坐花酔月 徒然日記

 「花咲く処に腰を下ろし 月を眺めて酒を楽しむ」 この一年、どんな年になるのか。

鳥海南麓パノラマ農園

2020-06-21 10:13:05 | 里山の会

我家の山荘の上方に『鳥海南麓パノラマ農園』が広がっている。「パノラマ農園」と謳っているだけあって酒田市内を一望する気持ちのよさそうな農園だと感じていた。
ところで、『里山の会』代表のS氏がFBでこんなことを呟いていた。

鳥海南麓山楯工区 50ha 国営開発事業で20年前、雑木林が畑に整備された。畑の土壌が粘土質であることから塾化(ママ)はまったく進んでない。資金も労力にも限られている農家さんは、年に一度の収穫に一番手間のかからない蕎麦を植えている。何かを植えなければ葦の荒れ地になる。蕎麦では収支勘定は赤字。赤字でも止めるわけにはいかないのであろう。
畑に適合しない粘度質土壌では、作物の収穫が出来ない。保水力が無い集落は度々河川波乱の水害にあっている。
私には、信じられない国営事業である。軟弱地盤に公営住宅団地を造成し、家が傾いてきた責任と保証は国が負うべきである。私は畑の造成失敗の責任は国にあると度々議会でも発議してきたが、農家も農家議員も首長も、農林省に立ち向かおうとする人は一人も出てこなかったことに驚きと落胆、そして将来とも重荷になることを今も憂い続けている。だから法面に風除けの松の木を植え、50aの畑には季節の順次に🌸桜、あやめ、紫陽花、ラベンダーが咲き誇る。
今日は、あやめ周辺の草取り、肥料散布を施した。畑の水路周辺のあやめが咲き出した。


う~む、そういうことだったのか? 「畑には向かない土壌」っていう言葉が、繋がった土地に立つ者にとって悲しく響いた。
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