最近相撲のニュースにウンザリ気味です。
ここに書くと少しはスッキリするかなと思って書いてみますが、今場所前後の朝青龍に関する報道と横綱審議委員会の言い分に閉口するばかり。
やる前と1日目、2日目辺りまであれだけバッシングしておきながら、今度は勝ったらヨイショを始める厚顔無恥なのが半分と、あれだけ悪く言ったらさすがに手のひらを素直に返せない自覚があるのか、もはや悪態にしか見えない微妙な批判を続けたのが半分。
横綱の品位がとかいっても、今の日本人なら大概の人はガッツポーズくらいで難癖つけたら、むしろ難癖つけた方が器量が狭いって言われると思いますよ。
帰国したら「即引退勧告か?」と横審との対決構造で報道するメディアもいい加減にして欲しい。
もう朝青龍の性格は、立派な個性と認めればいいのに。
「最高にヒールな横綱がいてもいいんじゃない」って認めてあげれば楽なのにね、っと思ってしまいます。
そもそも善悪の二極論でなんでもかんでも報道する姿勢に無理がある。
報道、もしくドキュメンタリーでも、製作した人間がいる訳ですから、どうしてもある種の主観性は記事、作品に出てしまうので、現実的に完璧に中立性、俯瞰性を確保した報道というのは無理な話なんですが、それにしてもここ最近の報道のレベルの低さには少々辟易。
楳図かずおさんの裁判にしたってそうですけど、もう少しそれに関わっている皆が大人になれば、問題にもならないレベルの話ばかりじゃないのかと思ってしまいます。
さて話は変わって今日は川崎記念が行われました。
結果はカネヒキリが単勝1,1という圧倒的1番人気に応えてGⅠ7勝目を挙げ、シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、アドマイヤドン、ディープインパクト、ブルーコンコルドといった、偉大な先輩達と肩を並べました。
実は当初、現地観戦を画策していたのですが、同僚の裏切り休暇によって敢え無く断念した経緯があり、この素晴らしいシーンを見れなかったのはなんとも無念です。
8勝目の舞台はどこになるんでしょうか?
次走がフェブラリーSなら、芝の最強馬とダートの最強馬との頂上対決が実現しますが、私は芝ならスカーレットが圧勝できると思うように、ダートならカネヒキリとヴァーミリアンの方が強いと信じています。
ただこの2頭が相手ではさすがのスカーレットも分が悪いと思っての判断なんですが。
だからきっと交流GⅠ1勝クラスの馬が相手なら、スカーレットの方が強いかもと思ってしまいます。
でも実現して白黒つけてほしいという気持ち半分、スカーレットは無理してここは出なくてもという気持ちも半分。
難しいなー。