養父のドーピング反応はプロテインの中身だった

最初、養父がドーピングに引っかかっただけでも若干、ショックでしたね。
苦労人だし、日本球界も長くいなかった選手ですし、その選手が安易にドーピングするとは考えられなかったからねぇ…。

後日、この記事にて、養父のドーピング反応はプロテインの成分だったことがわかったらしい。
養父の“反応薬物”はプロテイン
ドーピング検査で陽性反応を示し、出場停止処分が下った元ホワイトソックス傘下２Ａバーミングハムの養父の薬物反応の原因がプロテインであることが分かった。関係者によると、検査は３月に行われたそうで、１、２月の自主トレで摂取していた米国製のプロテインに陽性反応を示す成分が混入されていたという。自身の公式サイトで養父はファンに「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません」と謝罪した。
[ 2005年05月15日付　紙面記事 ]

養父本人の公式ホームページでの言葉

ドーピング検査は厳しいうえ、細かい。
ドーピングするつもりはなくてもドーピングになってしまう。
サプリメントでもドーピング反応の成分が入っていないか、気をつけなくてはならない。
気づかなかったのは不幸であるが、仕方がない。
これも養父の野球人生をあらわすような出来事になってしまった。
つくづく、運がない。
「運も実力のうち」
というが、「運」をひきつける、用意周到さと情報収集が必要だった、と、今回の出来事がいっているような気がする。
養父は個人的に活躍してほしい選手の一人だが、本当に残念な出来事だ。
養父はこのまま、野球を取り上げられてしまうのか?。

交流戦、雑感2 ～千葉ロッテの新ユニフォームおおむね不評～など

調子のよかった、千葉ロッテさんが、なんか、いつもの千葉ロッテさんに戻ってしまっているような気がします。
しかも、新ユニフォームはいろんなブログで不評でした。
しかも、
＜ロッテ　今季初の３連敗に「侍」ユニホーム封印？＞黒いズボンの「侍」ユニホームで試合に挑んだが、今季初の３連敗。バレンタイン監督は「ユニホームは勝負に関係ない。前日までの２日間は無得点だったがきょうは３点。吉兆かもしれない」と笑った。しかし、今季ワーストの１１失点という惨敗。８回から登板し無失点の小宮山が「（ユニホームは）個人的には斬新でいい。ただ野球選手は縁起を担ぐからね」と話すなど、今後は“侍封印”の可能性も出てきた。
岩村連発！ヤクルト６連勝より
という意見があるので、やめるかもしれない。
というか、やめたほうがいいと思う。
確か、千葉ロッテには弁当の呪いというのがあるそうだが、そういう、ジンクスがあるのなら、何かのテーマに沿った弁当は作らないほうがいいのではないかと思うが…。
ロッテファンって、優勝を30年ほど待っているのだから、球団側もゲンを担ぐ意味で、弁当作りはやめたらどうだ。それもファンサービスだと思うけど。

それと、みんなから「えじりん」といわれ親しまれている北海道日本ハムファイターズの江尻投手が横浜ベイスターズ戦で完封勝利を挙げましたが、こんなエピソードが。
江尻　ノーヒッター狙って？プロ初完封
【日本ハム１－０横浜】７日ぶりの勝利はファンと分かち合いたかった。江尻はプロ初完封を成し遂げた１１５球目のボールを惜しげもなく三塁ベンチ上の観客席に投げ入れた。興奮状態のまま上ったお立ち台。「自分が…。何でしたっけ？あ、皆さんのおかげです」。連敗を５で止め、喜びに沸く場内を天然ボケがいっそう盛り上げた。

　１３日は西口（西武）が９回２死まで無安打の快投をニュースで見て寝付けなくなった。「オレがやっちゃったらどうしようと思って」。自信の源は打者２７人分用意する配球表。登板ごとに捕手に渡しイメージを擦り合わせている。４回に内野安打を許し“夢”は絶たれたが、武器のカットボールを駆使し３四球の後はいずれも併殺。終わってみれば西口と同じ２９人で締めくくった。

　途中降板するつもりはみじんもなかった。ヒルマン監督から交代を打診されたら「ここで代えられたら夜眠れない」と英語で言うつもりだった。だが、被安打２の投球に、指揮官が交代を告げるはずもない。仙台二時代の英語の偏差値は３８。米国の人気ドラマ「ＳＥＸ　ＡＮＤ　ＴＨＥ　ＣＩＴＹ」のＤＶＤで英語力を養ってきたが、この日はそれを使う必要はなかった。

