超×2伝説のプログ

【普通のプログ】基本的に恣意的ブログ。新題→「伝説」<超>付けた。「超」を拒んだ。超を二乗にした。

コインランドリーは行かなかった

2013年11月24日 20時55分42秒 | 毎日の
なぜなら土曜の時点で小銭1000円しかないし

ATM手数料も月曜ならタダなんだし急がなくてもいいよ通販払い。

月曜にするつもり土曜は買い物。そしてランドリー代もなくなったとさ・・

本当は洗濯したかったがちょっと寒い日ではあったしええわ・



でもってヤフー知恵袋とかで江戸川乱歩とかの検索で見てると

好きな作品&おすすめの作品は?という質問お回答が

たいていはグロイんだよ。鏡地獄とか人間椅子・・

また乱歩にはまりましたっていう人の最初に読んだのが「芋虫」とか無いわ(´・_・`)

それらも秀作だがいきなり読むかね。また人にすすめるか?

というのは自分も「白昼夢」を親とか後輩に読ませたことがあって

ねって?面白いじゃろ!って軽い気持ちですすめたのだが

親は無表情で「変なの読むな」と文庫本を返されて

後輩はあんな気持ち悪いのがどこが面白い?とか言ってたか

まあ親の方はその後に傑作短編集で心理試験とか読んでもらって汚名は返上した

面白いって言ってた。例の六歌仙の場所だと思う。

うちの親は松本清張など読み込んでたし。コロンボも一緒に見てたからな。

後輩の方は・・まああの当時なら20面相とかの方かと思ったが

なにか読ませたっけ?

「アルジャーノンに花束」を俺が未読のままの文庫を持ってかれてままだ。返せや。



で・・何が言いたいかと言うと

乱歩のおすすめは各自あるとして

自分好きな乱歩小説は、あまり有名でないのが面白かったのだ・と言いたいのよ。

まずねー


●「目羅博士の不思議な犯罪」

↑これ好きですね。最近は短い題で「目羅博士」で収録されてる場合もある。

乱歩小説では犯罪を罰しないままの内容も多いんだけど

踊る一寸法師とかね

「目羅博士」はもちょっとモダンでNHK深夜でもひょっこりやれそうな乾いたショート

この小説の評価ははっきり聞いてないが外国にも翻訳されてるから意外に波及てないか

●「幽鬼の塔」

↑これもいいですね。海外ものの乱歩による翻案で日本が舞台に変えられてるが

「聖xx寺院の首吊り男」ってのが原作

これはまあまあのミステリーだけど

少年時代の遊びの会合が現在の事件の引き金になるって構成が

サスペンス物のオリジナル脚本でもよく見かける亜流て

ミステリーじゃないけど「21世紀少年」もこのロジックよね。

それらのルーツです。

●「一寸法師」「蜘蛛男」「人間豹」

長編ものの中でもこれらは特別な存在。自分にとっては。

少年探偵団ものからの脱却するきっかけは、これら通俗ものというわけですが

厳密にはこれらにも小林少年とか出てるかな

この3つはお気に入りってこと

20面相ものでも良いのがあるけどね

●「疑惑」「何者」

↑この辺になるとマニアでもなければ知らないか覚えてないでしょうな。

「疑惑」は登場人物の会話だけで進む短編でいわば戯曲?だけど小説です。

乱歩さんはわかりやすい書き方とか好きで

日記帳や手紙の文で構成したりする作品もあるのは、1人称になるからじゃないかな。

「何者」は密室ものの変形だけど横溝さんの「本陣殺人事件」に似た構成があり

順番で言うとリスペクトは横溝さんの方だが?

エッセイ他で両作品の関連を見かけたことはない。

そもそも「本陣」は乱歩さんが中心になって絶賛した名作で

乱歩さんからは言わないよね。だから横溝さんも言うわけがない。礼儀として

だから、それをバラしてる俺は無礼者ということ・・(´・_・`)

はあ・・そうすか。リスペクトつか意趣返しみたいなものと思うんだけどな。

この答えは墓場まで持って行かれたな。




乱歩作品ではまだ色々ありそうだが今忘れてるな。


さて安堂ロイドを見る時間だ。