拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 恐怖の9月6日を迎えて

2011年09月05日 | 我が妻ニコル行状記
  今年もまた今日という日 9月6日がやってきた。
  今年は結構ぎりぎりまで 忘れていたのに 一週間前あたりから 少しずつそれとない プレッシャーをかけてきた。
 
  それでも最近は ニコルも諦めの境地に入ったのか 昔ほど期待しなくなったので 少しほっとしているが 昔は
  一ヶ月前から 自分の誕生日を 指折り数えて ボクが何をどのようにプレゼントしてくれるのか・・・楽しみに
  期待しているので 何をどうしていいのか わからないボクには 大いなるプレッシャーとなるのが この9月6日であった。

  4,5年前まではニコルは 週に3日しか働いていなかったので ボクの誕生日には バッチリ準備を整えて盛り上げて
  くれていたが、 ここ数年は週に4日働いていることもあるし、 彼女もアイディア切れも あるのか お座なりになつて
  いるようで ボクもその方が気が楽でいい。 今度の彼女の誕生日も 「気を使わなくてもいいわよ・・・」と口では言って
  いたが、 それが真意でないことぐらいは 長年培った 結婚生活で 嫌というほど学ばされて来ているので・・・。
  
  それなりの プレゼントを 用意して 湖にポッネンと浮いている 白鳥と四角い浮き の写真に短歌を書いて 贈った。

        浮くものを 上下に映す 水鏡   永遠(とわ)と瞬時の 境目みせて     一撮    


                       

  ボク自身も良く内容のわからない 詩であるが そうゆうのが ニコルは関心してくれる傾向があり 案の定喜んでくれた。

  それなりのプレゼントというのは 実はこの下の写真に関係があり いつも行く散歩道である湖岸すぐそばに出来たマンションの
  屋根に 不気味な感じで じっと止まっている数羽の鷺?・・・これは なんという鳥なのだろうか?・・・と前から思っていた
  ところに 先日本屋で 「レマン湖野鳥」というタイトルの本を見つけ それをプレゼントにすることにしたのだ。

  ヒッチコックの映画を思わせる 鳥の怖さと ニコルの誕生日を迎える ボクの怖さを アレンジした 写真となったと思う。
        
        
 


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