最悪の安倍政権を望んだ「民意」とは? 「国葬」の正体を本気で考える《白井聡》
>安倍氏殺害事件をきっかけに旧統一教会と自民党との癒着問題が表面化し、安倍氏こそその癒着の結節点の中心にいたことが明らかになるにつれ、国葬という異例中の異例の扱いに値する政治家であったのか、疑念が国民のあいだで高まってきたということ、そしてそれにつれて、「暴力には屈せず、民主主義を守るとの意思表示を行なう」といった国葬の意味づけも空虚なものに見えてきたこと、などが挙げられています。
>「統一教会問題など、国民はやがて忘れる。東京五輪と同じく、国葬もやってしまえば《やってよかった》と国民は思う」──いまなお国葬を強行しようとする自民党政権の本音がこのあたりにあることなど、特に深く考えなくてもわかります。
>国葬の問題にせよ、統一教会の問題にせよ、これほどまでに国民を愚弄する政治家を選び、権力を預けてきたのは、ほかでもない国民自身であり、そのことの意味を理解し、そのような選択をした自分自身に対する自己解剖がなければ、やがてやり過ごされるだけでしょう。
>安倍氏殺害事件をきっかけに旧統一教会と自民党との癒着問題が表面化し、安倍氏こそその癒着の結節点の中心にいたことが明らかになるにつれ、国葬という異例中の異例の扱いに値する政治家であったのか、疑念が国民のあいだで高まってきたということ、そしてそれにつれて、「暴力には屈せず、民主主義を守るとの意思表示を行なう」といった国葬の意味づけも空虚なものに見えてきたこと、などが挙げられています。
>「統一教会問題など、国民はやがて忘れる。東京五輪と同じく、国葬もやってしまえば《やってよかった》と国民は思う」──いまなお国葬を強行しようとする自民党政権の本音がこのあたりにあることなど、特に深く考えなくてもわかります。
>国葬の問題にせよ、統一教会の問題にせよ、これほどまでに国民を愚弄する政治家を選び、権力を預けてきたのは、ほかでもない国民自身であり、そのことの意味を理解し、そのような選択をした自分自身に対する自己解剖がなければ、やがてやり過ごされるだけでしょう。