づめぶろぐ

『元』レンタルビデオ屋さん・今はケータイショップ屋さんの日常や趣味の話などを色々と。主に映画やゲームの話題です。

『428 ~封鎖された渋谷で~』

2012-02-07 01:33:58 | 趣味【ゲーム・PC 他】
FF零式の2周目、やはり途中で飽きてしまいました(´д`)
もう、同じストーリーを2回やるほどガッツリプレイしたい作品にはそうそう出会えないのね。。。

という訳で、ちょっといつもとは違うジャンルでもやてみようと手を出したのが、コレ。


いつも文章ばかりだから、パッケージ写真でも置いておこう。
PS3版だけど、プレイしたのはPSP版だよ!

サウンドノベルの『428 ~封鎖された渋谷で~』です。
元々はWiiで発売された作品なのよね。

サウンドノベルなんて、それこそ大元になったスーファミ版オリジナルの『かまいたちの夜』ぐらいしかプレイした記憶がありません。
ただこの作品、えらく評価が高いので前から気にはなってました。という事でプレイ。

やー、すごいね。
何って、ストーリーが(笑)

当たり前なんですけどね。「サウンドノベル」なんだから(´_ゝ`)
それにしても、本当によく出来たストーリーです。
続きが気になって仕方ないし、主人公切り替えで進めていくシステムも上手く出来ているし。

サウンドノベルなんてゲームの作りとしては単純だし、それこそゲーム機の性能とか関係無しに「ストーリーを読ます」事が命なジャンルだから(なのでこの作品はiPhone版なんかもある)、その点ではこんなにグイグイ引き込まれる「魅せる」文章が展開されていくのは圧倒でした。
続きが気になってシナリオを進める手が止まらない感じです。

しかも、単純に文章を読ませるなら当然「小説」というジャンルもあるんですが、内容がしっかり「ゲーム」になっているのが素晴らしい。
所謂アドベンチャーゲーム要素としての「フラグ立て」が、苦痛なくゲームとして楽しめる点になっている作りも、作品に引き込まれる仕組みになっています。

そしてテキストだけでなく、実写静止画の画像も見事にマッチしてます。
『かまいたちの夜』の人物シルエットなんかも、当時は想像力をかき立てる工夫として大成功でしたが、この作品の静止画もテキストから伝わる雰囲気を補完して想像を膨らますことが出来る素材として大いに役立ちます。
音声台詞を付けなくても、キャラ(役者)の演技がすげぇ伝わってきます(´ー`)

そのキャラは、ゲームらしく濃い奴らばっか。
主人公クラス5人(+α)以外の主要キャラん中では、タマ編のインチキ社長・柳下純一がまさかあの『進ぬ!電波少年』の懸賞生活でブレイクした芸人・なすびだった事に驚き(笑)
でも一番好きなキャラは、「働く男の味方」頼れるタクシー運転手の君塚八郎です(´_ゝ`)
演じている田中 要次って俳優さん、色んな映画やドラマに脇役で出演している、シブーい人なんだよなぁ(笑)
「サラリーマンNEO」の怪演っぷりでもニヤニヤしておりました。

最近では珍しく10日ほどで一気にクリアしたんで、今は攻略サイト確認して真のエンディングを見て、スペシャルエピソードを回収しております。
まだ2本あるボーナスシナリオをプレイしてないので、こちらは最後の楽しみに取っておこう(´ー`)
コメント
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