スミス・コネクション

みなさんお気軽にコメントどうぞ。

Pluggerをメンテナンス ベアリングの洗浄&分解の巻き

2013年11月30日 | メンテナンス

先ずは玉越さんからお預かりしたプラッガー

では分解に必要な工具

【精密-ドライバーの大と極小】【レンチ10ミリ】【ピンセット】【ラジオペンチ】

オイル&グリスやベアリングお洗う為の超音波洗浄機(3000円位で買えました)

念のため有れば絶対助かるEリングの2ミリと2.5ミリと2×6×0.4ミリのワッシャー

Eリングは飛ばす可能性があるので必ず準備しておいた方がいいと思います

スプール用ベアリングでサイズが950ZZちなみにZZの表記はシールドタイプを表します数字だけならオープンタイプになります   ※Eリングやベアリングはラジコンショップで購入

では先ず

フレーム・スプール・ハンドル側・パーミング側の4つの部位に分けます

精密ドライバー小をゴクホイールを押さえているストッパーの隙間に入れ軽く捻れば直ぐに浮き上がります    ※力入れる必要は無いです

ハンドル側のベアリングは細いベアリングを押さえるリテーナーをドライバーで外してベアリングを

ハンドル側カップを外してメカ側から抜きます   ※リテーナー飛び出す可能性があるので要注意

こんな感じ

ハンドル側は

こんな感じね

ここからがかなり慎重にね

スプール部分

ギアの前にEクリップが有るので極小ドライバーで慎重に外してね

Eリングのサイズは2か2.5だよもし無くしてしまったら

でこの順番で組んであります

覚えてね

さてここが難関レベルワインダー部分先ずはフレームからレベルワインダーを外しますが

先にラインガイドを外したほうが楽です

こんなかんじで

次が最大の山場です

Eクリップ(2ミリ)ワッシャーの順に組んであり丁寧に外してください

レベルワインダーが外せます

ここもEクリップ・真鍮ワッシャー・ベアリングの順に入ってます

 ギア側にもベアリングが組み込んでありますがあえてここは外しません

組む時に歪んで付いてしまうと恐いので

※レベルワインダーカバーを見てください・・・ドライバーの先端部分に切り欠きが有ります

切欠きが有る方がギア側に来ます間違えないで下さい

この切欠きにワッシャーの縁が引っ掛かりEクリップで押さえてレベルワインダーを固定しているんです。

こんな感じです

で外したベアリングを洗浄機に入れてシンナーで洗浄・・・・・

パーツクリーナーでもいいと思いますよ

 

 組み立てはこの逆に組んで行けば大丈夫です

洗ったベアリングはドライバー等に刺して回転が安定するまで良く回して中を乾かしてから

軽くオイルを注してくださいね

Eクリップが小さくて開いて緩くなってしまいそうだからEクリップだけは準備しておいた方が良いですよ

後、ベアリング近辺を外すときドライバーでベアリングのシールドを破損させないようにね

もし破損させたらそのままシールドを取り外してオープンタイプに改造してしまうのもありですね

 

判り難いかも知れないけどここまでやると飛びますよ

あとレベルワインダーのカバーやラインガイドの内側を研磨すれば更に飛ぶようになります

 


ゴールは何処?

2013年11月23日 | メンテナンス

最近はメンテナンスの事ばっかりですが注意しないとド壺に嵌まります的な・・・・・

使い込んで動きが悪くなったリールは軽く分解してオイルを注すだけで

『あれ?こんなに良くまわったっつけ?』

と思われると思います。

ならばベアリング変えてオイルやグリスもちょこっとだけで序でにブレーキシューも外しちゃえ!

