ウォッチング・ザ・バイオス 0
最終章(番外編)：禁断の巨脳
さて...その後も人類は自然破壊と地球温暖化、そして様々な絶滅種を生み出し続けました
そして進化論による多種多様な選択肢で、その時代の地球を生き延びる可能性の多くを失っていきました
多種多様な選択肢の元に、その時代時代の地球環境を生き延びる可能性は人類により大幅に絶たれたのです
今思うと人類の起こした出来事は、多くの種を絶滅へ導いた事のみかもしれません...
地球を使い果たした末路
当然のように、物資や食料は莫大に増え続ける人口に反比例するかのように次第に底をつきました
しばらくして地球を使い果たした人類は、極度の飢餓状態へ陥りました
そして、様々な国家は自国だけ生き残り食と富を得ようと、再び侵略戦争を次々と始めたのでした...
世界大戦勃発
そして...西暦20XX年、世界は遂に第三次世界大戦に突入しました...
どの国も我先にと他国の占領を開始したのです
もはや前回の大戦とは比較にならない程の破壊的軍事力で...
世界各国は火の海に包まれました
でも、誰も気づきません
あの時もっと全ての生物と、そして地球と分かち合っていたらとは
今の枯渇した地球上では自分だけが生き残る事しか考えられないのですから...
そして、一つの追い詰められた独裁国家が最終攻撃を開始しました
そして遂に、自国全てのその核ミサイルを世界全ての国家に向けて発射したのです
そして、世界各国は全て崩壊しました
最後の計算通り、独裁国家は地球を全て手に入れたのです
しかしその後程なく、その独裁国家も連鎖反応により絶滅しました
かつて恐竜が巨大になりすぎて滅んだように、人類も知性ではなく欲望で巨大になりすぎた脳により滅んだのです...
こうして、宇宙ではとるに足らない程小さい太陽系と言われる中の、更に小さな第三惑星は、自らの母を攻撃する唯一の生命体により焼き尽くされました
その大きさでは語れない、奇跡的で美しい類い希な生命の星と言う素晴らしさに最後まで気づかずに破壊を続けて...
*GAME OVER*
地球神「あー！(汗)、アイツらとうとうやっちまったぜ！」
火星神「オマエも馬鹿だな～、エイプなんか使うからだよ」
地球神「途中まではいいとこまで育成出来てたんだけどな...」
火星神「可哀想に...主を失った現行キュリオシティ3がまだオレの火星探索してるよ...」
地球神「でも途中からあいつらだけ自らの欲だけで同種族の殺し合い始めたから、ヤバい、失敗か？とは思ってたんだよな...(泣)」
火星神「さて、これからどうする？」
地球神「うーん、海にまだ知的生命体のイルカが残ってるから、今度は取りあえずアイツを使うとするか...」
火星神「まあ、奴らは知的で平和的だからな」
地球神「確かに...でも今度は地球壊さないでくれよな...」
ウォッチング・ザ・バイオス
The End... ...
※これは、地球の未来の予想と教訓を含んだフィクションです...
にほんブログ村
