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日記的雑記

馬バカな日々

安いから幸せ?

2009年11月22日 22時40分59秒 | 日記

今日のバンキシャの特集は「"激安競争"ついにここまで・・・止まらない"デフレ"の現場」。

内容を要約すると

安い商品が蔓延すると企業の売り上げが下がる

売り上げが下がれば給料も下がるし、倒産が増える

一般家庭も収入が入りにくくなるし、失業者が増える

結局だれも幸せになれないというもの。

 番組内で紹介されていたジーンズメーカーの現状は悲惨の一言。

国内の工場を閉めて海外につくっても、値段が2万円から1万円。

大手販売店に1000円を切る値段で売ってこられた日には、どうあがいても太刀打ちが出来る訳ない。

そもそもこうした流れが国内の求人率を下げ、格差社会なんてものを作った原因なのに。

しかしそれでも物の価値が分かる人は高い方を買ってくれるでしょうが、このまま収入が下がり続ければどうしたって安いものしか買えなくなる。

そうなればいよいよ質の良い物は売れないという理由で、この世から消えざる終えない。

 これはどんな産業でも言える事ですが、『頂きなくして麓もなし』。

なんでもかんでも低価格、低品質という世の中になれば、当然高価格、高品質のものはなくなる。

それは産業を山に例えれば、ドンドン山頂が下がっていって、最後は平らな地面だけになる事だ。

もっと恐ろしいのは、平らにするだけでも飽き足らず、ユニクロ辺りに至っては元々安い商品をさらにタイムサービスで安くするという事を平気でする点だ。

これは平らにするどころか、もはや墓穴を掘っているとしか思えない。

早朝6時に開店してまで安く売る必要がどこにあるんだろう?

安くても自信を持てる品質として売り出した自社商品の価値を、自ら下げる行為に何の意味がある?

真っ当な売り手なら、その商品の持つ価値を必要以上に下げるというのは愚公の極みにしか思えない筈なんですが。

こうした行為を平気でする売り手も恐ければ、そうした事を一切気にせず無頓着に朝から並べる2000人という人の数にも薄ら寒いものを感じざるおえない。

 大体元々の値段が低価格でしか作れないなら、作り手だって製作過程で選べる選択肢が限られてしまうし、単純作業化を余儀なくされてしまい、技術力、発想力も衰えてしまう。

豊さというのは本来、多種多様なものが存在するという点にあると思うんですが、そういう意味で今の日本を考えると、安いから物は多くあるかもしれないけど、選べる、もしくは本当にお金を出しても買いたいという類の物はそんなにない。

これって本当に消費者にとって良い事なんでしょうかね?

もう少し一人一人がこうした事を真剣に考えても良いんじゃないですか。

とりあえず私は値段の安さばかり強調して、我が物顔で他産業に入ってくる巨大企業の無頓着さには辟易。

最初に紹介した流れで自分たちの首を苦しめているんだから、もう少し餅は餅屋って言葉もあるし、他人の畑を荒らす前に自分達のホームグラウンドで頑張ってみればと言ってみたい。

安易な価格破壊は全体を苦しめるだけなんて、マクドナルドが二昔前に出した結論だったし。

最後にちょっとだけオマケ話

 バンキシャが番組内で散々低価格におけるデフレの悪影響を語った直後に流れたCMが、某大手スーパーが謳うキャッチコピーが『安いは愛だ』のアレ!

散々こういうのが悪いといっておいて、お金を払ってもらっている企業に対して最悪のタイミングでCM流すその気遣いの無さには笑うしかない。


前回の記事はシャレです、シャレ

2009年11月22日 19時46分02秒 | 日記

 最初に話題にしますが、前回の記事は今の処一回限りのシャレのつもりですので、別に今後このブログが漫画やアニメが話題の中心になるとか、そういうつもりは一切ないのでご安心を。

だったらなんであんな事したのっていう理由は、先週の時点でほぼカンパニーが勝つという事は分かりきっていましたが、他の馬が良く言えば横並び、悪く言えばドングリの背比べな力関係だったので予想は困難。

そんなレースでも先週までは必死に頭の中で汗かいて予想したんですが、今週はそこまでのヤル気なし。

じゃあ今まで予想に使っていた余力を活かしてなにかこんな時しか出来ない突拍子もない事したいと考え、冗談半分に「前回の4コマ漫画が意外に周囲の受けが良かったし、戦国武将のオッサン達でさえ萌えキャラにされてしまう昨今、女の子でも書いて見に来る人を驚かせるというのはどうだろう?」っと友人に言ってみたら、「面白い」という返事が来たのでやってみた次第です。

だからこれから書くマイルCSの回顧は普通ですので、もしあっちの路線を期待した人がいたならゴメンなさい(笑)


北へ2009

2009年08月24日 13時48分20秒 | 日記

今日の夜、北へ向かいます。

そんな訳ですので、サイトの方の新作公開も引き続きバクシンオーに残ってもらい少しの間お休みさせて貰います。

さて、ではもう少し出発前にやり残した事を片付ける事にしますか。

久し振りに会う事になる様々な大切な存在への想いを馳せるのはもう少しお預けです。

とはいえ気持ちの97%はすでに北の澄み切った空の下。

最近は今まで以上に自分の中でこの旅の大事さが分かってきている気がします。

ではまたこうして旅立てる喜びを噛み締めながら行ってきます、北へ。


最近思う事をダラダラと書いてみました

2009年08月12日 22時50分34秒 | 日記

 この国を大きく変えると銘打たれた選挙が控えている筈なのに、解散当初の熱は立て続いた覚醒剤騒動と地震でどこかに行ってしまった。

その間は単発的に発表されたマニフェストの点数付けと、やっと始まった党首討論がテレビで報道されていましたが、そもそも各党のマニフェスト全体の点数付けって可笑しくないかと思う今日この頃。

なんで選挙で取り上げられる人の数え方が一人という個人の単位ではなく、各党何人なんだろう?

