久し振りのメモ書き記事。
毎日王冠の個人的雑感です。
12.8 - 11.0 - 11.8 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.1 - 10.7 - 11.7
前半1000m 60.0
ラップはパッと見でも分かる後傾ラップ。
とにかく求められたのは瞬発力であり、いかに上りが切れるかの勝負になったのが一目瞭然。
近年の名馬だとエイシンフラッシュの大好物な展開でした。
そのあたりを踏まえてソウルスターリングの評価が大分固まってきたので書いておこうかと。
今回の敗戦で純粋な能力で負けたとは微塵も思わず。
切れ味勝負より消耗戦に強く、距離適性に関してはもう少し見極めたいですが、ラップがきついほど本領を発揮しやすいタイプとして今後扱っていこうと思います。
イメージとして分かりやすく思うのは、GⅠになるともう一段強くなると言われたブライアンズタイム産駒。
流れが落ち着きやすい前哨戦よりも、ラップが厳しくなりやすい本番の方が能力を出しやすかった産駒が多かったことからそう言われていたのですが、ソウルスターリングはまさにこういう傾向があるように見られました。
こちらはオークスのラップ
12.7 - 11.6 - 12.8 - 12.6 - 12.0 - 12.3 - 12.3 - 12.1 - 11.6 - 11.3 - 11.2 - 11.6
前半1000通過は61.7、前半1200mは74.0、後半1200mは70.1
今日よりも正直酷いレベルのドスローな競馬だったのですが、毎日王冠との決定的な違いはソウルスターリングの仕掛けた位置。
今日は逃げてしまったうえ、人気と位置取り的になんとも中途半端な競馬になりましたが、オークスの時はスローなのを察したルメールが3コーナーで早めに仕掛けて位置取りを上げて、切れ味で負けている後続に控えた有力馬の末脚を完封する競馬をした点。
今日とオークスの競馬を比較するに、ソウルスターリングに求められるベストの競馬は、おそらくビワハヤヒデ、ダイワメジャー型の先行して早めに仕掛ける王道型、もしくはさらにそれを強化したダイワスカーレットのように逃げてレース全体を支配する王者型の競馬だと思います。
つまり今日完敗した日本を席巻するディープ産駒の得意な末脚勝負の真逆の長所になると思われますので、馬券的にはその辺を念頭にこの条件なら好走するか、好走すると判断した場合は相手探しでもディープ産駒は一枚割り引いて能力高めの馬しか買わないなどの対策を立てて買いたいと思いました。
それと個人的には日本よりも海外の方が競馬をしやすいのかとも思います。
多分現状のレース選択からは出走しにくいと思いますが、スターリングにとってスローペースが普通なヴィクトリアマイルなんかは鬼門中の鬼門なレースに思えますし、安田記念、宝塚記念の方が能力を発揮しやすいとは思うのですが、そういう選択肢を広げる意味でも海外のレースも視野に入りやすいタイプと判断出来ます。
ちなみに良馬場の方が良いというのはもう桜花賞を見ても明白なので、天気が悪くなりやすい凱旋門賞以外のレースが良いと思います。
マイルなんかだとタイキシャトルやシーキングザパールの活躍で、日本でも知名度が高いジャック・ル・マロワ賞やムーラン・ド・ロンシャン賞がありますが、、個人的にフランスのマイル最強牝馬決定戦という性格を帯びているロートシルト賞なんかも出走が実現すれば胸躍ります。
マイルに限らず、欧州は牝馬のレースが充実していますし、レースを選択しやすい魅力がありますね。
まあこういう夢物語を好きに語るのはファンの特権と許してもらって、スターリングは歴史的名馬であるフランケルが最初に送り出したGⅠ馬でもありますし、海外経験豊富な藤沢先生の管理馬ということもあるので、凱旋門賞の結果で少し下がってしまった気がする海外へ挑戦する情熱を再燃させる存在になって欲しいと思います。
今年の凱旋門賞や、最近続いているオーストラリアへのトレード等を見ても、日本で実力が発揮しにくい馬も確実に存在しており、そうした馬たちの将来への可能性を広げる意味でも今後も果敢に海外への挑戦は続けて欲しいです。
海外遠征のような大きな挑戦は一度途切れてしまうと、現地関係者へのコネクションやスタッフを含めた体調管理のノウハウなど、なかなか一から積み上げるのは困難になってしまう事が本当に多いと思います。
ただファン的にはいきなり飛び出したリアルスティールの次走は天皇賞かブリーダーズCマイルみたいな挑戦の仕方は馬への負担が大きすぎるので勘弁して欲しいですけどね(苦笑)
リアルスティールは良馬場、2000m前後の府中がベストだと思っているので、素直に天皇賞で活躍する姿が見たいです。
毎日王冠の個人的雑感です。
12.8 - 11.0 - 11.8 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.1 - 10.7 - 11.7
前半1000m 60.0
ラップはパッと見でも分かる後傾ラップ。
とにかく求められたのは瞬発力であり、いかに上りが切れるかの勝負になったのが一目瞭然。
近年の名馬だとエイシンフラッシュの大好物な展開でした。
そのあたりを踏まえてソウルスターリングの評価が大分固まってきたので書いておこうかと。
今回の敗戦で純粋な能力で負けたとは微塵も思わず。
切れ味勝負より消耗戦に強く、距離適性に関してはもう少し見極めたいですが、ラップがきついほど本領を発揮しやすいタイプとして今後扱っていこうと思います。
イメージとして分かりやすく思うのは、GⅠになるともう一段強くなると言われたブライアンズタイム産駒。
流れが落ち着きやすい前哨戦よりも、ラップが厳しくなりやすい本番の方が能力を出しやすかった産駒が多かったことからそう言われていたのですが、ソウルスターリングはまさにこういう傾向があるように見られました。
こちらはオークスのラップ
12.7 - 11.6 - 12.8 - 12.6 - 12.0 - 12.3 - 12.3 - 12.1 - 11.6 - 11.3 - 11.2 - 11.6
前半1000通過は61.7、前半1200mは74.0、後半1200mは70.1
今日よりも正直酷いレベルのドスローな競馬だったのですが、毎日王冠との決定的な違いはソウルスターリングの仕掛けた位置。
今日は逃げてしまったうえ、人気と位置取り的になんとも中途半端な競馬になりましたが、オークスの時はスローなのを察したルメールが3コーナーで早めに仕掛けて位置取りを上げて、切れ味で負けている後続に控えた有力馬の末脚を完封する競馬をした点。
今日とオークスの競馬を比較するに、ソウルスターリングに求められるベストの競馬は、おそらくビワハヤヒデ、ダイワメジャー型の先行して早めに仕掛ける王道型、もしくはさらにそれを強化したダイワスカーレットのように逃げてレース全体を支配する王者型の競馬だと思います。
つまり今日完敗した日本を席巻するディープ産駒の得意な末脚勝負の真逆の長所になると思われますので、馬券的にはその辺を念頭にこの条件なら好走するか、好走すると判断した場合は相手探しでもディープ産駒は一枚割り引いて能力高めの馬しか買わないなどの対策を立てて買いたいと思いました。
それと個人的には日本よりも海外の方が競馬をしやすいのかとも思います。
多分現状のレース選択からは出走しにくいと思いますが、スターリングにとってスローペースが普通なヴィクトリアマイルなんかは鬼門中の鬼門なレースに思えますし、安田記念、宝塚記念の方が能力を発揮しやすいとは思うのですが、そういう選択肢を広げる意味でも海外のレースも視野に入りやすいタイプと判断出来ます。
ちなみに良馬場の方が良いというのはもう桜花賞を見ても明白なので、天気が悪くなりやすい凱旋門賞以外のレースが良いと思います。
マイルなんかだとタイキシャトルやシーキングザパールの活躍で、日本でも知名度が高いジャック・ル・マロワ賞やムーラン・ド・ロンシャン賞がありますが、、個人的にフランスのマイル最強牝馬決定戦という性格を帯びているロートシルト賞なんかも出走が実現すれば胸躍ります。
マイルに限らず、欧州は牝馬のレースが充実していますし、レースを選択しやすい魅力がありますね。
まあこういう夢物語を好きに語るのはファンの特権と許してもらって、スターリングは歴史的名馬であるフランケルが最初に送り出したGⅠ馬でもありますし、海外経験豊富な藤沢先生の管理馬ということもあるので、凱旋門賞の結果で少し下がってしまった気がする海外へ挑戦する情熱を再燃させる存在になって欲しいと思います。
今年の凱旋門賞や、最近続いているオーストラリアへのトレード等を見ても、日本で実力が発揮しにくい馬も確実に存在しており、そうした馬たちの将来への可能性を広げる意味でも今後も果敢に海外への挑戦は続けて欲しいです。
海外遠征のような大きな挑戦は一度途切れてしまうと、現地関係者へのコネクションやスタッフを含めた体調管理のノウハウなど、なかなか一から積み上げるのは困難になってしまう事が本当に多いと思います。
ただファン的にはいきなり飛び出したリアルスティールの次走は天皇賞かブリーダーズCマイルみたいな挑戦の仕方は馬への負担が大きすぎるので勘弁して欲しいですけどね(苦笑)
リアルスティールは良馬場、2000m前後の府中がベストだと思っているので、素直に天皇賞で活躍する姿が見たいです。