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闘う母の笑タイム

左乳房早期乳癌温存手術・リンパ浮腫・髄膜腫摘出手術・左乳房全切除手術経験。がんばろう~♪

一緒に頑張ろう!

2007年05月02日 | 社会勉強(老い・福祉)
5月2日(水)


今日は忙しい天気でした。


        昨日(5/1)のことです! 

実家の母が体調を崩して病院に入院してから3ヶ月が過ぎました。
一時、体力が随分低下して…心配しましたが
今では、体調も安定して毎日のリハビリに励んでいます。

 このまま順調に回復してくれれば… 

そんな私達の願いが…打ち切られました!


3ヶ月の入院が過ぎて…病気治療もなく…リハビリ中心の患者。
病院から”退院”を促されるのです。

母も、以前から退院後の生活を検討しておくように…話しがありました。

母は、父と二人暮らしなので…
今の状態では、自宅退院を考えるのは難しい…
と、いう私達家族の結論になり
自宅生活を目標とする老人保健施設入所手続き(予約)をしました。

その施設から… 「入所可能になりました!」  の連絡があり
昨日、母を病院  老人保健施設へ送ってきました。



母には、主治医から先日”退院して別の施設に移ること”の話がありました。
兄も一緒に聞き…本人も了解の意思表示をしていたようです。


私は、施設入所予定時間に間に合うように…と、早く病院に着きました。
病室に入ると…私服に着替えて車椅子にシャン!と座っている母が居ました。
私の姿を見るなり…

 「今日、退院するって…よくわかったなぁ~!」 

と、退院する事の嬉しさが体全体に表れて生き生きした表情です。
そんな母の姿を見ると…常日頃から”自宅帰宅”の願望が強かったので
何とも複雑な心境の娘(私)でした。

”認知”症状もあるので…
 「はたして…どこまで理解しているのか…?」 
会話の言葉にも…選びながら…探りながら…
心苦しい時間でした。

父・兄・私の3人揃ったところで…兄が母にもう一度話ました。

 「家に帰るんと違うのか?!!!」 

           ↑

やはり…先日の”説明”は、覚えていません。

分かったのか?母は…「ふ~ん!…」 と、答えました。

母は、退院する事(病院を出る事)が嬉しくて…
その後(施設入所)の事など…全然聞き入れていないのです。
お世話になった看護師さんに挨拶をして…車で施設に向かいました。


”施設”に到着して…半信半疑の母です。
何が何だか分からない様子の母にも見えます。
家に帰る前に…ちょっと立ち寄った所。と思っているのでしょう…。

施設内の説明、書類等の手続きに時間がかかり
母は、昼食から参加しました。
食べた後…兄を呼び寄せて…
「(昼食の)お金を払ったか?」 確認しています。
          ↑
どうやら…食堂に来て”お昼ご飯”を食べた感覚なのでしょう…。


そんな母の質問や、”施設入所”の説明を…
何度も何度も繰り返しして…何とか納得させてきました。


母と別れて…帰宅してから…しばらくは複雑な心境でした。


”自宅帰宅”は、私達も実現させてあげたい…。

でも…現実的には…母の体力、実家の間取り、高齢父一人の対応…
いろいろな事を考えて…今の決断になったわけです。
・・・娘として・・・
頭の中では理解していますが…心はまだ動揺しています。


今まで以上に…母に会いに出掛けて…
いっぱ~い話して、いっぱ~い笑って、
一日も早く…母の願いである”自宅帰宅”実現を応援していきたいと想います。



 一緒に頑張ろう~ねっ!!!