ヴァイオラ 引退

連日、引退馬のお知らせをしていて、とても辛いですが、
これも競馬なので・・・（涙）

トップガン厩舎の３歳馬、ヴァイオラの引退が発表
されました。

ＴＯＰの写真の仔がヴァイオラ
（写真提供：キャロットクラブ）
父：キングカメハメハ
母：シーザリオ（母父：スペシャルウィーク）
青鹿毛の３歳牝馬です。

クラブからの発表は

舎飼で様子を見ながら治療を行うとともに、痛めている
右前蹄のレントゲン検査を実施したところ、蹄葉炎の急激
な進行が判明いたしました。なんとか競走馬としてデビュー
させたいと懸命に治療を行って参りましたが、今のままでは
生命を脅かす事態にまで至ってしまう可能性がございます。
獣医師と協議を行いましたが、本馬は日米オークスを制覇
した偉大な母の血脈を伝える役目も持っており、生命を落と
さないためにも蹄骨への負荷を軽減させるべく深屈腱切断術
を実施することといたしました。切断を行うことで競走馬
としてデビューすることは断念することになり、近日中に
競走馬登録を抹消いたしますが、会員の皆様には何卒ご理解
賜りますようお願いいたします。

と言うことです。

募集時から、脚元への不安は覚悟していましが、こういう
形での引退になるとは思っていなかったので、非常に残念
です。

脚元の弱さを抱えながら、何とか調教を重ねて、去年の
１２／１６に栗東に入厩。
今年に入って早々の１／４に、ゲート試験に合格したので、
一度態勢を立て直すためにＮＦしがらきに放牧。
その後軽い？捻挫から、結果的には蹄を傷めてしまった
らしく、そこから今回の引退につながってしまいました。

頑張って、ゲート試験に合格してくれていたので、何とか
デビューさせてあげたかったのですが、引退決定の経緯を
読むと、これが最善の策だと思います。
こういう形での引退は、初めての経験なので、複雑な心境
ではありますが、今は、とにかく治療に専念してもらって
母親になれることを最優先にしてほしいです。
スタッフの皆様、よろしくお願いします。

競走馬にはなれませんでしたが、母親としての活躍を
期待したいと思います！