前回の記事で紹介の星間移動した姫君は"鬼"の義父にいくつもの難題を課せられた訳ですが、次々と全て解決できた理由と言うのが、実は夫(天稚彦)からのあるプレゼント。自称、海竜王でもある天稚彦は自分の着物の片袖を、その霊力を発揮させる為の呪文を教えた上で、姫君に持たせてあげたのです。差し詰め、この袖は"鬼太郎の霊毛ちゃんちゃんこの類い"という事でしょうか。
この例のように、日本では元々"袖"というのは霊力や妖力との関わりが強いのか、「小袖の手」を代表とする"袖妖怪"が幾つかおります。その中から水木しげる大先生は袖引小僧・袖もぎ様といった"袖妖怪"を図画として残されております。
さらに、2005年の映画「妖怪大戦争」では、その他多数妖怪の一つとして「袖切り」というレアな妖怪が登場しています。
さて、冒頭で引き合いに出した鬼太郎の"霊毛ちゃんちゃんこ"ですが、さすが鬼太郎、「鬼太郎なんでも入門」によると、"ちゃんちゃんこ"だけでなく、身に纏っている全てが妖力に満ち溢れております。
この中では、"天女の羽衣のシャツ"が肌触りも着心地も良さそうで、着てみたいところ…。なんせ、天女が実際に身に着けていた素材となると、「そりゃもう!」です。で、下の図画は水木しげる大先生による神々しいお姿の天女であります。
ところで、そんな天女から羽衣を強奪した輩もおります。御存知ねずみ男です。その悪行の様子は08/11/9の記事を御参照下さい。
では最後に、そんな羽衣をまとう天女を凌駕する美しさを持つ伝説の姫様を紹介します。その名も衣通姫(そとおりひめ)、「その美しさが衣を通して輝く」というのが名の由来。どんなに綺麗な衣服でも、生身の美しさには、結局敵わないという事…。ちなみに下の図画は「天下統一クロニクル」の衣通姫です。

闘牛士よろしく、"天稚彦の袖"を翻し、千頭の牛を見事に牛小屋に誘導しました。
この例のように、日本では元々"袖"というのは霊力や妖力との関わりが強いのか、「小袖の手」を代表とする"袖妖怪"が幾つかおります。その中から水木しげる大先生は袖引小僧・袖もぎ様といった"袖妖怪"を図画として残されております。

普通なら自分で袖を千切って渡すはずですが、こちらの袖もぎ様はやけに積極的なようです。
さらに、2005年の映画「妖怪大戦争」では、その他多数妖怪の一つとして「袖切り」というレアな妖怪が登場しています。

姿を見せない"通り魔"です。挙動不審な方は濡れ衣に注意が必要です。
さて、冒頭で引き合いに出した鬼太郎の"霊毛ちゃんちゃんこ"ですが、さすが鬼太郎、「鬼太郎なんでも入門」によると、"ちゃんちゃんこ"だけでなく、身に纏っている全てが妖力に満ち溢れております。


では最後に、そんな羽衣をまとう天女を凌駕する美しさを持つ伝説の姫様を紹介します。その名も衣通姫(そとおりひめ)、「その美しさが衣を通して輝く」というのが名の由来。どんなに綺麗な衣服でも、生身の美しさには、結局敵わないという事…。ちなみに下の図画は「天下統一クロニクル」の衣通姫です。

目を凝らしても、○○などが透けて見える事はありませんので、ご注意下さい。