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闘う母の笑タイム

左乳房早期乳癌温存手術・リンパ浮腫・髄膜腫摘出手術・左乳房全切除手術経験。がんばろう~♪

眠れない夜は・・・「マッキー!」

2005年10月16日 | 入院 の思い出
入院して10日も過ぎると・・・
一日の流れがつかめて・・・自分のペースができてくる。

・・・しかし・・・
夜の睡眠が「難問」でした。

9:30→消灯!・・・この設定も原因の一つでした。(笑)
・2時間寝ると目が覚めて・・・それから1~2時間なかなか眠れなくなる。
・そんな時は・・・<写真>のCDが大活躍!・・・何度も繰り返し聴いた。
・とにかく、病院の夜は長かった!(笑)

このCDは、入院の少し前に気に入った曲があったので偶然に買った。
それまで、「槙原敬之」が好きだったわけでもなく・・・
何気なく買ったものだった。
「入院中退屈だろうから・・・」
と、この写真のCDと「冬ソナ」のCDを持参してきた。

日中の空いた時間(ヒマな時)も、ただひたすら聴いていた!

入院して間もなく「冬ソナ」CDが却下された!
・・・理由は・・・「静か過ぎ!」「寂し過ぎ!」・・・
聴いていると・・・むなしく、悲しみが込み上げてくるようで・・・
あまり入院生活には向いていないようでした!(笑)

だから、「マッキー」のCDにドップリつかっていました!(笑)

一年経った今でも、これらのCDを聴くと・・・
あの頃(入院)の事が思い浮かびます。

記憶!・・・2004,10,12・・・

2005年10月12日 | 入院 の思い出
一年前の今日(2004,10,12) 術後4日目。

今日から看護学校の学生が実習に来る日です。
朝から気になって・・・(男か?女か?)・・・笑

午前中、看護師長さんが「実習生のT・Y」さんと看護学校の先生を紹介してくれた。
・・・(やったぁ~!女の子!笑笑笑)・・・
ずーっと気になってた事だったから、解決して嬉しかった。

<実習生 T・Yさん>
・目がパッチリ。背の高い女の子。笑顔の可愛い子。
・産科で働くのが希望!(来年3月卒業予定)
・真面目な学生。
・母の入院生活に楽しみを与えてくれた人。

・・・10日間の実習。ご苦労様!そして、ありがとう!・・・

記憶!・・・2004,10,9・・・

2005年10月09日 | 入院 の思い出
一年前の今日(2004,10,9)は、ICU (集中治療室)から病室に戻った日です。

・・・・・楽しい思い出話があります・・・・・

昨日の手術が午前中だったので、ICU の滞在時間が長かった。
以前、[入院の思い出]でアップしてますが・・・まだ未公開話があります。(笑)
単純母の・・・ハラハラ!ドキドキ!・・・心の葛藤劇を紹介します。笑ってください!

手術終了後、ICUに運ばれたのが・・・11:10頃だったらしいです。
(夫が主治医から「手術無事終了」の説明を受けた時間から計算すると・・・)
母がはっきり覚えてる時間は・・・ICU のベッドから見えた時計が11:30でした。
(たぶん、麻酔から覚めて意識がハッキリした頃が、この時間だったようです)

母がICU 滞在中にお世話になった看護師さんは・・・4人です。
① メガネをかけた小柄な「安達ゆみ」に似たナース!
② テキパキとした仕事ぶり・・・少々手荒?な作業?を感じてしまうナース!
③ ふくよかな姿。仕草も語りもユッタリした安心感を与えてくれるナース!
④ お世話になった中でただ一人、男性看護師 N さん。

その、男性看護師 N さんにまつわる話です。

朝になって、③のナースが「顔拭き・うがい」を手伝ってくれて終り、挨拶をして帰って行った。
そして・・・④の看護師Nさんが入れ替わりに挨拶してくる。

「おはようございます!これから病棟に戻る時間まで担当しますN です。」

・・・(あぁぁぁ~男の看護師さんだ!)・・・(なんでこの時間に?)・・・
母は、病棟に帰るときに着替えをする(正確には・・・させてもらう)この時間帯に・・・男性看護師になるなんて・・・もう頭の中はそのことで、いっぱい!いっぱい!
そんな心の内を・・・知ってか知らぬか・・・Nさんは話しかけてくる。
母も話好きなので・・・そんな心の葛藤とは逆に・・・Nさんペースにハマッテいく!

