今回の記事は、カテゴリーとして"妖怪"のタグをつけた第999話目です。『百物語』の10倍となる妖怪『千物語』を目標に、細々と続けてまいりました。この『百物語』について、かの水木しげる大先生は、著書『妖怪なんでも入門 (妖怪大百科)』の「妖怪のひみつ③」で、"妖怪を呼びだす方法"として言及されております。
添えられた図画には、日本を代表する妖怪の一つ「ろくろ首」と、2体の妖怪。それらは同書の巻頭カラー頁の『妖怪の海水浴』と『妖怪の夕食会』のそれぞれに登場している「こうもりにんげん」と「ドクロン」であります。
「半魚人」を背後からモリで刺そうとしている「こうもりにんげん」は、西洋の吸血鬼由来の妖怪でありましょうし、「ドクロン」は『悪魔くん』第13話にも登場している悪魔の類であります。このように、『百物語』は日本妖怪だけでなく、西洋妖怪や悪魔をも呼びだすという事を示唆しております。
さらに水木大先生は『妖怪100物語 (妖怪百物語)』を著しておりますが、"■はじめに"ということで、以下の注意書きを記しております。
つまり、"悪い事は言わないから、読むのは99話までにしておきなさい。"という事です。ちなみに第100話は「塗り坊」。"ねずみ色で、和歌山城下の路上でゆらゆらと動き、人に付いてくるが、やがて少しずつ薄くなって消える"という妖怪です(2018/4/14の記事参照)。特別な妖怪ではなさそうですが、100話目に据えたという事は、もし読んでお化けが出たとしても、"(すこしいたずらをするていど)の妖怪だから平気"ってことかもしれません。
・・・という事で、『百物語』と同様、最後の1000話目を載せる事で、自分や記事を見て下さる方々に、たとえそれが妖怪の"いたずら"だとしても、不吉な事が起きるかもしれないという懸念から、本ブログの妖怪記事も今回で終了と致します。最期の999回目の妖怪は、水木しげる大先生にあやかって、『妖怪100物語』第99話の「狸火」です。
今後は1000話目回避の為、「妖怪」タグは付けず、妖しくも怪しい画像に簡単な添え書きだけをする体裁で、のんびりと随時掲載していきます。


<bgsound src="http://www.saturn.dti.ne.jp/~syunjun/gegege.mid">


さらに水木大先生は『妖怪100物語 (妖怪百物語)』を著しておりますが、"■はじめに"ということで、以下の注意書きを記しております。

・・・という事で、『百物語』と同様、最後の1000話目を載せる事で、自分や記事を見て下さる方々に、たとえそれが妖怪の"いたずら"だとしても、不吉な事が起きるかもしれないという懸念から、本ブログの妖怪記事も今回で終了と致します。最期の999回目の妖怪は、水木しげる大先生にあやかって、『妖怪100物語』第99話の「狸火」です。

この記事の後で、「塗り坊」の記事を見ると、ヤバいかも。
今後は1000話目回避の為、「妖怪」タグは付けず、妖しくも怪しい画像に簡単な添え書きだけをする体裁で、のんびりと随時掲載していきます。


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