　「（ウイニングボールは）最初と最後のがあればいいので」。次回登板は２０日からの巨人戦が有力。試合終了から２時間。江尻はロッカー前でバットを握り、早くもイメージ作りに入っていた。
（以下省略）

うわさでは天然と聞いていたけど、本当に天然なんですね。
それと、この試合の前の日の西口投手が逃したノーヒットノーランの試合を見ていて、寝付けなくなるとは…。

それと、西武と巨人はあまり対戦しないほうがいいということが証明されましたね。
伊東監督怒り隠せず「おれにも考えある」
おぉ、怖ぇ…。

交流戦、雑感

日本のプロ野球70年で初めての交流戦、意外と面白かった。
いつもと違う感じがして、よかったですね。
私は慢性的な流れを好むので、今はまだ目新しい交流戦を最初は「ちょっとなあ…」と思いましたが、意外にいい感じでした。

ただ、ひとつ、パリーグファンである私が危惧していたことがある。
それは、
「千葉ロッテサポーターの応援に対する誤解」
である。
私は1回も千葉ロッテファンになったことはないし、同じような弱小チーム、北海道に移転する前の日本ハムを応援していて（でも、チームカラーはだいぶ違うのよ。知らない人はよく、日本ハムとロッテを混同して勘違いしている人がいて腹立たしかったが、だいぶ違うチームなんですよ。わかってくださいね。今は北海道に移転したから、ある程度、大丈夫になったけど）、独特な応援をする千葉ロッテファンを見ていて、同じようにファンの数が少ないのだから、だからこそ、結束をして、目立った応援をしないとなあ…、とは思っていました。
しかし、真似をしたいとは思ったことはないけど…。

で、私は客観的に千葉ロッテファンを見ていたわけです。

そこで勘違いされているなあ、と思うのは一塁ランナーに対する、けん制によるブーイングの話。
今回、千葉ロッテサポを見るのが初めてに近いであろう横浜ファンや実況の人、解説者の人が、
「当たり前に入れるけん制に対して、なぜ、いちいちブーイングするのか」
といっていましたが、このブーイングは惰性です。
いつもやっています。
パリーグの他のチームのファンや選手はもう慣れていて、どうとも思っていません。
けん制にブーイングを入れるきっかけは、あまりにも多くのけん制をしていたのでブーイングをしたら、それが定着してしまって、ずっと、やるようになってしまったのである。
これは千葉ロッテサポをよく知る実況の人がおっしゃっていました。
なので、他のセリーグのチームのファンの方は気にしないでくださいね。

それと、千葉ロッテファンはブーイングが多いイメージを持っているようなのですが、確かに多いけど、相手チームの敬意もちゃんとしていますよ。
日本ハムファン時代もいいプレーや少々などあったら、気持ちいい声援を送ってもらったことがありますからね。
それにサッカーの応援に似ていますが、サッカーファンよりもはるかにマナーがよくて、暴れるなんてことはしません。（細かいことは千葉ロッテファンじゃないから知らないが、一応、見かけたことはない）（「暴れるサポは千葉ロッテファンを見習え」にも関連のことが書いてあります）

まあ、今のところはこんなところかな。

まあ、まだ、対戦があるので、楽しみですね。
個人的にはパリーグファンなので、パリーグのチームに多く勝ってほしいですね。

野球中継はシンプルに

昨日（2005年5月3日）のNHKの中日対ヤクルト戦でゲストに森山周一郎さんが出演していたが、しゃべりすぎたため、抗議を受けたそうだ。

ＮＨＫに抗議240件、森山周一郎発言で
ＮＨＫに抗議240件、森山周一郎発言で
３日のＮＨＫプロ野球中日－ヤクルト戦の中継で、ゲストの俳優森山周一郎（７０）が「中日が優勝すると不吉なことが起きる」との趣旨の発言をし、同局に抗議が約２４０件寄せられた。尼崎ＪＲ脱線事故の直後だけに、不謹慎と受け止めた視聴者が多かったようだ。また森山が積極的なトークを展開したため「しゃべりすぎ」「うるさい」などの批判も多かった。同局は「重く受け止めている。今後、ゲストの選定などに視聴者のご意見を生かしていきたい」とコメントした。