冷静に考えれば、例えば年金は民主党さんの案が一番現実的なんで採用、海外派兵は自民党さんの案が一番良いとか、各諸問題で一番良い案を出した人の意見を採用するのが常識ではないだろうか。

学校だって会社だって、大体何かを決める時はそうしていたはずなのに、どうして私達の国は一番議席を取った党の意見しか通らなくなってしまったんだろう?

小選挙区なんて制度を始めたから、過半数の議席を取った党が我侭し放題になったんだと言われると、確かにはたから見てるとそう見える。

 私は大事な決定事項ほど多数決という決め方はあてにならないと思っている。

何故ならそれが斬新、革新的なアイディアであるほど、多くの人に触れれば触れるほど一般的な意見(常識、普通と言われる意見)に削られて最初の形を失ってしまうからだ。

だから一部の会社(キリンビバレッジやTAKARA)の様に、無駄な会議はアイディアを殺す事に気付いた企業は、一般社員の責任と権限を増やし、発起した人間をリーダーとして仕事をするマネージメント制度を導入している。

これは考えてみれば簡単な事だし、当たり前の話です。

だってどんな素晴らしい商品や制度も最初は考え付いた人の頭の中にしか形はないんですから。

本当は年金制度が殆ど、もしくはすでに壊れている事なんて誰だって知っている。

憲法9条が現実的に無理があるかもしれないなんて事は子供だって分かっている。

そもそもこの星で最も民主主義でなくてはいけない機関である国連からして、民主主義が出来ていないんだからと言われれば身も蓋も話です。

だからといって誰かが変わらないと現実は一方的に悪くなるだけというのも本当は皆気付いているんだから、先ず自分たちの国から何とかしてみようと思って欲しい。

芸能人が覚醒剤で捕まったからなんだとう言うんだ。

そんなのは詰まるところ個人単位の話で、有名だろうが無名だろうが、する人はしてしまうし、しない人は一生しない。

街頭インタビューで裏切られたと言う人がいたけど、実生活で関わりのある人ならともかく、直接的になんの関係もない人には適切な台詞じゃない。

だがこと政治に関しては裏切れたと選挙に行った人は言っても良いと思う。

痛みに耐えろ、財源がないからなにしろとなんでも国民に押し付けて、その間この国がどうなってると政治家を叱る権利はあるはずだ。

本来人生とはあらゆる状況に臨機応変に対応できなければ淘汰されてしまう厳しいものです。

それは個人の単位であれ、会社と言う組織の単位であれ、国の単位であれ変わる事はない絶対の掟でしょう。

なのに百年に一度の世界的大不況と自分たちで危機感を煽って政治家がなにをしていたかって、国民の目線から見たら政治化同士の醜い足の引っ張り合いだけだった気がする。

政党間のいざこざや、自民党のお家騒動もはっきり言って、自分たちが恥じをかいて損するだけだから表でやらずに国民の見えない裏でやれ。

たまには議員同士素手で殴り合って、殴られたら痛いという当たり前の事でも思い出してみればいい。

普段から選挙の票ばかり気にしているから当たり前の人の痛みを忘れてるんだろうし、案外スッキリするかもしれない。

メディアは漠然とした各党の点数付けなんて手抜きしないで、せっかく選挙まで史上最長期間という40日間が与えられたのだから、議員個人単位でこの会期にどんな仕事をしていたかって点数付けをすればいい。

最低でも各マニフェストを細部に分けて点数付け、その案の実現性の有無の検証くらいはして欲しい。

本来そういう分かりにくい事を誰にでも分かりやすく伝える事が今のメディアの仕事でしょう。

最近のニュースを見ていると、物事や事実を単純(大雑把)に伝える事が分かりやすい報道と勘違いしている感がある。

そういう伝え方は分かったつもりになるだけで、むしろ何も分からないし、誤解を生むだけなんで止めて欲しい。

いかに一つの事象の多面性を分かりやすく伝えるか、それはその物事の本質を多く理解しなくては出来ない事で、一部分だけを垂れ流すのは誤解を招くだけの公害に等しく、ともすれば核よりも恐ろしいメディアの力の悪用だ。

とかく情報伝達の速さを求められ、限られた短い時間に仕事をしなければいけない事情があるにせよ、メディアは自らの持つ力の大きさを無自覚のまま仕事しないで欲しい。


目が、目が~

2009年04月09日 20時41分06秒 | 日記

 タイトルは天空の城ラピュタよりムスカさん最後の言葉から(笑)

実はそんな風に感じる位、右目が痛くなりました。

どうやら肩凝りと眼精疲労が併発したらしく、肩の方はあんまさんに行ったり、シップ貼ったりしていたら大分楽になったんですが、目の方がどうにも回復に時間が掛かっています。

さすがに長引いてきたんで眼科に行きたいんですが、今週は入学式ラッシュで本業が忙しくて行けず終い。

そんな状態なので目が痛くならないように、なるべくTVも見ない生活しているので、パソコンも殆ど起動していません。

今日もこれ書くだけで目が限界です。

こんな感じなので、今週は予想もブログに記事書くのは無理そうです。

商売上一番大事なところなんで、完全に治るまで暫らく大人しく静養しております。