千葉県は松戸にあるバンダイミュージアムが8月31日をもって閉館します
かつてはガンダム・ザ・ライドの為だけに富士急ハイランドにまで行ったこともあるオレや会社の同僚達ですが、松戸という中途半端な立地と、ネットで見られる体験者の感想が微妙なものばかりということもあって、これまで行く機会がありませんでした
最悪でもネタになればいいかと、閉館を直前にしてまさに駆け込み需要で行ってみました
松戸駅の東口を出てすぐの場所にそびえ立つバンダイミュージアム
閉館を告げる垂れ幕が目立っています
ビル全体がバンダイの商品をテーマにした施設になっているようですが、ガンダム以外の作品にはあまり興味が無いので、ガンダムミュージアムに直行しました
最初の部屋にはコロニーの模型が展示してあります
周囲には小型のモニターが並び、宇宙世紀の紹介をする博物館仕様になっています…一応、ミュージアムの名前に偽りなし
次の部屋では1/1サイズのザクの頭部がいきなり登場
ディテールの甘さが気になりますが、モノアイがグリグリ動いて迫力があります
SFチックではありますが、まるでギロチンのようなドア
もう閉館が決まってる時にナンですが、閉まるスピードが妙に早い気がして、ちょっと危険なカンジがしました
ガンダムの開発工程が工場でロールアウトされる風のCGで展示されている部屋を過ぎると、いよいよアトラクション部屋です ザクマシンガンが撃てるコーナー(マシンガンはエアガンですが、6kgもの重量があったりします)
ザクマシンガンです
造形は正直イマイチ…銃身がやたらと重く、弾を撃つのも一苦労でした
ザクのマシンガンなので、標的がガンダムとかになっているのには感心
ガンダムのコクピット
記念写真のサービスあり(一枚千円)
1分半ほどのCGムービーが見られますが…ムービーの出来やコクピットの造形もイマイチ…
ガンダムリフト
1/1サイズのガンダムの上半身モデルの前で、ガンダムの頭部の高さまで足場が昇降します で、このガンダムがディテールとかが全然なくて、せっかくの巨大さがあまり生かされていなくてイマイチ…1/1ザクの頭部のような汚しも全く入れられていない状態なので、尚更ただのでっかいプラモデルにしか見えません
なんかさっきからイマイチとばかり書いてますが、事実なので仕方がありません(苦笑)
…ただ、このリフトでは貸衣装(無料・上着のみ)を貸し出していまして、いい大人であるにも関わらずオレ達は大はしゃぎで着ていましたw
ちなみにオレ達はファーストの制服を選びましたが、若い子はみんなSEEDの制服ばかり選んでました…やはり今はガンダムといえばこっちなんですな
で、行ってみた感想ですが、うーん…やはり厳しい感想にならざるを得ませんね
潰れるべくして潰れる施設なのではないかと
テーマパークとしての運営技術が20年前のレベルというか、唯一合格点をあげられるアトラクションが、リフトのおまけでついてくる貸衣装のサービスですからね…(あ、あと1/1ザクの頭部は頑張ってましたね)
バンダイとしてはせっかくナムコと合併したんですし、展示物のクオリティ、アトラクションのクオリティ、施設デザインの細部へのこだわり、運営サービスの高度化等、改善しなければならない点は数多いですが、是非とも頑張ってどこかでリニューアルオープンさせてほしいところです
コンテンツの知名度におんぶにだっこじゃ、ファンは絶対に納得しません…ですが逆に言えば、ファンを納得させさえすれば、いくらでもリピーターがつくでしょう…ガンダムというコンテンツには、それだけの力があるのは間違いないわけですから
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