<話題>
・昨夜はすごい風雨だったこと。
・熊が各地に出没していること。
・Nさん宅はショッピングセンターの近くで道路が渋滞すること。
・奥さんの実家が母の住んでる所に近いこと。
・母の使ったベッドは、「ベンツ」が買える位の値段らしいこと。
・最近オープンした大型ショッピングセンターのこと。

今考えると・・・Nさんも母も・・・緊張を和らげようと・・・お互いに気遣いながらの会話をしてたようです。(笑)二人とも、間があくと・・・また話題を替えて・・・笑・・・
健気でした!

体を拭いてパジャマに着替える時は、もう一人の看護師(女性)に手伝ってもらい二人がかりで重たい母の体を巧みに移動させて着替えが終った。
・・・(さすが、プロ!脱帽!)・・・

<冬ソナ気分!>
病棟に帰るときは車椅子に乗って行く事になっているので・・・迎えの時間近くになって・・・ベッドから椅子に移動して、座って待つことにする。
ベッドの高さを低くしていく・・・高価なベッドだから?あまり低く下がらない!・・・
母の脚も長くないので・・・床に置いてあるスリッパに足が届かない!(笑)

Nさんスリッパを持って、母の足に1足づつ履かせてくれた!

(わぁぁぁ~ぁっ!まるで、「ユジン」になったみたぁ~い♪)

・・・・・母は入院前に終了した「冬ソナ」ファンでした。・・・・・
でも、さすがの母でも・・・「ユジン」になったみたぁ~い♪←は若いNさんに言えなかった!(笑)たぶん・・・???・・・になって気まずい空気が漂ってしまうから!

楽しい、会話でいい思い出になりました。
ありがとう ICU のみなさん! お世話になりました。


・・・・・病室に戻り・・・母の心配事がでてきました。・・・・・

看護学生の実習を受け入れる事になっていましたが・・・
「男女どちらでもいいですよ。」と、あの時即答したけれど・・・
ICUで男の看護師さんに・・・動揺してしまった自分。
やっぱり・・・女の子の方がいいかなぁ~~~・・・。

・・・この日から実習生が来るまでの間、頭の中で同じ言葉がグルグル・・・(笑)


記憶!・・・2004,10,8・・・

2005年10月08日 | 入院 の思い出
一年前の今日(2004,10,8)は「手術の日」でした。

乳腺外科の手術は、週2回(水・金)です。
午前と午後に分けて一日二件の手術を行っています。
母は、金曜日の午前中でした。

昨夜は「安定剤」を飲んで深い眠りについたが・・・夜中2回程目が覚める。
朝になって・・・「まあまあの眠りができたかな・・・」と思った。

<入院日記>
いよいよ、9:30~手術をします!
本人は、スヤスヤ(グーグー?)眠っているので、いい夢をみて目が覚めたら
またまた、いい知らせであるように!!


・手術衣に着替える。
・「弾性ストッキング」をはく。
      ↓
下肢静脈血栓症(エコノミー症候群)予防のため。
手術の最中や直後は、じっと動かないで「安静にしている」ので静脈の血液の流れが悪くなり「血栓(血液の塊)」ができる危険が大きい時期なのです。その「血栓」が肺まで流れてゆくと命にかかわることになってしまうのです。その予防のために「弾性ストッキング」をはいて、手術に臨むのです!

・移送用のベッドに横になる頃、夫が来る。

*(注)この時の会話はカテゴリー[入院の思い出]で以前アップしました!

8:30・・・肩に、筋肉注射をする。
・血圧を測って、出発時間まで待つ。
8:55・・・いよいよ、手術室に向けて病室を出発!
「いってきま~す!」・・・同室のGさん。Oさん。に元気に挨拶!

