スタートアッププログラムの起動タイミングを管理・設定することにより、効率的な起動を実現するソフト。
「Startup Delayer」は、スタートアッププログラムの起動をDelay(遅延)させるスタートアップ管理ユーティリティ。スタートアッププログラムごとに起動のタイミングを設定することで、一度に多くのプログラムが起動しようとして、パソコンに高い負荷がかかるのを回避する。
スタートアップフォルダやレジストリに登録されたスタートアッププログラムをリストアップし、各プログラムに対して個別に起動条件を設定できる。起動条件として指定できるのは、
- パソコンがアイドル状態のとき
- 起動遅延時間
のいずれか。アイドル状態での起動は、設定値にもとづき自動的に判断され(Automatic Delay(自動遅延))、起動遅延時間はユーザが設定する(Manual Delay)。
遅延(Delay)設定されたスタートアップ項目のリストで個別のプログラムを選択すると、メイン画面下部でDelayの種類を指定できるようになる。「Automatic Delay」ではアイドル状態と判断するためのCPUやディスクの負荷率(30%ならば「30%の空きができた状態」)を、また「Manual Delay」では「時」「分」「秒」の単位で時間を指定できる。
リストには、複数のプログラムを一括して登録することも可能。登録したプログラムはリストの「Delayed」に移動される。「Delayed」リストには「Automatic Delay」の実行順や「Manual Delay」の遅延時間が表示される。
リストでプログラムをダブルクリックすると、個々のプログラムの詳細設定画面が開かれる。詳細設定画面では、表示に使用されるラベルやターゲットのパス、起動時のウィンドウサイズ、プロセスの優先度、さらには「管理者権限で起動するか」などを設定することができる。
Vecterより転載
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