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闘う母の笑タイム

左乳房早期乳癌温存手術・リンパ浮腫・髄膜腫摘出手術・左乳房全切除手術経験。がんばろう~♪

悲しくて。悔しい事!

2005年11月18日 | ひとりごと
<写真>

庭のツゲの木の実。


11月18日(金)

仕事から帰宅して間もなく℡がなった。
今は星になってしまった職場の同僚T君のお母さんからだった。
近くまで来ているが家が分からないので出てきてもらえますか?
コンビニの駐車場で待ち合わせ。
3ヶ月ぶりの再会です。

「裁判の時はお世話になりました。やっと落ちついたので・・・」
「私が作った新米。食べてください。」

T君の思い出話。今までのお母さんの心境。
家族のこと。これからの事。・・・等。
お母さんは涙を浮かべて「くやしくて。くやしくて。」

お互いT君のことはいつまでも忘れず、
私たちが元気で過ごしている姿をT君に見ててもらいましょう!
最後は笑顔で別れてきました。

<T君のこと>
職場の同僚で23歳。サッカー大好き。
思いやりのある好青年。血液B型。

そんなT君が事件に巻き込まれて帰らぬ人に・・・。
その日が・・・母(私)退院の前日。
「退院したら職場に挨拶に行って・・・T君にも会える。」
そんな楽しみを頭に描いていた。
事件を知ったのは、退院の早朝。
朝刊の一面に載っていた。

布団を頭からかぶって・・・声を殺して泣いた。
入院生活で泣いたのは・・・最初で最後だった。

退院したらまた会えると思っていたのに・・・
もう二度と会えなくなってしまったなんて・・・。
本当にショックでした。

T君のお母さんとは「初彼岸」の時に初対面。
さっぱりとした気さくな方で話やすかった。
一度だけ「裁判」の傍聴にいった。
その時も「くやしい。」と涙を浮かべていた。

数回しか会って話しただけなのに・・・
もう随分前からお互いお友達だったような話し方。
同世代の子供を持つ母としては・・・
今回の事は他人事で済まされない気持ちになった。

「退院日」の思い出には・・・
「嬉しい」と「悲しい」が同居している。

・・・☆になったT君には・・・
「楽しく笑ってる」姿を沢山見せられるように・・・
いつも心掛けたいです!(笑)