母の乗ってる重いベッドを押す看護師1人。と夫が手術室入り口まで一緒でした。

看護師:「少しクネクネした所を行くので目がまわるようなら、目を瞑っててもいいですよ!」
  母:「はい!」・・・目を閉じる。
・夫の時通った所と同じだから・・・目を閉じてても分かるから・・・。
・去年は、ベッドの上に夫が居て、母が側を並んで歩いたんだよなぁ~
看護師:「着きましたよ」

病棟の看護師さんと夫とは、ドアの向こうとこっちでお別れです。
「じゃあね!いってきま~す!笑」
「じゃあ!頑張って!またね!」
そんな会話をして分かれました。緊張はしてなかった。

昨日説明に来てくれた「癒し2号」の看護師Oさんが声かけてくれた。
「こんにちは昨日伺った手術室担当の○○です。よろしくおねがいします。」
あのかわいい声の看護師さんです。言ってたとおりマスク・キャップ・服装が違ってた!(笑)

予定表によると9:30・・・手術開始  だそうです!(笑)

*手術室・ICUのドラマは・・・[入院の思い出]で以前アップしてます。

<ICUにて主治医・・・明言集!>
①手術終って意識がはっきりして初めの来室時。ニコニコ顔で近付いて・・・
Dr「採ったよ!がんだったよ!」
 「リンパは青いのが一つ。調べたら大丈夫だったよ。」
 「他のリンパも腫れてなくてきれいだったからそのまま採らなかったからね!」
母「はい。」・・・(随分ストレートに言ってくれるねぇ~!汗笑)
 「青いリンパって?・・・」・・・(思考力ゼロ!)
Dr「ほらっ!み・は・り・リ・ン・パ!」・・・(忘れたの?っていう言い方!)
母「・・・???・・・あ~ぁ!はいはい!!笑笑」・・・(やっと事前説明を思い出す)
*「疑いアリ!」だけで決定打がないまま手術を受けた。
  細胞診は、手術中に行ったので最終診断(乳癌)は手術終了に聞く事になった

②夕方、二回目の来室。またニコニコ顔で近付いて・・・
Dr「まだ眠そうな顔してるんじゃない?」
母「そんなことないですよ!」・・・(必死に否定!)
Dr「そう?笑」
 「○○さんのような・・・比較的体重のある人は・・・」
母「ーーー苦笑・・・」・・・(口に手をあてて笑ってごまかす!)
Dr「血液の流れが悪くなると・・・ほら説明したでしょ!エコノミー症候群!」
母「はい!」・・・(思考力少し回復!?)
Dr「そうなるといけないから・・・手術中の出血も比較的少なかったから・・・」
 「血液をサラサラにする薬が点滴の中に入っているからね!」
母「はい!わかりました。ありがとうございます!笑笑笑」
Dr「じゃぁっ!大丈夫だね!笑」
*結構ストレート明言でした!・・・まっいいか!本当のことだから・・・!(笑)

面白すぎることが連発の日でした。(笑笑笑)

記憶!・・・2004、10、7・・・

2005年10月07日 | 入院 の思い出
10月7日(金)

今日も一年前(2004,10,7)の思い出を綴ります。

入院二日目 (手術前日)

<回診>
・乳腺外科のもう一人のA先生の回診でした。
初めて見る顔です。乳腺外科の中心になっているベテランDrです。
母と同世代?らしいです。(憶測デス)
・丸顔でニコッと笑う温厚な性格のイメージですが・・・じつは・・・
見かけによらずセッカチらしいです!・・・なんとも不思議な・・・A先生です。

カルテを見ながら・・・

A先生:「どうしてここに?自分で見つけて?」
 母 :「いいえ!健康診断の超音波検査で見つかりました。」

触診をする。

A先生:「うーん!小さくて分からないね。」

触診では、A先生でも判らないそうです。
・・・ベテラン先生が触診しても判らない位小さな腫瘍?
心の中で少し安心したような気がしました。・・・

<午前>
・入浴:6階にある展望風呂に入ってきました。
この「展望風呂」は、夫のお勧めスポットで、入院前から楽しみにしていました。
(注)・・・夫:この病院入院経験者。母の一年先輩(別の科ですが・・・)患者でもあります。
夫婦揃って仲良く病院の診察カード持ってます。(笑)
「気持ちいいよ!あそこ(展望風呂)はお勧め!」←夫のセリフ
本当に気持ちい~い!昼間の午前中!贅沢なバスタイムを経験しました。(笑)

・洗濯:同じ6階にあるコインランドリーで洗濯。天気がいいので屋上に干す。
天気がいい日は皆さん所狭し!と洗濯物の干し場所確保に大忙しです。
ちなみに・・・洗濯一回(約30分)100円。乾燥機(30分)100円。格安でした。(笑)

・中央手術室の看護師:明日の手術担当看護師Oさんが説明に病室に来る。
可愛い声の優しそうな雰囲気を漂わせた若いお嬢さんです。
・・・(アァ~この人なら明日の手術の時間安心してお世話になれそう~!)・・・
不安感なんて無い!無い!本当にそう思いました。(笑)

看護師Oさん:「明日手術室で顔を合わせる時はマスクとブルーのキャップで頭を覆っているので、今日のこの格好とは違います。少し戸惑うかもしれませんが・・・私ですから驚かないでください。」
・・・細くかわいい響きの声で丁寧に話してくれました。
癒しの看護師2号です!(1号は・・・母担当看護師Iさん!)・・・(笑笑笑)

<午後>
・突然、我が主治医病室に現れて・・・
Dr:「お風呂入った?」
母:「はい!午前中に入ってきました!」
Dr:「じゃぁ~超音波で確認しながら印つけするからね。」

・・・2階の病棟~超音波室のある1階まで移動・・・
・食事の配膳で使う「一般の方使用禁止」エレベーターに主治医乗り込む!後ろから慌てて母も乗り込む!・・・???・・・大きい空間に二人きり!(汗)・・・
妙な間が気になって思わず母ブツブツ・・・

母:「両方ドアがあるんですね!」
Dr:「そう!今反対が開くようにするから!」
・・・ポケベルのような物をポケットから出して操作する。・・・
Dr:「本当は乗っちゃいけないんだけど、空いてたから!」
母:「・・・・・」
Dr:「丁度いいところに出るはずだから・・・!」
・・・言い終わらないうちに乗り込んだ方とは別のドアが開く・・・
Dr:「よーし!丁度いいとこに来た!」
母:「ワァ~ッ!ここに出るんだぁ~!」

超音波室まで・・・背の高いDr。そのすぐ後ろから・・・背の低い母。
ピッタリくっついて歩く・・・Dr歩幅大!・・・母歩幅小!小走り気味について行く。

*「印付け」は、カテゴリー[入院の思い出]で以前アップしてます。

・・・印付けが終って病室に戻る時・・・
Dr:「戻り方わかる?一人で帰れる?」
母:「はい!大丈夫です!帰れます!」
Dr:「じゃぁ~気をつけて・・・。」
・・・「帰れませ~ん!」って言ってたらついてきてくれたのかなぁ~・・・(笑)

・ICUの看護師Oさん、説明に来る。
脚を組んで話す仕草に不満な母!中にはこんな看護師さんもいるんだなぁー。

・実習生受け入れ:看護師長さんが「お願いがあります。」と、看護学校の学生実習の協力依頼に来る。同世代の息子を持つ母としては・・・大いに歓迎!・・・快く引き受けました。術後から一人担当で学生がついてくれるようです。

師長:「男の子と女の子、どちらを希望しますか?」
 母:「どちらでも大丈夫です。」←(即答でした!)

*その後、面白い心の葛藤が展開されるのです!(笑笑笑)←近日アップ予定!

<夜>
・手術前夜~手術当日の「スケジュール表」をもらう。
・午後9:00・・・下剤と念の為に安定剤を服用。

「ここまで来たら、もう、覚悟を決めてやってしまおう!」
・・・・・10/7の「入院日記」最後に書いてあった。・・・・・