電車の中では騒がないでね

年末年始の連休が始まり、のんびりと鉄道で旅行や帰省をされる方も多い事でしょう。妖怪達も、この世とあの世・人間界と地獄の行き来に列車を使う事が多いようです。最近では「輪入道機関車が牽引する列車」(…08/9/23の記事参照)がこの世と地獄間を繋いでおりました。ちなみに下の図画は鬼太郎が運転するあの世行きの妖怪列車です。

しかし妖怪用だからと言って、こんな陰気でレトロな汽車ばかりとは限りません。10/4/28の記事で紹介した川猿があの世からこの世への移動手段に使ったのは、下のコマのような宇宙空間を運航するSF的な列車でした。

宇宙空間を運航する列車と言えば、「銀河鉄道999」に止めを刺すのですが、水木大先生だって黙ってはおりません。ゲゲゲの鬼太郎アニメ映画「妖怪特急! まぼろしの汽車」がやってくれてました。

そっくりですが、大丈夫ですか？

このまぼろしの汽車、実は車内では"西洋妖怪軍団vs鬼太郎ファミリー"の壮絶な戦いが繰り広げられているのです。どの位凄いかというと、アニメ第4シリーズでの猫娘がパンツ丸見えになる位に、凄いのです。

フランケンにオーバースローされる猫娘

今度は狼男までもがっ！

それでは、最後はパンツでしたが、よいお年を。

I Cup ユメコ & A Cup ネコ

前々回の記事でユメコちゃんとねずみ男の磔シーンを紹介しました。ねずみ男はともかく、ユメコちゃんの運命が気になる方もおられる事でしょう。もちろん助けられるのですが、その後は凄い展開になるのです。以下、スナップショットと妄想ストーリーでお届けします。(実際のストーリーはアニメで確認して下さい。)

シーサーの大きく分厚い唇で胸を"はむはむ"された刺激とかぶその超速進化の影響で、ユメコちゃんの身体に大きな変化がっ！

小学生がこんな"おぱーい"ではイカンですよ。

今回はオマケでネコ娘ファンにもサービスショット… アニメ第3シリーズ第104話「謎の妖怪狩りツアー」で井戸仙人にセクハラを受けてるうちに、まんざらでもなくなってきた表情の第5シリーズアニメのネコ娘です。

井戸の奥で光るあんたのそのイヤラシイ眼が好きっ！

リア充に「キモしこの夜を」！

明日はクリスマスイヴ… 私達のようなコアな妖怪ファンは、この日に恋人通しで過ごせるようなリア充達とは一味違う夜を過ごしましょう。"きよしこの夜"につきものなのは蝋燭(ロウソク)。"ロウソクと妖怪"と云えばその代表は11/4/17の記事でも紹介した「燈臺鬼」です。今回は先ず、近年に描かれた「燈臺鬼」を紹介します。右は佐藤有文/著「お化けの図鑑」、左は竹内義和/編「悪魔・オカルト 大全科」からです。

右の「燈台鬼」はサイレント・クリスマスにもってこいです。でも、話しかけるとお正月が来てもずっと黙り込んだままになってしまうようです。左の「灯台鬼」、左目に目玉親父が宿っているようにも見えます。

そして、少年サンデー1968年9月15日号に掲載された「燈台鬼」が圧巻！

華やかで、クリスマスにぴったりです…んなわけないやろ！

クリスマスツリーには樹木子(じゅぼっこ)がお奨め。以前10/5/8の記事に載せた樹木子は幼い少女を襲っていますが、アダルトな夜なら大人の女性を襲う樹木子がいいかも。

恋人との待ち合わせに急ぐ女なんぞ、餌食になればいいんだ！

そしてサンタクロース。イヴに予定の無い男達の怨みを集めて、幸せな奴らに悪夢をっ！

"ナイトメア オブ サンタクロース"一人寂しく観てください。

最後に08年イヴの記事でも使った元イラストをアレンジして、鬼太郎とネコ娘からのメッセージをお届けします。

…だってさ。

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もうその位で勘弁してやって!

