拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

歩く、死人たち…

2019年10月12日 | インポート

これまでにないような物凄い台風19号が関東、東北に上陸しようとしている…

そんな時、日本にいたならもっと実感を持って共感することができるだろうに、スイスにきてほぼ28年、台風も地震も何もない、災害と無縁の楽園に住んでいる自分はその事自体に罪悪感を感じてしまう・・・。(でもやはりボクは日本人、こちらの人間のように完全に無防備ではないつもり。いつ何が起きても不思議ない…それが諸行無常の仏の教えなのだから…)

と前置きして、それとは関係ない?ようなテーマについてちょっと思いついたことを話ししたい。それは3日前ぐらい?『Walking Deadシーズン9』を観ての感想。

このシリーズを見始めたのは退職前だからもう4〜5年ぐらい前だろうか?

このシリーズで『ゾンビ〜』が身近に感じるようになった気がするが、ビデオドラマとしては壮大な時間をかけてのドラマの推移を追った物語となり、一編や単発の映画と違って極限状態になった時の、人の心理、行動をこれでもか、というギリギリのところまで、それこそゾンビ〜のようにしつこく追究しているところが、もしも、自分がその立場であったなら??というような極限状態をシミュレーションするところにこのドラマの醍醐味があるように思う。

例えば、こんな状況のときに仏陀とか悟りとか愛、キリスト、神…とかいってられるか?どうか?というようなところに直面する。

誰かがリーダーになって牽引しなければならない時、各自が好き勝手なことを言っていたら生きていけないような状況の時、などなど様々な状況が自己に選択を迫ってくる


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