今回の依頼は73’5500C
症状はクラッチの切れの悪さと回転の悪さを含めたオーバーホール
72年から製造された5500C、ステッカーモデルなので前期になりますね
後期の73年型はコンピュータ文字で5500Cと入りBig【A】と呼ばれるのも
73'5500Cだけだった様な気がします
波型プレートの5000Cの名残があるスカート付きのキャストコントロールノブや
丸型5本爪のスタードラグが特徴かな。
僕は5500Cの中では一番美しいモデルだと思います。
主なオーバーホールの仕方は2500Cの作業と殆ど変わらないので割愛させていただきますが
今回はピニオンギアの所のグリスがベアリングに流れ込んでいるのと
各ギアのクリスが固まりかけていてギアの噛みあわせがイマイチでした
ベアリングや各ギア中心に念入りに掃除をして組み上げました
クラッチの切れもスプールの回転も問題無く復活しました
グリスが固まるのは殆ど使用してない証拠ですね
来シーズンはバンバン使用して上げてくださいね
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