［2005/5/4/08:23　紙面から］

私はいろいろかけながら見ていたので、そのくだりの部分は聞いていない。
掲示板などで見ていると、森山さんは長年の中日ファンなので、
「他のファンの人に「中日が優勝すると不吉なことがあるから優勝しないでね」といわれた」
という程度の話だったそうだ。
中日は昔、優勝すると首相が代わっていたのだ。もちろん、偶然だが。
今は首相が代わる、代わらないとかいう以前の問題のほうが多いし、中日の優勝に関係なく代わるので、このことは言われなくなって久しい。
ただ、その名残で、中日は優勝すると、世の中にとってつらいことが多いと感じるという方向に「中日優勝ジンクス」が変形していったものだと思う。
だが、それ以外の「うるさい」という意見もあったそうだが、たしかに「しゃべりすぎかな」と思いました。
私は中日ファンではないので、
「NHKで中日寄りの発言はよくないよなあ」
と思って、見ていました。

以前もオールスターでタレントがでしゃばって、選手に話しかけていたので、テレビ局に抗議が相次いだという話があった。
それ以来、テレビのオールスター中継は比較的、おとなしくなった。
そういうことがあったので、テレビ局も学んだかと思ったら、相変わらず、野球分野以外の人をゲストに呼んで中継をやっていることがたまにある。
野球ファンは慢性的なノリを求めていると思う。
野球は慢性的な流れを見るものだと思う。
テレビ局のやり方は、
「新しいファンを獲得するための方法」
にこだわったやり方のような気がしてならない。
副音声にゲストを呼ぶのはわかるが、主音声にゲストがいるといやな気持ちになる。
私は野球を感情の少ない状態の放送で見たいので、ゲストは困る。
たいていのゲストは対戦チームのどちらかのファンだし。
宣伝のため、仕事と割り切って、少し出る分なら、ギリギリOKである。
ただでさえ、解説者の中でも偏った、自分の立場を守ったような解説をする奴がいて、いやな思いをするのに、素人の思い入れを聞いてもいい感じがしない。

今日、とっても好調で「どこまで勝つのか」見るために千葉ロッテ戦を見ていました。
そのときの解説が阪急・オリックスなどで活躍した、本西さんだった。
シンプルでよかった。
こういう人がやったほうがいいと思う。
地上波ではコアな野球好き以外の人も見るだろうから、そうなるのかもしれないが、野球ファンはシンプルな中継が見たいと思う。
私は慢性的で公平なシンプルな中継が見たい。

【追記】森山周一郎さんは高校時代、野球部です。
高校の野球部の先輩と後輩がプロ野球選手で盗塁王になったことがあります。
野球の弱い高校ですが、どんな名門高校の野球部出身のプロ野球選手でも盗塁王を2人出した高校はこの高校しかありません。
私も調べてみましたが、そのとおりでした。

メジャーがドーピングに厳しくなる

これは時代の流れだと思う。
アメリカの象徴的スポーツである野球。
一時期ほどの人気や支持はないが、今でも、根強い人気はあると思う。
人気が下がった理由はメジャーの入場力が高くなって、庶民が簡単に見に行けなくなったのが原因であるが…。
しかも、アテネオリンピックは予選敗退。
アメリカの野球界も尻に火がついてきたのだろう。
新しくアピールするには本格的な国際試合も避けられない状況になりつつある。
メジャーだって、ジャパンマネー狙いの選手獲得の状況も見て取れるし。
そして、そうなると、ドーピング問題も厳しくせざるをえないだろう。
アメリカのほかのスポーツ、NBA（プロバスケットボール）、NFL（プロアメリカンフットボール）、NHL（プロアイスホッケー。スト中だけど）は当たり前のようにドーピングに厳しい。
なのに、プロ野球界はメジャーの国際試合がないことをいいことにドーピングにはとても甘かった。
ルールの規制もなかったので、まあ、法律にひっかかることをやっているわけでもないし、個人の自由だから、別にいいが、国際試合や他のプロスポーツの手前、いつまでもドーピングに甘い、メジャーリーグから脱皮せざるをえない。

