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山畑で野菜作り

近隣の畑の貸し農園で試行錯誤で野菜作りをしている年金生活者です。

野菜の味

2021-02-18 08:38:39 | 家庭菜園
市民農園を借りて小さな菜園で家庭菜園を楽しんでいたがいろいろ物足りなくなって、遅ればせながら今の100坪ほどの貸し農園へ引っ越して、1年が過ぎた。

市民農園では管理者の管理状態など物足りないことが有った。他に圃場が狭いことと自家製の野菜が美味しくない事であった。

圃場が狭いことは今度の貸し農園へ引っ越したことで解決したが、自家製の野菜の味は相変わらず美味しくない。実家や田舎の兄弟が贈ってくれる野菜は白菜・トマト・里芋などどれも美味しい。また、スーパーで買う物や直売所で買う野菜の方が自家製より美味しい。野菜が美味しいのは果菜類だけでなく葉菜類も根菜類も同じく、本職が作った野菜の方が味が良い。作った野菜を出荷して生計を立てている本職の方が長年苦労して野菜を栽培して、味や形を追求した結果、綺麗で美味しい野菜が出来る、と言うことは理解出来る。素人が数年の経験で、美味しい野菜が出来たら、本職も苦労しないと言われそうである。

しかし、せっかく農園で野菜を作るのであるから少しは美味しい野菜を作りたい。そこで、近くの畑で野菜を栽培して、市場に出荷している貸し農園の地主に美味しい野菜をどの様に作るのか聞いてみた。

最近、JAの直売所や道の駅等で買い物する客は価格が安い野菜より味の良いものを求めることが多くなった。生産者の名前が表記されることから、生産者を選んで美味しい野菜を買い求める客が多くなった。そこに出品する生産者としては、美味しい野菜は高い価格でも売れて、しかもリピーターが増えて来た。

自家消費用に作る野菜は化成肥料と農薬は控えめにして、堆肥など有機肥料を多用して美味しい野菜を作っていたが、その野菜と同じ栽培法で作った野菜を出品する様になった、と言う答えであった。(つづく)