闘う母の笑タイム

左乳房早期乳癌温存手術・リンパ浮腫・髄膜腫摘出手術・左乳房全切除手術経験。がんばろう~♪

安らかに・・・

2014年03月02日 | 社会勉強(老い・福祉)




昨年秋から病気入院中の実父が先月、87歳にて生涯をとじました。







   「ひたむきに歩んだ大黒柱を偲んで」


 語る言葉は少なくとも、父の行動の端々からは

 揺るぎない信念が伝わってきたものです。

 「やるべきことは、責任をもってやり遂げるのだ」と

 実直に励んでいた姿を覚えております。


 保線区員として懸命に働いてきた父。

 当時は人力での作業が中心でしたし

 夜間の業務そして天候次第で突如現場へ

 出なければならない時もあり、苦労も多かったはずです。

 それでも役目を精一杯果たそうと努力していた面影を偲べば

 ただただ頭が下がるばかり・・・。


 職業柄 機械いじりが好きでしたから

 壊れたテレビを数台組み合わせ、一台のテレビを作り上げたり、

 柱時計を修理したりと、熱心に作業していた姿も忘れられません。


 趣味といえば山菜採りで、家族を喜ばせることを

 楽しみとしていた家族思いな大黒柱でした。


 母が療養を余儀なくされると献身的に介護し、

 家のあれこれを手伝っていた様子も忘れられません。


 皆が安心して暮らせるよう真心を尽くしてくれた父へ

 「ありがとう」の言葉を贈り、ゆく背を見送ります。



 お力添え下さった皆様へ、厚くお礼申し上げます。