更に良く回る・・・

ならばベアリングが入るところを全部高性能ベアリングに交換して・・・・・・・

気が付いたら高性能なリールが買えそうな位お金をかけて

いざ釣り場に行ったらバックラッシュの連続で釣りにならない・・・・・・・

これは僕がリールをいじくり始めた頃に何回も経験したことです(-_-;)

 

趣味でスクーターを改造してエンジン内部まで手を加え『もっと速くなるんじゃないか』と

切磋琢磨して組み上がればエンジン焼きついてを繰り返し、速くなればなるほど耐久性は

低下して何回も繰り返して殆ど乗れない・・・・・なんてね(~_~;)

 

リールだけじゃないんですよね。

 

 

いくらスプールの回転を良くしても結局はブレーキで制御してあげなければ使い物になりませんし

スプールの回転だけが良くても遠くには飛びませんし耐久性も落ちます。

オイルやグリスが少ないとメカ音が出たり滑らかに使えなかったりと

重いルアーを投げたいか、

軽いルアーを投げたいか、

遠くに飛ばしたいか、

メンテナンスの回数を減らしたいかとかね。

目的を持って作業に掛からないとド壺に嵌まり中々抜け出せなくなります。

 

と偉そうな事を書いたりしていますが僕も未だにはまります(^_^;)

でもやっぱりゴールを決めてメンテして弄くって行くのが一番かな・・・・

で最後に気が付くのは・・・・・・・・・

 

ノーマルが一番使いやすいと


Plugger

2013年11月22日 | メンテナンス

今回はSMITHオリジナルのリール【プラッガー】

最近は中古屋さんでも見かけるようになり僕も某中古釣具チェーン店で購入したわけですが

手放した理由が『形はカッコいいのだが思ったよりも飛ばない』と言った理由で手放す方が殆どだと、お店の方が言っておりました。

 

僕が購入したのもあまり回転が良くない

後ろのアンバサダーはゴクホイールとレベルワインダー片側にボールベアリングを装備してあり

ノーマルのアンバサダー2500Cよりは回転は良いです・・・・・・

しかしプラッガーの分解図を見るとレベルワインダ-の両側とゴクホイールに初めからベアリングが

装備され構造的にも2500Cよりも回転は良く回るはずだが・・・・・・・・・

 

※分解するに当たっては大手リールメーカと違い細かい部品がEクリップで留めてあります。

 若干ですがややこしい部分もあるので改めて分解の仕方や注意点等写真で説明していき

 ますが後日UPということで今回は割愛させていただきますm(__)m

 

取り合えずベアリング部分を全部外してシンナーに漬け込み超音波洗浄機で洗浄して

内部のオイルを全部抜き改めてオイルを注し直して組みました。

洗浄した後にベアリングを空回りさせると良く回るのですが若干回転にムラがありました

〔使い込めば使い込むほどオイルの粕は細かく粉砕されて段々と回転が滑らかになっていくと思いますが・・・・・ちなみにオープンタイプのベアリングだと内部には粕が残らないので新品の状態でも回転がいいのだと思います。〕

オイルを注しながら組み上がったプラッガーのスプールを回転させたら・・・・・

あれ?????こんなに良く回るリールだったんだと実感

緑の2500Cよりも全然良く回るようになりました。

 

来シーズンに向けて冬の間にメンテを済ませて春先からまた気持ち良くルアーをかっ飛ばす

準備をしておくのも良いですよね

 


JFLCCショー by 036

2013年11月18日 | 朋blog

スミスコネクションを代表して駄目なオッサン2人組 036&猿も出でずさんと江東区亀戸で開催されたJFLCCショーに行って参りました。

会場には、10時30頃に行きましましたが、既に凄い混んでおりました(@_@)人通り各展示ブースは廻りましたが見たことも無い物やコレクターさんの展示品には、脱帽でした!また販売も行っており物欲病が発症してしまいましたがお値段もちょっと手が出ない物も在り2人ともモヤモヤした不完全燃焼でした(>_<)

ヘドンストーリーのDVDでお馴染みのアルバンさんの佐古さんにご挨拶をして、

カズラさんの釣り仲間の痛ックル精鋭部隊のブースを見に行って こりきさん にご挨拶をと思ったのですが三河湖の53に参加されていて残念ながらお会い出来ませんでした(泣)

