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日記的雑記

馬バカな日々

毎日王冠・回顧

2017年10月08日 19時43分00秒 | 日記
 久し振りのメモ書き記事。

毎日王冠の個人的雑感です。

12.8 - 11.0 - 11.8 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.1 - 10.7 - 11.7

前半1000m 60.0

ラップはパッと見でも分かる後傾ラップ。

とにかく求められたのは瞬発力であり、いかに上りが切れるかの勝負になったのが一目瞭然。

近年の名馬だとエイシンフラッシュの大好物な展開でした。

 そのあたりを踏まえてソウルスターリングの評価が大分固まってきたので書いておこうかと。

今回の敗戦で純粋な能力で負けたとは微塵も思わず。

切れ味勝負より消耗戦に強く、距離適性に関してはもう少し見極めたいですが、ラップがきついほど本領を発揮しやすいタイプとして今後扱っていこうと思います。

イメージとして分かりやすく思うのは、GⅠになるともう一段強くなると言われたブライアンズタイム産駒。

流れが落ち着きやすい前哨戦よりも、ラップが厳しくなりやすい本番の方が能力を出しやすかった産駒が多かったことからそう言われていたのですが、ソウルスターリングはまさにこういう傾向があるように見られました。

 こちらはオークスのラップ

12.7 - 11.6 - 12.8 - 12.6 - 12.0 - 12.3 - 12.3 - 12.1 - 11.6 - 11.3 - 11.2 - 11.6

前半1000通過は61.7、前半1200mは74.0、後半1200mは70.1

今日よりも正直酷いレベルのドスローな競馬だったのですが、毎日王冠との決定的な違いはソウルスターリングの仕掛けた位置。

今日は逃げてしまったうえ、人気と位置取り的になんとも中途半端な競馬になりましたが、オークスの時はスローなのを察したルメールが3コーナーで早めに仕掛けて位置取りを上げて、切れ味で負けている後続に控えた有力馬の末脚を完封する競馬をした点。

今日とオークスの競馬を比較するに、ソウルスターリングに求められるベストの競馬は、おそらくビワハヤヒデ、ダイワメジャー型の先行して早めに仕掛ける王道型、もしくはさらにそれを強化したダイワスカーレットのように逃げてレース全体を支配する王者型の競馬だと思います。

つまり今日完敗した日本を席巻するディープ産駒の得意な末脚勝負の真逆の長所になると思われますので、馬券的にはその辺を念頭にこの条件なら好走するか、好走すると判断した場合は相手探しでもディープ産駒は一枚割り引いて能力高めの馬しか買わないなどの対策を立てて買いたいと思いました。

 それと個人的には日本よりも海外の方が競馬をしやすいのかとも思います。

多分現状のレース選択からは出走しにくいと思いますが、スターリングにとってスローペースが普通なヴィクトリアマイルなんかは鬼門中の鬼門なレースに思えますし、安田記念、宝塚記念の方が能力を発揮しやすいとは思うのですが、そういう選択肢を広げる意味でも海外のレースも視野に入りやすいタイプと判断出来ます。

ちなみに良馬場の方が良いというのはもう桜花賞を見ても明白なので、天気が悪くなりやすい凱旋門賞以外のレースが良いと思います。

マイルなんかだとタイキシャトルやシーキングザパールの活躍で、日本でも知名度が高いジャック・ル・マロワ賞やムーラン・ド・ロンシャン賞がありますが、、個人的にフランスのマイル最強牝馬決定戦という性格を帯びているロートシルト賞なんかも出走が実現すれば胸躍ります。

マイルに限らず、欧州は牝馬のレースが充実していますし、レースを選択しやすい魅力がありますね。

 まあこういう夢物語を好きに語るのはファンの特権と許してもらって、スターリングは歴史的名馬であるフランケルが最初に送り出したGⅠ馬でもありますし、海外経験豊富な藤沢先生の管理馬ということもあるので、凱旋門賞の結果で少し下がってしまった気がする海外へ挑戦する情熱を再燃させる存在になって欲しいと思います。

今年の凱旋門賞や、最近続いているオーストラリアへのトレード等を見ても、日本で実力が発揮しにくい馬も確実に存在しており、そうした馬たちの将来への可能性を広げる意味でも今後も果敢に海外への挑戦は続けて欲しいです。

海外遠征のような大きな挑戦は一度途切れてしまうと、現地関係者へのコネクションやスタッフを含めた体調管理のノウハウなど、なかなか一から積み上げるのは困難になってしまう事が本当に多いと思います。

 ただファン的にはいきなり飛び出したリアルスティールの次走は天皇賞かブリーダーズCマイルみたいな挑戦の仕方は馬への負担が大きすぎるので勘弁して欲しいですけどね(苦笑)

リアルスティールは良馬場、2000m前後の府中がベストだと思っているので、素直に天皇賞で活躍する姿が見たいです。

スプリンターズS・回顧

2016年10月02日 16時29分03秒 | 日記
 戦前予想はビッグアーサーが圧勝するか、自滅、もしくはそれに近い負け方で負けるかのどちらかだったので、単勝1.8倍のダントツ人気ではいずれにせよ馬券的にリスク高いと判断して見学に専念。

結果は残念ながら悪い方の予想が的中。

率直に言ってビッグアーサーの負け方は条件戦で見かけるダントツ人気の負け方の一つ。

圧倒的人気馬が周囲に警戒され、ブロックされていたら抜けだす機会を最後まで失ったというケース。

 実際今回は内田騎手始め、周りのブロックがきつかった。

しかしGⅠでは多少の無理をしてもそれが実行されない位置取りをするべきだし、実際にスタート後の位置取り、行き脚を見れば3番手を死守することは出来たはず。

それをせずに外から来られて道中5番手以下というのはあまりに消極的過ぎた。

福永騎手の状況判断能力はロードカナロアの函館SSの時から5年間、全く進歩してないのだなと思ってしまった。

  能力的には間違いなく1番だったビッグアーサーが全く能力を出さずに終わってしまったことは個人的には無念としか言えない。

身体つきを見ているとバクシンオーの面影を一番濃く受け継いでるように思えるビッグアーサーが、こんな形で戦績に傷を残した。

後に控える種牡馬入りを考えれば、今日の敗戦内容は目を覆いたくなる。

福永騎手には猛省して欲しい。

このあと凱旋門賞の中継のゲストに呼ばれてるそうだが、針の蓆の心境をよく味わってくださいな。

キングヘイローのダービー同様、取り返しのつかない敗戦だと思う。

 勝ったのはレッドファルクス。

祖母のレガシーオブストレングスはあのスティンガーの母であり、母のベルモットはそのスティンガーの全妹。

母系は短距離戦で良績を残す確かな筋の通った良血であり、父スウェプトオーヴァーボードはスプリンターズS2着ですでに種牡馬入りしているパドトロワを送りだしているので、今日の戴冠は非常に得心がいく血統の持ち主。

スウェプトが急逝したエンドスイープの後継として日本に来たのが2003年。

とうとうGⅠタイトルを掴んだことは、もう10年以上顔を合わせている身としては本当に嬉しい。

父息子ともども、今後の益々の活躍を願います。








新潟遠征 新潟競馬場編

2016年08月22日 10時55分06秒 | 日記
一週開いてしまいましたが、関屋記念当日の新潟競馬場観戦記をFace book にアップしました。

新潟遠征 新潟競馬場編

https://www.facebook.com/osamu.usui.5/media_set?set=a.930026927125797.1073741893.100003554941401&type=3¬if_t=like¬if_id=1471763091452555

最近 Face book で画像のアップデートが上手くいかず、簡易アップローダーをつかっているため、一度に5枚しか画像がアップできず、少しずつ画像を上げているために、アップされているのに順番に画像を送っていくとなぜか抜かされて表示されない画像などもあるようです。

極力そうならないようには注意しているのですが、そもそもなぜこういう状態になっているのかが分からないため、状況改善には時間がかかりそうです。

今年も日高の旅は Face book の方でご報告する予定なので、全部の画像を確認されたい方は一度アルバムタイトルの方をクリックして全画像を確認してもらった方がいいかと思います。

宝塚記念・予想

2016年06月26日 13時04分43秒 | 日記
 買いたい馬が多すぎて絞るのに苦労しましたが、正直当っても運が良かっただけとしか言えない自信度。

現時点で稍重の馬場がどう出るかなど、少しの適性の差や展開のあやで着順が入れ替わる力関係だと思っています。

◎ ドゥラメンテ
〇 ラブリーディ
▲ マリアライト
△ アンビシャス
△ ステファノス

皐月賞・回顧

2016年04月17日 16時29分51秒 | 日記
 いやーこれは当たらない。

皐月賞では5年に一度くらいある追い込み決着の年になった。

ラップを見てみると

12.0 - 10.7 - 11.5 - 11.7 - 12.5 - 11.5 - 12.4 - 12.2 - 11.6 - 11.8

前半1000m通過が58.4ってだけでもきついのに、そこから6ハロン目で11.5とさらに流れを加速させたのがいるから、これは先行馬壊滅するのも当然の帰結。

むしろ先行して踏ん張ったリオンディーズとエアスピネルは評価されて然るべき。

 デムーロ騎手の騎乗が一部で叩かれてるみたいですが、8枠ってことを考えるとこういう事態は普通に予想できましたし、前目の良いポジションをとろうとした結果、想定以上のハイペースに飲み込まれる形になったのはミルコ一人の所為ではないので、これを責めるのはちょっとかわいそうに思える。

斜行に関しては馬がしんどくてよれてるだけに仕方ない面が大きい気がしますが、まあ豊さんとベリー騎手が怒るのも無理はない。

これで2年連続で皐月賞で騎乗停止を喰らってしまったので、しっかりその辺は反省して改めて欲しい。
 
 乗り方全般でいえばどちらかと言えばマカヒキの川田騎手の方が他力本願過ぎるというか、もう少し工夫すれば1着も十分あったであろうと思ってしまいました。

スタート直後は枠もあって中段にも付けられる位置にいながら、1コーナー回る頃にはもう後ろから3番手って…

いくらなんでも抑え過ぎだし、これでハイペースにならずに脚を余らせたらどうする気だったんだろ?

 結局6ハロン目でハイペースが更なる激流に変わったのが今日のターニングポイントだったわけですが、なんていうか、こういう極端な流れでレースレコード出されてもレース前の3強に勝ったディーマジェスティが加わって、ダービーは4強の争いになったくらいしかハッキリとしたことは言えないので困る。

また結構前からある格言だけど、2000年以降の皐月賞で1分58秒台の決着となったレースの勝ち馬はダービーを勝てないというデータにも当てはまるのでそういう意味でも予想が厄介になったな~という印象。

2002年 ノーリーズン  1.58.5 ダービー  8着
2004年 ダイワメジャー 1.58.6 ダービー  6着
2009年 アンライバルド 1.58.7 ダービー  12着
2013年 ロゴタイプ   1.58.0 ダービー   5着
2015年 ドゥラメンテ  1.58.2 ダービー   1着

これはご覧の通り、昨年のドゥラメンテによってとうとう破られたわけですが、結構使える判断基準でした。

しかも今回は58秒どころか、それを切る1分57秒9。

いくら先行勢壊滅のハイペースの恩恵があったとはいえ、能力がなければここまでの時計は出ません。

ただ穿ってみればドゥラメンテ以外のメンバーのように、中距離適性の高いタイプの可能性も捨てきれない。

ディーマジェスティは父ディープに母父ブライアンズタイムで、その前の母父がサドラーズウェルズ。

血統だけ見れば2400はドンと来いですし、共同通信杯も勝ってるので大丈夫だとは思うのですが。

っていうか、時計と血統すべてが額面通りなら三冠馬の誕生も期待できますね。

 とはいえ皐月賞は天気や枠で3強にも隙が生まれるとは思っていましたが、ダービーは4強で流れに乗った馬が勝つとしか思えず、今日以上に難しい予想を強いられそうです。

まあ私が弥生賞の記事で書いた通り、オグリやスペシャルウィーク世代のように、主役扱いの馬だけじゃなく、その横を固める面々も個性派ぞろいの黄金期を迎えてくれるかもしれないという密かな期待が現実になって来たとワクワクしております。

ちなみにジンクスと言えば、『1月生まれは皐月賞を勝てない』というジンクスがあったのですが、さすがに今回の3強ならだれか一人が破るだろうと思っていたら、3月24日産まれのディーマジェスティがそれを阻みました。

マカヒキ1/28・リオンディーズ1/29・サトノダイヤモンド1/30

競馬してると結構なジンクスを予想してる段階で覚えて使うことになりますが、ダービーではジンクスを守ったディーマジェスティが、今度はさきほど挙げたジンクスを昨年同様破れるのかも一つの見どころとして楽しみたいと思います。