拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  オイラ の『 龍球 (ドラゴンボール) 』 は・・・(その1)

2023年02月12日 | 娑婆惰罵駄(シャバ・ダバダ)

  私は若い連中のYoutube(おもに格闘家達)を観るが、いまだに『ドラゴンボール単語』よく耳にし、その影響の大なることを思う。

 

  漫画ドラゴンボール(烏山明作)連載は1984〜1995年となっていて、私の年齢でいうと32〜43歳で、私の修行時代と重なっている。

  だからどうした・・・と言えるが、この漫画が仏教史に偉大な足跡を残した玄奘三蔵法師が書いた『大唐西域記』を基にして中国で

  出来た物語『西遊記』をベースしている処が、『隠し味』となって現代日本の若者を惹き込んでいるところが『妙』といえる。

 

  格闘家を目指す者にとって誰もが憧れる『精神と時の部屋』・・・などという都合の良い修行『場』に私も憧れたが、そもそもその当時

  毎週末通っていた『禅』道場こそが、私にとって現実に存在する『精神と時の部屋』なのだと…少しは自覚していたかも?

  ちなみに『精神と時の部屋』は下記の条件となっていて、過酷な環境は身体能力を限界まで鍛えることが出来る。

  1〜 地球での一日が『精神と時の部屋』では、一年にあたる。

  2〜 重力は地球の10倍。

  3〜 空気は地球の4分の1。

  4〜 『精神と時の部屋』は生涯で48時間(2年分)しか使えない。

  目下のところこんな『部屋』はなく、あっても『玉手箱』という余計な土産を強制的に受け取らなければならないだろう。

 

  漫画『ドラゴンボール』では世に散在する『7つのドラゴンボール』を手に入れると、『不死身』を得られる・・・というようなテーマで

  『力』のある者同士が、それを争奪する闘いが繰り広げられる・・・ストーリーであったような『?』(正直よくおぼえていない)

  私、馬骨流にちょっと解釈を変更すると、『誰もが人生で7つの出逢いのチャンスがあり、それを総合することで充実した人生が約束される・・・』

  というようなストーリー運びにした時、私にとってまさにそれだ!!〜といえる一つが『バトミントン』だと思う。

  で、バトミントンを漢字で書くと『羽球』と書くが、私はあえて『龍球』と呼びたい。

 

  スイスで50歳で引越し屋の仕事に従事できたのも、1995年私が43歳の時、どういう動機であったか覚えていないが

  ローザンヌの16面バトミントンコートのある所でメンバーになり初心者としてレッスンを受け、バトミントンにのめり込んだ

  7年の歳月が、体力と足腰の強い私を作り上げたおかげだろう。(それまでの長年の坐禅で足腰、持久力は弱っていたはず。)

            

  引越し屋時代の15年間は、休止していたバトミントン、2018年から再開して、若者(平均45歳)に混じって鍛えてもらっている姿

   そうそう、この龍球、今日は自分にとって『素晴らしい』ディフェンスが出来た。…立て続けに打ち込まれたスマッシュをことごとく打ち返し

  最後は、相手の羽球がネットにかかった。・・・この一瞬のパフォーマンスはその場にいる当事者に一瞬記憶されるだけで、じき

  自分すら忘れてしまう出来事であるけれど、龍(ドラゴン)はそれを永遠に称えるだろう・・・。

  

  

  



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