一時間半ぐらいで会場を後にしてからは、得意の釣具屋廻りをして

      

 

 

(多少、ですが2人とも財布のヒモが緩みました)神田のつけ麺屋さんで遅い昼ご飯を食べながらの釣り談義をして来ました(*^o^*)

 たまには、こういうのもいいなぁと思う駄目な大人の休日でした。

by 036


ひさしぶりの相模川

2013年11月16日 | 朋blog

なんと先週、痛風になってしまい今は大丈夫ですが・・・・・

診察までの待ち時間(ゆっくりし過ぎて午後からの診察になってしまった

2時間程待たなくてはイケないのでぶらりと相模川

昨日と違い暖かい土曜日風は有るもののそれ程寒くなくウエーディングしている人や

オカッパリの方がちらほら

新しいアンバサダーをFO-60にセットして                                                                                               

オリザラを結び記念の第一投目

毎回そうだが新しいタックルをフィールドに持ち出すときは凄くルンルン

 

お約束の【大バックラッシュ

オリザラやウンデットやラッキー13やらチヤガーやマグトー等を投げましたが

6個有るブレーキを4個効かせてキャスコンで調節すると『あらま

向かい風でもグングンルアーが飛んでいきます

持ち重りも無いしブレーキ調整さえ確りすればかなり扱いやすいですよ

さて診察行って来ましょ


Ambassadeu 73’ 5500C

2013年11月15日 | メンテナンス

今回の依頼は73’5500C

症状はクラッチの切れの悪さと回転の悪さを含めたオーバーホール

72年から製造された5500C、ステッカーモデルなので前期になりますね

後期の73年型はコンピュータ文字で5500Cと入りBig【A】と呼ばれるのも

73'5500Cだけだった様な気がします

波型プレートの5000Cの名残があるスカート付きのキャストコントロールノブや

丸型5本爪のスタードラグが特徴かな。

僕は5500Cの中では一番美しいモデルだと思います。

主なオーバーホールの仕方は2500Cの作業と殆ど変わらないので割愛させていただきますが

今回はピニオンギアの所のグリスがベアリングに流れ込んでいるのと

各ギアのクリスが固まりかけていてギアの噛みあわせがイマイチでした

ベアリングや各ギア中心に念入りに掃除をして組み上げました

クラッチの切れもスプールの回転も問題無く復活しました

グリスが固まるのは殆ど使用してない証拠ですね

来シーズンはバンバン使用して上げてくださいね


Ambassadeur 5600 BCX

2013年11月14日 | 朋blog

先日の津久井湖で遊ぼうの会の時にFO-60と5500Cのど定番の組み合わせで

ルアーを投げて居たのですが『最近ちょっと重い気がする・・・』と

それでモラム辺りを考えていたのですがやはりFO-60には5000番クラスのリールが一番似合うのではないかと

パーミングモデルの5500や5600Cを探したのですがいまいち

でFOのブランクにはやはり赤いリールじゃないと

というわけで某オークションで格安購入《メーカーエラー品でリールフットの裏に傷がある程度の新品》

ちなみに5000円~5500円位で出ています

FO-60に組み合わせるとこんな感じ

軽くて良いです

スペックは4ボールベアリングに6ポイント遠心ブレーキ

キャスト時にレベルワインだーが動かなければかなりの飛距離も期待できますが

それでもそれなりの距離は期待できそうです

内部構造はメカの作りはミリオネアに似ていて遠心ブレーキはコンクエストに似ています

スプールのベアリングも良く回るしギアの構造も結構簡単なので自分での分解清掃も容易に行えると思います

今度の休みは相模川に持ち出して実際に投げてみようかな


ミリオネアライト103

2013年11月10日 | メンテナンス
今日の患者さんは玉越さんのスーパーミリオネア
落としてしまいスプールが回らずダイワに修理を依頼したら「修理不可能」と言われた重症らしきリール
様子を見ようとバラしたり
各パーツを確認して見たけど特に異常は無さそうだが組み直してみたら直ってしまった(-.-)
 