そこで、議会までもが横槍を入れつつあるようで、とうとう、重い腰を上げた状態になった。
３回目は永久追放　大リーグ薬物処分で新提案
３回目は永久追放　大リーグ薬物処分で新提案
【ニューヨーク３０日共同】米大リーグのセリグ・コミッショナーが、選手会に対し、薬物使用者への処分を強化する新提案へ同意を求める書簡を送っていたことが３０日、明らかになった。ＡＰ通信が伝えた。
　新提案は、１回目の陽性反応で５０試合、２回目は１００試合の出場停止とし、３回目は永久追放とする内容。
　今季から適用された新しい規定（１回目＝１０日間の出場停止、２回目＝３０日間、３回目＝６０日間、４回目＝１年間、５回目＝コミッショナーが裁定）に比べ、格段に厳しくなっている。
　３月１７日の米下院での公聴会などを通じ、他の競技に比べて大リーグの罰則が緩いとの批判が起こった。議員の中には、法で規制すべきとの強硬論者もいることなどから、コミッショナーが対応策を打ち出したとみられる。
　これに対し選手会のドナルド・フェア専務理事はＡＰ通信に「順を追って回答していきたい」と語るにとどまった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（了）

[ 共同通信社 2005年5月1日 9:21 ]

魔女狩りっぽく、カンセコとかが暴露本を出したりしているけど、ルールや規制のなかった頃のことをいっても仕方がないと思うが…。
ただ、動きとしては「反ドーピング」の傾向ということの表れのようですね。
いいことだと思いますよ。
体に負担がかかりますから。
旧東ドイツの状況を見てもわかりますからね。

野球の国際化がどこまで進むかはわかりませんが、国際化が進み、それによって、ドーピングが減ることはいいことだと思います。
早く、本格的な国際化が進むといいですが、どこの国も歩調をあわせませんね。
それでいて、日本プロ野球界が「2段モーション投球」の本格的禁止をはじめたり…。
国際化をする気がないのか?、飛びにくい公式球に変えたのと同様に国際化へ進んでいるのか?、
「どっちやねん。」
という感じが日本に限らず、ありますね。
メディアなんかも、野球中継のストライク、ボール、アウトの表示も相変わらずですし…。

モヤッと

千葉ロッテさんが9連勝したので、ロッテのファンの方はどんな心理状態かなあ、という興味で検索をしていましたら、なんか、知らないがこんな記事を見かけました。

カープ劣勢ＣＭ「不快」　スポンサーが謝罪
カープ劣勢ＣＭ「不快」　スポンサーが謝罪
■抗議100件　広島は未放送
日本テレビ系列の巨人―阪神戦で放映された炭酸アルコール飲料のＣＭで、広島東洋カープが巨人に屈する場面をつないだ映像が使われ、ファン約百人が抗議。スポンサーのサッポロビールが謝罪していたことが二十六日、分かった。系列の広島テレビ放送は広島市民球場のカープ戦を独自中継していて、ＣＭを放映していない。

　二十一日の東京ドームのナイター中継で流れた「ドラフトワン」のＣＭ。開幕の巨人―広島三連戦で、嶋選手の三振や黒田投手が高橋由伸選手に本塁打を浴びた場面が編集され、「すっきり」と締めくくる。実際はカープが三連勝した。

　カープや阪神ファンらから「不快だ」などのメールがサッポロビールに寄せられ、抗議は電話も合わせ計約百件に上った。同社は個別に「配慮を欠いた」とわびた。

　同社によると、ＣＭは「臨場感のある試合風景を使いたい」との日テレからの提案で、延長枠で一回だけ流す企画だった。カープ球団は巨人経由で映像の二次使用を認めていた。

　サッポロビールの木下直人広報室長は「著しく配慮を欠いたのはご指摘通りで、カープをはじめ野球ファンの気分を害する結果となり深く反省している」と話している。

この記事を紹介した方のブログです。
こんがり日記さんより。

「広島東洋カープが巨人に屈する場面をつないだ映像が使われ」と書いてあるので、カープファンが怒るのはわかります。
でも、「こんがり日記」さんも言っていますが、なぜか阪神ファンも抗議しています（笑）。
私もアンチジャイアンツなので、気分のいい画面ではないのはわかります。
やはり、ジャイアンツは好きな人と嫌いな人が多いチームってことが表れていますね。

まあ、サッポロさんは軽率ですね。
「広島で放送しないからいいか」
と思ったのかもしれないが、全国にカープファンは多くいるよ。
サッポロって、北海道日本ハムとからんでませんか？。（新庄がCM、出てますし…）
サッポロと北海道日本ハム、という感じならば、ジャイアンツのことなんて、かかわらなくてもいいじゃないですか。
ビールと野球とテレビ観戦、という図式はわかりますが、でも、カープ劣勢のVTRは軽率。
カープファンの「アンチサッポロ」につながって、売り上げにもかかわりますよ。
それくらいの意識がほしいですね。

