昨夜レマン湖に浮かぶ大きな月をみた。ほぼ円く見えたが、調べると満月は明日の12日とのこと。
『 円(まどか)なること 太虚に同じ 欠けること無く 余ること無し 』という禅僧の書のカレンダーが
私の部屋に掛けられていて、昨日のほぼ満月の月を見て この詩を思い出した。
禅が目指すのは『円い心』であると思うが、何故ならどこにも執着がないことを象徴しているからだろうと思う。
これを指して『天上天下唯我独尊』と釈迦をして言わしめたのであろう。
本来『円い心』が風波で散り散りになって『心配』や『心配り』となって働く・・・それが当たり前、心は自在に形を変える
ただ、根本は『円い』ことを片時も忘れないことで『般若の智慧』が働き出てくる。そういう『間』を人間は持っている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます