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ポジティブな私 ポジ人

恵庭渓谷の滝

先月のこと、ニュース映像だったか、隣町の恵庭市の滝の映像がテレビに映し出されていた。壮観な滝だ。こんな身近に、あんな滝があるとは。
「うわぁー凄い。見に行きたいなー」と自然に口をついて出た。それに答えるように、夫が「ああ、ここ知ってるよ。今度連れて行ってあげる」と言った。

4月19日火曜日。
私たち夫婦にとっては、毎日が日曜日。
お日様が良く照り、暖かな春らしい日だ。
夫が「恵庭の滝を見に行こう」と言い出した。
あわててお昼ごはんを済ませ、午後1時半過ぎに出発した。

真駒内を過ぎ芸術の森を過ぎて、45分ほどで到着。意外と近い。
ここ一帯は「恵庭渓谷」
渓谷、ケイコク、ああ、何て素敵な響き


何と滝が3つもある。
既にダイナミックな滝の音が響き渡っている。

1つ目 白扇の滝



最初にこれを見てしまって、あとの2つがちょっと霞んでしまうくらいの美しさ。
白扇…読んで字の如し。広い川幅から岩肌の上を泡立ちながら白く滑り落ちる、何とも優雅で美しい。広げた白い扇から流れ落ちる滝。
本来は、これをフィナーレにもってきたかったなあ。

白扇の滝からほんの少し車で移動して次の滝へ。

2つ目  ラルマナイの滝



先の大雪のせいだろうか。倒木が橋の欄干に倒れてきている。
直前まで4、5人の作業員の方が、倒木を人力で取り除こうとしていたが、人力では無理であったらしく、諦めて去って行ったばかり。
倒木の枝を払い落としたのか、地面に散らばっている。芳しい松の香りがマスクを通しても感じられる。爽やかな良い香り。

これが、橋から見たラルマナイの滝。
滝幅は、先程の3分の2より細いだろうか。

3つ目 三段の滝


滝幅が一番狭い滝で、左側の橋脚がちょっと邪魔。


滝壺まで写る別角度の一枚。



源義経の財宝が埋蔵されているという黄金伝説の立て看板。ロマンがあるなぁー。

3つの滝を堪能したあと、「緑のふるさと森林公園」を目指すも、まだ残雪があるからなのか、閉鎖中。
止む無く、近くのエコロジーがテーマのガーデン「えこりん村」を目指す。前から行ってみたいと思っていた所だ。

途中、丘の上にエゾシカの群れを発見。車を降りて近づくも、苫小牧の市街地の鹿と違い、非常に警戒心が強い。
ジリジリとゆっくり近づいている最中に、運悪く車と爆音のオートバイが通り過ぎ、群れの中のリーダーを除いて逃げてしまった。
慌てて写したので分かりづらいが、中央に逃げる鹿の白いお尻。左端に群れのリーダーがこちらを見ている。

めげずに、なおもリーダーの鹿を写そうとスマホを構えたところ、物凄い威嚇の声を鋭くひと鳴きして、森の中へ脱兎のごとく姿を消してしまった。


丁度スマホのシャッターを押した瞬間。
威嚇の声に、ビビってよろけた。
分かりづらい写真。
シカはどこにいるでしょうか?
クイズのような写りで申し訳ない。

それにしても、あんな鹿の声、初めて聞いた。文字にできないけど、強いて表現すれば、キーの高い「ギャン」かな。

えこりん村は開村していたが、やはり本格的な始動は未だのようで、銀河庭園も緑の牧場も準備はこれからの様子だった。
メインのウェルカムセンターには、えこりん村限定商品や北海道の特産品が売られている。
クラフト体験やキャンプも出来るようで、キャンプ用品なども販売していた。

村内のレストラン「らくだ軒」で、コーヒーブレイク。カニとアスパラのピザを一枚とアイスコーヒー2つを注文。



不慣れゆえ、食べる前に写すということを忘れる。
思ったよりも大きくて、本格的な窯焼きのピザだった。
美味しくて、量も多くてお腹いっぱい。
お会計1,810円。安いー。

ほんのちょっとお茶の時間につまむつもりが、その後もお腹にひびき、帰宅後の夕食は、おかずだけで済ますことになってしまった。煮物をチン。まあ、楽だったけど。

車で45分のところにあるラルマナイ川の流れる恵庭渓谷。ダイナミックな自然。都会から別世界へ。
今日訪れたというのに、まるで白日夢だったように感じられる。






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