セルフクエスト★ピュアメモリーの感覚

自己探求のための生活家計簿、セルフクエスト★ピュアメモリーを使っていく生活変化感覚について

インナーネットワーキングの可能性

2004年11月21日 02時50分16秒 | ▼マインドリゾート日報
スローフードやスローライフがコンセプチュアルなライフスタイルの提案として浸透して、それらが経済にもっとなじむ姿で広めようとlohasコンセプトが出始めている。

一時の流行ではなく、世界が本質的なものを求め始めている。

それは20世紀後半から21世紀初頭にかけて進行してきたグローバリズムの社会風潮、その効率化とムダの排除、そして金権主義に人々は飽きてきている。

本質とは、個々の人から発せられる独自性やテクニック、そして発想力やセンスが、自然や原則的原理に同調してできあがるエネルギーである。

その本質的エネルギーの無いもの、つまりコンビニエンスなものや超安価なもの、コストを極限まで下げた商品等が発せられる、どこかゾンビ的バイブレーションを察知しているに違いない。

その中でITはとい言えば増殖の一途を駆け巡る情報の検索性と引き合わせ、それらはますますスピード化の一途を突き進み、インフォメーションスパイラルな中毒を撒き散らしている。

ITで言うところの本質とは何か。

それは人が目先の利益ではなく、生きていく上での有効な情報のマッチングであり、情報にはとても欠損している「感動」の付帯性が必要ではないか。

つまり「感動」の無い「情報」バイブレーションは、人を無気力かつ無表情にさせてしまう。
まずITで本質を追求しようとすると、その事実だけの情報のトラフィックだけでなく、そこから何が考察されるかの本質の部分が、直感的に理解できる(文章ではなく)しくみがあればいい。

つまり、最新のコンピュータ情報をゲットしたときに、それに接した人は、そこから自分自身の環境例えばパン屋の主人であれば、そのコンピュータ情報が、パン作りにも応用が利くということを察することができる仕組みである。

人が自己探求をして、自分自身の情報に深く接することをインナーネットワーキングという。これは自己問答的な側面からITを活用した自己管理・自己探求を指し、その目的は自己の本質を明確に理解し、その本質が発揮できる情報をゲットし、また発信する。

そこには本質があるから、とてもロハスであり、感情のある情報としてトラフィックする。
先のコンピュータ情報そのものにもインナーネットワーキングが適応されれば、世間一般で活動されているすべてのことが自分自身のこととして理解でき、そして、その選択枝は随分と限られていることに気づき、同じことを何度も情報化する必要がなくなる。

人は目先のこと、また視覚的に理解できるものにしか、興味を示さずまた、深く洞察することも苦手となるように教育されてしまった。これは資本主義権力者の陰謀ともとれる人民家畜化政策でもあるが、人はそこまでバカではなかった。

その自然に反した社会風潮に待ったを自らかけ、本質の追求をする。
それも最新の方法を模索して今のテクノロジーを有効に使うべきだ。