もう直ぐクリスマスです。云わずと知れたイエス・キリストの誕生を祝う記念日でありますが、イエス様から連想するお姿は神々しさより、死刑のため十字架に磔になった哀れなお姿であります。イエス様はその後復活なさいますが、妖怪横丁には何度も何度も磔にされながら、その度に生還するツワモノがおります。ねずみ男です。先ずコミック"煙羅煙羅"の中では、猫娘が裁判長を務め、投票による妖怪裁判にて下された「ハリツケ火あぶり」の刑…

冗談ではないところが凄い。

又、コミック"妖怪獣"では刑部狸を殺そうとした一反木綿を隠し持っていた罪で、八百八狸達によって再び「ハリツケ火あぶり」の刑が執行されます。

この時一反木綿には"鋏で体を分断される"という死刑が執行されました。

さらに、墓場の鬼太郎"妖怪ロッキード"の巻では、西洋妖怪軍団に捕らえられ、大魔女が試作した「妖怪を溶かす薬の実験台」とするため、またもや磔にされています。

この期に及んでも、命乞いの涙より、エロのヨダレを垂らすとは、さすが磔のベテランです。

もう一つコミックからでは、鬼太郎地獄編"閻魔危うし！白骨軍団"で、またもや西洋妖怪軍団に捕らえられ、今度は「白骨軍団の餌」として十字架に掛けられます。

この時は鬼太郎・猫娘・塗壁・呼子・子泣き爺・油すまし・牛鬼と一緒でした。

コミックだけではなくアニメでもねずみ男は磔になっております。第3シリーズ93話の"進化妖怪かぶそ"では妖怪仲間ではなく、憧れのユメコちゃんと一緒でした。

股を少し開いた形でユメコちゃんを拘束するとは！ マニアな"かぶそ"達です。

最後にサービスカット。11/27の記事で紹介の"人魚の肉を食した青音さん"の磔シーン。このドラマ「あなただけ見えない」では恵(めぐみ)という名での登場でした。

これでは"刑"というより、"プレイ"です。

隣の家にも妖怪がいる時代

マスコミ界ではそろそろ今年の10大ニュースを選定・編集を始めている事と思います。で、もし2012年妖怪10大ニュースがあるなら、「"朱の盤"の図画が古文書では初めて発見される」の件がたぶんエントリーされるでしょう。"朱の盤"は伝承があり、ゲゲゲの鬼太郎アニメでも、ぬらりひょんの子分役としてメジャーな妖怪となっています。ただ、その容姿は恐らく水木しげる大先生の創作。今回の発見は"幻の生物の化石が見つかった。"と同じ位に大きな事件でした。

アニメの"朱の盤"より、こっちの方がよっぽど悪人面しています。

ところで"朱の盤"は伝承(老媼茶話 巻之三)によると、つるんでいるのはぬらりひょんではなく「舌長婆」という妖怪です。下の図画はその伝承に基づくツーショットです。

こちらの"朱の盤"は文字通り"朱色の盆に手足が付いた"って感じです。尚、この二体の妖怪は舞台や映画にもなっている「天守物語」にもペアで登場しております。ちなみに下のスナップはアニメ版の天守物語に登場する「舌長婆」。

まだこちらの"婆"の方が舐められ甲斐があります。

人間の男を嘗める妖怪なら「嘗女(08/7/16の記事と08/11/24の記事参照)」がエロいのですが、妖怪より人間というなら同じ舌長でも"舌長痴女"さんが10倍エロいみたいです。

妖怪嘗女ならぬ、舐女です。

「エロい舌の女性の中には妖怪がいるかもしれん。」と思っていたら、本当にいました。今年の10月頃に突然現れた、その名も「ちんぐり妖怪 ぬめり舌」です。

新種登場！ まさに今年の大ニュースです。