池永さん、やっとの復権

どうやら、本格的に復権となったようです。

“黒い霧”35年、池永氏晴れて復権
“黒い霧”35年、池永氏晴れて復権
日本プロ野球組織（ＮＰＢ）は２５日、プロ野球賭博（とばく）への関与を疑われ、７０年の八百長疑惑「黒い霧事件」でプロ野球界から永久失格処分となった元西鉄投手の池永正明氏（５８）の処分を解除し、３５年ぶりの復権を認めると発表した。池永氏から届いた処分解除の申請を根来泰周コミッショナー（７２）が審査して決定を下した。決定書は池永氏にファックスで送信し、、原本も速達で郵送した。野球協約には処分解除の項目がなかったが、３月に実行委員会、オーナー会議で検討し、協約改正が承認され、１日に発効されていた。

　待ちに待った「吉報」が届いた時、池永氏は福岡市内にある自宅のガレージにいた。コミッショナー事務局から送られた処分解除の決定書がファクスで届いたことを夫人から知らされた。「どうなることかと心配していたけど、ホッとしているというのが正直な気持ちです。たくさんの方に応援していただき、支えていただいた。本当に感謝しています」。３５年ぶりの復権に池永氏はホッとした様子で話した。

　池永氏は２０日に処分解除を求める申請書をＮＰＢに提出。５日後にようやく決定書が届いた。「（申請してから）なかなか連絡が来なかったので、少し胃が痛かった。喜びはこれから沸いてくると思う」。

　永久失格処分から３５年。これまで地元山口・下関市の支援者を中心に処分解除を求める署名活動やコミッショナー事務局への嘆願も行った。そのたびに跳ね返さ続けた分厚い扉がようやく開いた。０１年にプロ野球ＯＢのマスターズ・リーグで登板した時も「皆さんに迷惑を掛けるから」と、勧誘してくれた西鉄時代の監督でもある稲尾和久氏に何度も断りを入れた末に実現したほどだった。

　この日、自宅で報道陣に対応した池永氏は普段と変わらぬジャージー姿で対応した。「今後のことに関しては、これからいろいろな人と相談して決めたい」。池永氏の元には萩国際大学野球部の総監督就任の要請も来ている。２３歳で球界を追われた剛腕投手。３５年の歳月の重みは池永さんにしか分からない。重く垂れ込め続けた霧が、うっすらだがようやく晴れた。

［2005/4/26/10:01　紙面から］

長かったですねぇ。

私は池永さんに関して、2回ほど書かせてもらいました。
「池永氏球界復帰に賛成　つまりはスケープゴードにされていた」
「とりあえずはよかった」

「とりあえずよかった」というブログを書かせてもらったとき、トラックバックしていただいた、「ざわ　とーく」さんのブログの中で紹介されていた、「スタジアムへ行こう」さんの記事の中でこのことをくわしく書かれている、
「―　黒い霧事件とは　―」
をぜひ、読んでみてください。

昨日、スポーツ番組でも少しだけですが、池永さんがVTRに姿を出していらっしゃいました。
ただ、伝え方があまりに事務的で、池永さんだけが悪いことをしたように、また、重い罪を犯したかのような伝え方はいただけなかった。
池永さんはいわれたお金を一時期、あずかっただけだった。
「スタジアムに行こう」さんによれば、同じように一時期、お金をあずかっただけの選手がいたようですが、普段の行動がまじめだったので処分はなかったそうです。
少し、夜遊びが過ぎただけで、目をつけられた、そんな気がしてなりません。

ナンバーの特別号で野球の特集があったとき、その後の苦労を語ってらっしゃいました。
これで、報われるかどうかはわかりませんが、野球界からの縛る文章からは開放されました。

35年も苦しむ必要のなかったことだと思います。
野球界の罪深い出来事です。

（余談なんですが、近頃、私の「振り逃げプロ野球」のランキングが200位～250位に低迷しています。
「投票に協力してもいいよ。」
という方は私の「振り逃げプロ野球」に一票をお願いします。
人気Blogランキング～野球～）

