伝送路のインピーダンスが不整合になり、受信感度や送信出力の低下につながります。
同軸ケーブルや同軸コネクタを用いた場合、電圧定在波比(VSWR:voltage standing wave
ratio; VSWR)を元にした判断に成ります。
VSWRは、進行波と反射波が足し合わされる時の振幅の電圧比です。
元の進行波の振幅の 1.2倍、
反射波の進行波の振幅の 0.75倍
であれば、VSWR は 1.2 / 0.75 = 1.6 になる。
VSWRが1.6では、伝送路のインピーダンスが、32Ω近辺か80Ω近辺まで変化しいることを
示します。
また、このときの反射減衰量は、 12.74dBにも成ります。
空中線利得が12dBの高利得であっても、ケーブル伝送路の減衰により、0dBまで落ちてし
まうことを意味します。(とても大きな減衰です)
理想は、VSWR=1.0(50Ω)ですが、現実の最良な値は、VSWR=1.2(47Ωか60Ω)程度になり
ます。
参考:
高周波同軸コネクタ挿入損失
SMA DC~18GHz Max 0.03√f dB f:frequency range(GHz)
N DC~4GHz Max 0.1√f dB f:frequency range(GHz)
BNC DC~4GHz Max 0.2√f dB f:frequency range(GHz)
簡易業務無線 UHF 周波数帯 467MHz(0.467GHz)とした場合
SMA DC~18GHz Max 0.03√0.467 dB = 0.03×0.683 = 0.0205 dB ≒ 0.02 dB
N DC~4GHz Max 0.1√0.467 dB = 0.1×0.683 = 0.0683 dB ≒ 0.07 dB
BNC DC~4GHz Max 0.2√0.467 dB = 0.2×0.683 = 0.1366 dB ≒ 0.14 dB


