
グリーンベイで、坂田明Liveが開催されると知った。コロナ禍も重なって、長らく休館していたグリーンベイで、またLiveが聴ける、しかもプレーヤーは
坂田明! 是が非でもと予約し、一番乗りした。

Music Gallery Green Bay
Solarchis No.39
グリーンベイは、建築家・井山武司が設計した
太陽建築、
Solarchis No39である。生涯51棟のSolarchisを設計・建築した中で、1997年に竣工した39番目の建物。そしてミュージックギャラリーと銘打つように、細部まで音響効果に拘って造り込まれている。
11月4日に開催される
「太陽建築シンポジウム」のチラシも、配布させてもらった。感謝。

さて、本題の坂田明Liveは、とても良かった。
坂田明=フリージャズというイメージしか持っていないビギナーな私。文字通りの『つなみ』のように押し寄せるセッションは圧巻で、目を見張り心踊らされた。
また、休憩後に演奏された『役立たず』『死んだ男の残したものは』での歌唱や語りには、ググッと引き込まれてしまった。震災に対する思い、戦争への非難、チェルノブイリでの演奏……、そんなことを知り、その後演奏された『ひまわり』には、不覚にも目頭が熱くなった。
Bassの水谷さんの演奏も素晴らしかった。そして弓でお鈴を擦る演奏(効果音)も良かった。
Pianoの大森さんは、今ツアーのレギュラーピアニストの栗田妙子さんが体調不良とのことで、急遽呼ばれての演奏でした。坂田明COCODAのピアニスト。椅子から落ちるのではないかと気を揉むほどのセッションと、美しい『ひまわり』の演奏は心に響いた。

坂田 明 Sax・Vocal・Bells

水谷浩章 Bass

大森菜々 Piano

Guest 松本健一 Sax
とても素敵なひとときを過ごすことができた。感謝感謝。

僭越ではありますが……、ありがとうございます
「太陽建築シンポジウム」もよろしくです。