実家の父の妹のダンナさんの見舞いに母と行った。
母の話だと胃癌の手術をして退院、骨と皮ばかりになっているという。
父の妹は、2年ほど前に身上で出直し。
おさづけに通わせてもらったこともある。
おじさんのことだけほおって置くのも忍びなく感じた。
退院したということは、もう医者もさじを投げての退院かと思った。
おさづけを取り次がせていただこうと・・・
玄関開けて、おじさんが立っていたのには、私も母もびっくり仰天。
病の床に臥していたのかと思っていたからだ。
きちんとした格好で立っていた。
ちょうど医者から帰ったばかりだという。
前から痩せていたから、身上だからというわけでもないように見えた。
おさづけをする気がうせた、急速に。
母がするんでしょう、みたいなことを言い出した。
私は、こんなにぴんぴんしているおじさんに、、、ましてや従妹も一緒にいるし。
それは仕方ないけど、今日はやめようと思っていた。
私がおばさんのおたすけに来ていたことをどう思っていたのかも知らない。
母の一声で、おさづけのお願いをした。
おじさんは、ピンと来なかったらしく、説明してやっと思い出してくれたが、
苦渋の顔になった。
苦虫を噛み潰したような表情に変わった。
従妹は、「悪いところがなくなるようにやってもらえば」と言ってくれた。
しかし、おじさんが・・・・
『今でもやってるん?向こう(天理)にはいくんか?米粒みたいなやつ食べるんだっけ・・」とか、なんとか言っていたが、遠まわしに拒否をしている。
別に無理やりでもないので、この話はもういいからと思った。
すっごい来なくてもいいときに来ちゃったような、なんとも言えない気持ち。
上げた手が下げられないような・・・・そのうち帰ってきた。
めちゃくちゃ疲れまくって、微妙に落ち込んでいたみたい自分。
家に帰ってひとりお昼を食べたが、だんだん気分が悪くなって、
教会に戻れなくなってしまった。
急に天気が良くなって、暑くなっていたのもあるだろう。
車が暑かった。セーターも着ていたし。
少し寝て、5時すぎてだんだんと復活してきた。
どうなるかと思った・・
・・・・・元気で良かったのだけど、こういうこともあるんだな。
肩透かしをくらったような複雑な心境だった。
どうもおたすけ心が湧かない。
無口でおだやかで我慢強くて・・・そんなおじさんなんでしょうが、頑固だね。
頑固でなきゃ長い年月、おばさんの介護は出来なかったのかな。
おばさん、そばで応援してくれていたのだろうけどな。。ごめん。