西岡くん、これがアメリカ方式っていうんだよ

千葉ロッテマリーンズが強いですね。
特に3年目の西岡選手の活躍はすごい。

ロッテ西岡５安打！「岩隈必殺作戦」的中
ロッテ西岡５安打！「岩隈必殺作戦」的中
＜ロッテ１２－４楽天＞◇２３日◇宮城

　ロッテ・バレンタイン監督の「岩隈必殺作戦」が決まった。開幕戦で敗れた岩隈に雪辱するため、１番に西岡を起用。開幕戦で先発を外れ、岩隈とは初対決だったがズバリ的中した。１回、先頭打者で岩隈に食い下がる。ファウルで粘り１０球目を右前打。さらに次打者堀の初球に二盗、４球目に三盗を決めた。これで勢いに乗った打線はこの回３点。２回にも４連打含む７安打で７点を挙げ、この回途中で岩隈をＫＯした。

　前日２２日は「休養」として、守備のみ出場。だが西岡は「僕は疲れていない。スタメンを外され悔しかった」と燃えていた。「全試合出場が目標なのに落とされた。だから結果を出そうと必死だった」と西岡。２回で早くも３安打の固め打ちを達成。さらに２安打して自己新記録の１試合５安打。あと１本出ればリーグ記録（６本）に並ぶところだった。３連勝で貯金は今季最多の８。指揮官は「ファームで実績を積んだ」と今日２４日はルーキー久保をプロ初先発させ、ヤングパワーで４連勝を狙う。【佐々木紘一】

［2005/4/24/09:18　紙面から］

昨日の試合はケーブルテレビで見ましたが、2回で試合が壊れていました。
先発は岩隈と清水。
しかし、一方的に楽天が負けてる。
6打数5安打（！）の西岡選手がインタビューに出てきたが、
「新聞に「休養」と書かれたけど、スタメンをはずされて悔しかった。僕は疲れていません。」
とのこと。
やる気充分をアピール。
いい選手ですね。
でも、この「休養」は決して、悪いことではないんだよ。
長いペナントレース、継続して力を発揮するためのものなんだよ。
アメリカではよくやっています。
それに監督はアメリカ人じゃん。
それにまだ、スタミナがあるようには見えない。まあ、こういう言い方は失礼でしたね。すみませんでした。

まあ、新聞報道には惑わされないようにね。
スポーツ選手って、意外にスポーツの報道に振り回されている選手がいるそうです。
気にしないのが一番。
プロならマイペースにやろうよ。

（余談なんですが、近頃、私の「振り逃げプロ野球」のランキングが200位～250位に低迷しています。
「投票に協力してもいいよ。」
という方は私の「振り逃げプロ野球」に一票をお願いします。
人気Blogランキング～野球～）

清原の下品な発言

野球界の質にかかわる問題と受け止めたほうがいいのではないか。
巨人も清原が本当かどうかはわからないが、これだけ取り上げられているので、本当に言ったと思われる、下品なたとえでストレートで勝負しなかった相手をこう、蔑んだ。

岡田監督キヨ発言に激怒「ほんま失礼」
岡田監督キヨ発言に激怒「ほんま失礼」
＜横浜３－１阪神＞◇２２日◇横浜

　天敵三浦を打てず、虎は一夜で首位から転がり落ちた。完敗に、岡田監督のご機嫌はナナメだったが、実は試合前から既に不快指数１００％。矛先は巨人清原の「チ×ポコ発言」だった。バスで横浜スタジアムに到着するなり、岡田監督は声を震わせた。「ほんまに失礼な話やで！」。

　２１日の巨人戦（東京ドーム）で、阪神が８点リードで迎えた７回２死満塁の場面。通算５００号がかかっていた清原に対し、２番手藤川がフォークで空振り三振を奪った。直球勝負を望んだ清原は「ケツの穴小さいわ。チ×ポコ付いてんのか～」と憤慨。だが岡田監督はこの日「そらフォークの連投なら分からんでもないけどな。真っすぐも３球投げて、うち２球が見逃しと空振り。三振したフォークもストライクやで」とき然と反論した。

　交流戦を挟む関係で、次回の巨人戦は２か月先の６月２４日（甲子園）までないが、伝統の一戦が、思わぬ因縁対決となりそうだ。

［2005/4/23/08:11　紙面から］

岡田監督「ほんまに失礼な話」

「チン○コ」発言に星野SD激怒

“問題発言”に阪神・星野ＳＤが激怒！清原と新遺恨勃発

私も一応、女性なので、ためらう言葉もあるのだが、記事をそのまま、アップします。

まあ、情けない男に対していう言葉のたとえとして、こういう言い方はなくもないけど、マスコミのいそうなところでいうかね。
それに、もし、話題づくりとしても、質を疑われる話である。
品のいい、悪いということはあまり、気にならないけど、これは質のいい、悪いの類（たぐい）なので、ちょっと、な、と思う。
それに大人が大人に対していう言葉ではない。