ここからは異常個所見付ける判断の一部を紹介
あくまでも僕が判断するときのやり方なので必ず正解とは限りませんが
参考になればと
 
メーカー診断だとギアが逝かれているとの判断ですが
ハンドル側とギア側と別々にスプールを乗せて空転させると特に
ブレや違和感が無い
しかしカップを嵌めると回転が悪くなる・・・・・・...
次の段階はパーミングカップの締め付ける範囲を変えて回して見ま
緩く締めると異常無く回り確り締めこむと回らなくなる
この時点でギアの異状という症状は消える訳で
何故かと言うと
ギアの異状やスプールの変形やフレームの歪みが有る場合はハンド
1回転に付き決まったサイクルで異音が出たりスプール1回転に付き必ず何回かは
同じリズムで異音が出ます(タイヤに小石を挟んで走っている状態と同じ)

しかしランダムに発生する違和感は歪ではなくて何処かのパーツが確りと
固定できていないか遊びが多く出てしまっている場合が多いです
 
今回はおそらくマグネットブレーキ側に問題が有ると思うので明日またマグネット側を
バラシて原因究明をしたいと思います(*^。^*)
 
 

HEDDONストーリー6

2013年11月07日 | 朋blog

今回はへドンストーリー6【ヒロ内藤】さんの作品を拝見!

ダイイングフラッター付きというオマケに釣られて・・・・・・というわけでは無いですが

やはり本場アメリカでのバスフィッシングという感じで60オーバーのバスがヒット

どちらかというとHEDDONといえばオールド志向が強いですが新しいチヤギンスプークや

ソナーやモスボスなど少し路線が変わっていて面白いと思いました

またチャックへドンとの釣行やオールドへドンのコレクションなどツボも抑えてありオールドファン

にも中々よろしいのでは

タックルはファーストテーパーで20ポンドラインと日本のTOPのスタイルとは多少違いますが

内藤さんの物腰柔らかな語り口は初めて観る人も違和感無く観れるのではないでしょうか

アルバンさんのホームページでもサンプル動画が観られるので是非ご覧ください


津久井湖で遊びませんか?の会【駄目駄目編】

2013年11月03日 | 朋blog

11月3日の3連休中日の日曜日毎度のメンバーが津久井観光さんに集合

のんびりと朝9時に・・・・・・・・

しかし船は全部出払ってしまいあぶれたおっさん5人は

(この時点で高須君だけ戦闘モードで朝一から出船)

残りの僕・油屋・近藤・猿も出でず・036の面々は・・・・・

湖畔でコーヒーを沸かしながらお昼前までこの状態

いい加減この場所に居るのも飽きてきて道志川上流の道志橋下へ移動

※余談では有りますが観光前は現在オカッパリ禁止となっており、そのせいか

観光さん前は良く釣れているみたいです・・・・・

しかしこの時点でフィッシングタイマーのお魚マークは4個・・・・

お湯を沸かしオードブルやらカップ麺やら3時頃まで宴・・・・・

この時点でまだ誰も竿を出していません

油屋さん持参のダッヂオーブンで

ホクホクの焼き芋

お腹も一杯になったので一人・・・・また一人と

竿を持ち始め

近藤さんはチラ観しながら一言『なにまじめに釣りしようとしてるの?と・・・・・・・・・・・・・・

しかしこの後、他のアングラーがバスをヒットさせ始め(お魚マークは3個)

皆スイッチが入り・・・・・・・・この時期に僕と油屋さんがなんと各1匹づつバラシ

しかもTOPで

まだまだバスも浮いていて結構釣れそうな津久井湖でした!

でもやっぱり駄目駄目な大人の集まりでしたね