と...日記



週末、女組+もっと未来の高校球児で梅雨の島根へ行って来ました。

男組と子供組も一緒に行きたかったのですが、目的は第二の母を島根まで送る・・・だったのでお留守番。

ちょっと寂しかったけど、いつも島根の旅の女組は朝・昼・夜とご飯作りがメインで結構大変なので

たまには女組だけの、至れり尽くせりの旅もいいものですね。

今回は、いつもお世話になる「夢の音村」ではなく金城(かなぎ)にある三叉温泉でお世話になりました。

三叉温泉のお湯は珍しいお湯で、ジュースのネクターを薄めたようなトロっとしたお湯で、

「美人の湯」と呼ばれるだけあってお肌はツルツルになります。

島根へ行かれる際はぜひ三叉温泉はオススメですよ


前回の愛媛の旅に続き朝から大雨

いったい雨女は誰でしょう・・・ 大雨の運転は疲れますね

この時期の島根は初めてで、のどかな田んぼの緑、色とりどりの紫陽花がとても綺麗でした。

夕方には雨も上がり、温泉と食事を楽しんだ後は、これも楽しみにしていたホタルを見に行きました。

ホタルガイドのおじさんが案内して下さり、ただ見るだけのホタル観賞でしたが、ホタルの生態を詳しく知ることができました。

ホタルって幼虫も光りを放つのをご存じでしたか?

珍しいホタルの幼虫も見せて下さり、幼虫が光りを放つ所を実際見ることもできました。

ホタルが実は肉食だということや(肉食といっても貝を食べるのですが)知らなかったことがいっぱいでとても勉強になりました。


今年の金城ホタルのピークは5月初旬だったそうで、ピーク時には1000匹近いホタルが輝いたそうです。

川の流れの方向によって見られる時期が変わるそうで、金城の川は南北、東西と入り混じるので長くホタルが見られるとのことで、

そろそろホタル観賞も終わりに近づき、私たちはラッキーな時に行ったようです。

真っ暗の中に光るホタルは本当に綺麗で幻想的ですが、ホタルの一生ってすごく儚くて、

ガイドさんからも来年も美しいホタルの光が見れるようにと観賞時の注意を受け幻想的な光りを楽しみました。

道導の懐中電灯をホタルに向けるのは厳禁。

光りに驚いて繁殖行動の邪魔になるそうです。

ダメ!って言われたらやりたくなるのが子供ですね

真っ暗に懐中電灯グルグル光らすの楽しいですよね

もっと未来の高校球児は、何度もアカンヤロ!!と怒られて、最後には取り上げられてましたけど・・・


ガイドさんから生体についても色々教えて戴きました。

産卵は数回に分けて、1匹が350個~400個も卵を産むらしいですが、

川辺に生まれた卵も、幼虫になり成虫になって光り輝くまで生き残れるのは、その10%くらいだそうですから、

皆さんが見られる綺麗な光りはとても貴重な光りなのです。

成虫になってもオスは6日ほど、メスでも9日ほどの儚い命だそうです。

この短い繁殖時期を人間が邪魔をすると来年の輝きが全く違うのだそうですよ。

ホタルを捕って手の中で光りを見たことがある人のも多いと思いますが、

それって、人間は綺麗!で良いのですが、その儚い寿命を短くしてしまうことにもなりかねないそうです。

それにホタルの光って20度くらいあるってご存知でしたか?

寿命を短くしてしまうだけではなく、低温やけどをしてしまうこともあるそうなので、

ホタルを手の中で鑑賞するのは厳禁だということです。

人間を楽しませてくれる綺麗な輝きがいつまでも続くようにマナーを守って鑑賞しないといけないですね。


島根の旅もこれで5回目となりました。

季節々で色々なことを体験することができる素敵な場所です。

今回は雨だったので、裏山いっぱいに実ったすももや梅の収穫ができず断念。

全てカラスの食事となる予定です

次回は秋、10月頃にまた島根へ行く予定です。

実りの秋、島根もまた楽しみです