プロ野球界の人気が低迷している中で、選手の普段の振る舞いも気をつけておいたほうがいいなと、近頃、私は思って、見ている。
ましてや、知名度の高い清原がこんなことを言ったら、野球界全体の質が疑われる心配もある。
ばかばかしい話しだし、こんな話に乗る気はないが、ガキのケンカのような話である。

阪神の岡田監督がこういっていたそうだ。
「“真っすぐしか打てません”と言うてるようなもんや。３球真っすぐが来て、２球空振りしたんやから。あのフォークもストライクや。ほんまに失礼な話や」
そのとおりだと思う。

（余談なんですが、近頃、私の「振り逃げプロ野球」のランキングが200位～250位に低迷しています。
「投票に協力してもいいよ。」
という方は私の「振り逃げプロ野球」に一票をお願いします。
人気Blogランキング～野球～）

楽天、たいへんですね&小坂選手、おめでとうございます。

東北楽天ゴールデンイーグルスがパリーグ全チームに負け越してしまいました。

楽天６連敗…パ全チームに負け越し
楽天６連敗…パ全チームに負け越し
ロッテが小野の好投で連勝。５回に堀の左翼線二塁打で勝ち越すと、その後も効果的に加点して逃げ切った。小野は丁寧な投球で楽天を４安打に封じ、２年ぶりの完投勝利。５回以降は無安打に終わった楽天は初の６連敗を喫した。（勝利打点＝堀）

唯一負け越していなかったロッテにも、４安打の貧打で完敗。球団記録を更新する６連敗。５球団すべてに黒星先行と楽天には暗いデータばかりが並び、田尾監督も「打たなきゃ勝てない。それだけは見えている」と、首をひねった。

　不振のロペスをスタメンから外し、川口を４番に抜てき。益田を１番、礒部を５番に据えた新打順も機能せず。本拠地フルキャストスタジアムではこれまで３勝３敗と健闘していたが、こちらも負け越しとなった。８８８９人と初めて９０００人を割った観客に「本当に見せ場がなくて…。もう少しにぎやかな場面を見せたかった」と指揮官はうなだれた。

　試合後、コーチ会議を開き、ルーキー・平石の１番抜てきを決めた。２３日はエース岩隈が先発する。相手もロッテ・清水直で、３月２６日の白星開幕と同じ顔合わせだ。２連敗中の岩隈にとっても、仕切り直しにふさわしい舞台となる。落ち込むのはまだ早い。５０年ぶりの新規参入球団として迎えた、あの熱狂的プレーボールから、まだ１か月もたっていない。（酒井　隆之）

しかし、なぜ、山下大輔コーチはコンバットヘルメットをかぶっていたのだろうか?。（上の写真はスポニチアネックスから）

まあ、それはともかく。
やはり、仕方がないですね。現状の戦力で戦わないと…。

そして、昨日の楽天対千葉ロッテ戦で宮城出身の小坂さんが1000試合出場を達成しました。
おめでとうございます。
打線組み替えも　楽天今季初の６連敗
（記事前省略）
≪小坂節目飾った貯金最多タイ≫ロッテの小坂＆堀の１、２番コンビが打線をけん引した。この日、１０００試合出場を達成した小坂が「（地元・宮城のファンに）元気な姿を見てほしい」と２安打、２四球でチャンスメークに徹すれば、堀は「誠（小坂）の記念試合。どうしても勝ちたかった」と３連続適時打で３打点。これでチームの貯金は今季最多タイの７。バレンタイン監督も「ベテラン２人がチームを活性化してくれた」と満足そうだった。
[ 2005年04月23日付　紙面記事 ]
全盛期ほどすごさは感じませんが、守備のうまい、はずせない選手ですね。
活躍し続けてほしいですね。

（余談なんですが、近頃、私の「振り逃げプロ野球」のランキングが200位～250位に低迷しています。
「投票に協力してもいいよ。」
という方は私の「振り逃げプロ野球」に一票をお願いします。
人気Blogランキング～野球～）