突然ですが・・・
二日目の記事に載せ忘れてしまいました。
「ヤナギトラノオ」
細長い葉は柳に似ています。
黄色いボンボリのような花は…
トラの尾を連想させることから名前が付いたそうです。
写真では可愛い、まん丸花が上手く撮れてなかったですが…
二日目夜のことを少し書きます
二日目の夕食までは、誰もが
次の日(12日)の天気はを予想していました。
しかし・・・夜になり・・・状況が一変しました!!!
ザーッと、強い降りの後、小雨になったり…
でも夜の時点では、あまり天気の心配はしてませんでした。
「朝になれば回復するだろう~」
↑
そんな暢気な考えでした。
天気よりも心配なことがあったのです!
5時間以上も歩いた脚が…
山小屋に到着し、靴を脱いたと同時に悲鳴を上げました。
歩行する脚は突っ張って体全体を左右に揺らして足を運びます。
そんな姿を私は、”ロボット歩き!”と名付けました。(笑)
特に下り階段が……辛く大変でした!
緩やかな下りの木道を後半だいぶ歩いたのが
影響したようです。
持参した塗り薬を付けて消灯(21:00)前には熟睡しました。
三日目
尾瀬ヶ原~~平滑ノ滝~三条ノ滝~御池ゴール!
明け方から、天気情報を確認している人がいました。
朝食(6時)前に出発を計画していた方々のようです。
時折、勢い良く降る雨に判断を決めかねています。
この日、私達が山小屋を出発したのが7時です。
その前後の時間に、雨対策をした皆さんが出発しました。
脚の方は…不思議です。
リュックサックを背負うと…
”ロボット”から”人間”歩きに
移行できるんですね!(笑笑笑)
この地で”歩けない”と言うことは…”家に戻れない”と同じ。
↑
もしかして…自分自身に言い聞かせていたのかもしれません。
雨の為、は封印。
残念ながら…リュックの中にしまい込みました。
「赤田代」を過ぎ、少し雨が止んできたようで…
コンパクトの方を、雨具のポケットに忍ばせました。
「平滑ノ滝」
急斜面の山道を下って…
一枚岩の上を400mに渡って滑るように
優雅に流れ落ちる「平滑ノ滝(ひらなめのたき)」
心落ち着く滝の流れでした。
さぁ~!次なる滝を目指して…
「三条ノ滝」
垂直に落下する豪快な「三条ノ滝(さんじょうのたき)」
雨のおかげで?…勢いがある力強い滝でした。
疲れが一気に吹き飛んで、大感激でした。
山小屋出発から1時間40分過ぎです。
さぁ~!滝に元気をもらって…急斜面を登ります。
「三条ノ滝」から1時間。
今まで経験したことがない位、急な崖を登ったような感覚です。
↑
この斜面を登りきったことで…
この先の難関箇所に、向って行けたような気がします。
悲しんでます!
見てください!
自分の目を疑いましたよ~!!
”尾瀬国立公園”が泣いてます。
観光地で問題になってる”悪戯書き”。
大自然にも存在することとは…悲しいですね。
まだまだ…悪戦苦闘は続きました。
出発から5時間が経過していました。
小規模の湿原が、ヘトヘトの体を元気つけてくれました。
「ミツガシワ」
この日、最初で最後の花の写真です。
ゴール間近の木道です。
新しく整備されていました。
雨の中、必死になって歩いた脚・足。
前を歩いてた夫は…泥で随分汚れていました。
私は……もったいなくて…汚せなかった!(笑笑笑)
でも、本当によく頑張りました。
自分で自分を褒めてあげました。
無事ゴール!
「御池(みいけ)」の駐車場側には
こんな立て札が立っていました。
山小屋出発から6時間で…ゴールしました。
駐車場に着いた時には雨も上がって、帰り支度には助かりました。
この日、山小屋から運んできたで遅い昼食でした。
無事、戻ってくることが出来た嬉しさと
上り下りの激しい道を、歩きぬいた達成感は、格別でした。
リュックサックを置いた瞬間…
”ロボット歩き”が、また再開した私たちです。
二泊三日の”尾瀬の旅”を終えて想うコト。
荷物は、必要最低限でいい!!!
分かりきってることですが…心配性の私は、
パンパンに膨れ過ぎたリュックを背負った姿…
思い浮かべるだけで、笑ってしまいます。(笑)
”尾瀬”に魅せられて…今度は…
の~んびり歩きたいね。
荷物はコンパクトで軽い物を!!!(笑笑笑)
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また、訪れてみたい”尾瀬国立公園”です。
3回に分けての長い記事にお付き合いありがとうございました。