拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

Mアニエスの『玉手箱』

2020年11月13日 | 観自在
週に2,3回、近所の公園を走っているが、3年前に定年退職してから昔のように走ろう…と思って走ったら
心肺機能が心配するほど機能低下していて、15年間運動『0』だったツケが回った、その恨みを今日のブログで
『玉手箱』と題して、老化現象のうさを晴らそうと思って、今はなきマリーアニエスが我々にくれた『不思議な箱』
3個の内の『ラクダの旅』と勝手に題名を付けた箱をよく見ると、ボードレールの詩がフランス語で書いてあった。

箱をもらったのは2011年であの頃は、今よりもっとフランス語を読めなかったから、この詩に何の関心も
もたなかった・・・。彼女が死んだのが、2013年であったからあの時、この詩を今日のように理解できていたら
どんなにか、彼女のことをもっと解ってやることができたのに…。
しかし、だからこその『玉手箱』だったのかもしれない。
彼女は何時の日かこの『詩』をボクが解読するであろうことを、信じていたにちがいない。
今日、彼女はボクに『ボードレール』をプレゼントしてくれた! 今ボクは『漢字の森』を旅している・・・

  

        自然は、生きている柱が 時々混乱した言葉を発する寺院だ
        そして人は、そのシンボルの森を通り抜ける・・・
        読み解いた眼で それを観察しているのは 誰だ… 
                               ボードレール

                   (意訳したのはボクなので、正しいかどうか? あてにならないけど)


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