元旦早々、妖怪と妖怪大好き人間の皆さんに朗報がありましたね。かの水木しげる大先生が「
2008年度朝日賞」を受賞されました。本当におめでたい事です。

ところで、今年は丑(牛)年。で、牛の妖怪と云えば「件(くだん)」と「牛鬼(うしおに・ぎゅうき)」が代表格。「件」は
8/10の記事で述べましたので、今回は「牛鬼」の紹介です。
この牛鬼、原作コミック「牛鬼」やそれを基にしたアニメを観た方なら御存知でしょうが、
最強です。鬼太郎も取り付かれて打つ手無し状態。仕方なく目玉親父も"
神頼み"。なんとかホンマモンの神様、
迦楼羅(かるら)様が皆の祈りによって降臨し退治はしたもののヤバかったです。
『よくわかる「世界の妖怪」事典』の牛鬼。確かに、妖怪の手に負える代物ではなさそうです。
『萌え萌え 妖怪辞典』の牛鬼。股間?をいくら広げようが、萌えません。
ところで、そんな牛鬼さんも実は、凶悪キャラでなく違った一面も持ち合せているのです。先ずはコミック「死霊軍団」に登場した
ブルドーザー牛鬼「牛鬼
ちゃん」ってwww。あとでこの牛鬼はねずみ男に大石をどかした礼金を貰おうとするのですが、お金を貰っても、「何を何処に買いに行くねんっ!」って感じです。
次ぎは「鬼太郎 地獄編」から何と
善玉牛鬼。消息不明になった鬼太郎を見つけ、その後一緒に地獄への旅に出向きます。
すげぇ、いつのまに鬼太郎ファミリーの一員になっちゃったんですか?
最後に牛鬼ではないですが、『知っておきたい世界の幽霊・妖怪・都市伝説』から牛女
色っぽいです。さすが雌牛だけあって巨乳に描かれております。
「でもやっぱり牛はイヤじゃ、イヤじゃ」…子泣きじじい談