闘う母の笑タイム

左乳房早期乳癌温存手術・リンパ浮腫・髄膜腫摘出手術・左乳房全切除手術経験。がんばろう~♪

手術後 ~ 三週間 ・・・印付け、緊張、孤独・・・

2005年03月30日 | 入院 の思い出
[回想] 2004年10月23日~10月29日


・ホルモン療法、放射線治療、始まる。


・・・ホルモン剤、飲み始めいつから?・・・

 Dr 「ホルモン剤、いつから飲むことにする?」
 母 「・・・どうしようかなぁ・・・」
 Dr 「いつからでも、いいよ!25日の月曜日にする?」
 母 「・・・はい・・・」
 Dr 「じゃぁ、月曜日(25日)からにしておくね。」
 母 「ちょっと待ってください!やっぱり、22日からにしてください!22日が給料日だから、覚えやすくて、忘れないから!」
 Dr 「笑・・・いいけど、おもしろいね!じゃぁ、22日からと、言うことで・・・笑」
 母 「はい。お願いします!」

・母は、[五年間飲み続ける事]が気がかりで、飲み始めの日には、とてもこだわってたのです。真面目に。こんな変な会話、よく成立しましたねぇー。 

     



・・・・・10月25日 放射線治療 はじまる・・・・・

・治療患部に正確に放射線があたるように、目印として体に黒マジックで印を書きます。とても大切な事ですが、やっぱり抵抗ありました。[黒のマジック!] 5週間(25回)ずーっと書いておかなければ、いけないんですから・・・。

・「治療中は、体を動かさない。」・・・緊張しました。いつも笑いの母でも、さすがに真面目顔になる瞬間でした。

・そして一番の孤独感を味わう瞬間は、放射線を照射する時です。治療部位の位置合わせが終わると、スタッフは、扉の外へ・・・。治療室には、患者一人になるのです。・・・あの瞬間は、大変な気持ちになりました。「私を置いて逃げないで!」心の中で叫んでました。


 看護師 「放射線治療、どうだった?」
  母  「すっごく緊張した。そして孤独感を味わってきました。」
 看護師 「ふうん。そうなんだ・・・。」
  母  「だって、準備ができたらみーんな、逃げちゃうんだもん!まるで、砂糖に集まった蟻が殺虫剤をかけられて、素早く退散する様子。そのものだよ!」
 看護師 「爆笑!」

・放射線治療室のスタッフのみなさん、言いたいこと言い過ぎの患者で、ゴメンナサイ!

* とにかく、すごい体験でした。 *