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日記的雑記

馬バカな日々

2014日高の旅・AERU

2014年10月03日 17時47分43秒 | インポート

 今回は珍しい、牡馬のGⅠ馬が同じパドックに放牧されているのが印象的なAERUから3頭をご紹介。

残念ながらダイユウサクが昨年12月8日に老衰で亡くなってしまいましたが、残った3頭はこの通り元気そうでした。

ニッポーテイオー

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ウイニングチケット

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ヒシマサル

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個人的にニッポーテイオーとダイユウサクの年長組、チケットとマサルの元アローS 繋養組がコンビで仲が良さそうという印象を持っていたので、ニッポーテイオーが寂しい思いをしているのではと心配していたのですが、今は3頭仲良く行動していて一安心できました。

サニブーも ここにいたんですよね…

懐かしい思い出がだんだんと募る場所にここもなってきました。


オークス・回顧(余話)

2012年05月21日 20時23分25秒 | インポート

 せっかくの現地観戦で写真を一杯撮ってきたのでサービスの意味も込めて、余話というか雑談的な記事も。

しかしオークスのレコードも驚いたんですけど、すでに10レースが終了した段階で相当早い決着になる気はしてました。

だって3連勝とはいえ、9番人気のミトラがいきなり上がり33秒2で1分19秒6なんてタイムを目の前で出したので、こっちはレース直前になって予想に迷いが生じましたよ(苦笑)

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最終的に絞ると本当に当らないので三連複のBOX買いにしたのですが、最後までアイムユアーズ…というか、ウイリアムズ騎手が恐くて買い目に入れるかどうかを迷ったのですが、このレコードでいよいよ判断付かなくなったので買わないで負けるよりも買って負けようと馬券を購入。

っで結果はご承知の通り、ハナ差で4着というなんだか最も悔しいオチでした。

ここまで来たなら3着来てよ(涙)って感じです。

10Rの本場馬入場辺りでは、「アグネスエナジーのハート型の星が可愛い」なんて呑気な事を言ってたんですけどね。

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 あとレース前に写真撮ってて気になったんですけど、

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このドレスって普通のドレスなんでしょうか?

それともこういう時のために仕立てから違うんでしょう?

後ろ姿を撮ってたら馬服のように奇麗に収まっているのでなんとなく気になりました。

 さて最後に触れるのは岩田騎手の騎乗停止により突如湧いたチャンスをしっかり物にしてGⅠ…というか、クラシック3勝めを挙げた川田騎手。

しかし川田騎手は大一番に強いですね。

正直関西ジョッキーはベテランでも関東のGⅠでは割り引く騎手がいるのですが、代打で桜花賞馬を勝利に導いた点は素直に評価したいです。

またこれまでのGⅠを勝った時の内容的にもキャプテントゥーレの皐月賞、ビックウィークの菊花賞といい、騎手の腕が活きた競馬が多いのも高評価です。

このまま更に頼れるジョッキーへと成長して欲しいですね。

そんな風に思っていたので、インタビュー後の帰り際に見せたすっごいドヤ顔も納得しましたw

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首の部分のお顔とそっくりで、それも含めてちょっと素敵過ぎたのでオチに使わせてもらって済みませんm(_ _)m

実はこの後もっと悪そうな顔(失礼)のアップを撮ってあるのですが、そちらを自粛しますのでご勘弁を(笑)


春天・回顧

2012年04月30日 17時11分19秒 | インポート

 すでに色々なところで書かれている通り、(色々な意味で)歴史に残るレースとなった天皇賞・春。 

【天皇賞・春】オルフェ まさかの11位惨敗で凱旋門白紙 - スポーツニッポン

まあ世間の焦点となるのは当然ながら勝ち馬ではなくオルフェーヴル。

 そこで今回はオルフェ陣営に関して考察しますので、先ずは池江調教師と池添騎手のコメントを見ていきましょう。

【レース前】

(最終追いが)終わった後も状態はいいと聞いていますからね。このまま無事にいってほしいです。あとは馬の力を信じて乗るだけ

【レース後】

「きょうは馬場に脚を取られて。直線で4、5回つまずいた。硬いし、芝が密に生えていない特殊な馬場。あと返し馬の時、フットワークが硬いな…と。下を気にしていたのか、いつもの柔らかさはなかった。調教再審査で2週連続、ダート(Eコース)に入った影響なのか…」

続いて池江調教師。

【レース前】

「急仕上げ気味でハードに攻めた前走より、いい感じでリラックスできている。順調にきていますね」

連続の大外枠に同師は「またか…」と表情を曇らせたが、気を取り直すように「これもひとつの試練。この枠なりの競馬をしようと思っている」

【レース後】

またファンの方の期待を裏切って、申し訳ありません。はっきりした敗因は分からないが…。

パトロールビデオを見ると馬場を気にしていた。直線で何度か脚を取られていた。

――池添騎手は返し馬の感じが一息と。

いつもの弾むような感じがなかった。妙に下を気にして、折り合っている感じ。レースもそんな感じだった。同じ良馬場でもカチカチの馬場。確かに同じ条件で他の馬は走っているがその辺も影響したと思う。

 ――特殊な展開。

確かに厳しかった。あそこから届く馬はそういないでしょう。それでも、普段のオルフェなら、あそこからまくり切る脚は持っている。それができなかった。

これらの情報をもとに個人的に思うのは、

  • レース前には触れなかった体調面に関しては、馬は生き物なので当日急に悪くなる事もあるので気にしません
  • やはり前走の逸走?(暴走?)が前提条件にあり、今回あの位置取りを選択した事に関しては当初から想定できたので、その後も含めて特に池添騎手の騎乗には不満はありません
  • 馬場状態に関してはファンなのでどういうものか完全に把握が出来ませんが、他の陣営で馬場に不満を漏らしているのを見ないので、時計は出てましたがそこまで特殊な馬場ではなかったはず

最後に池江調教師が最後に特殊な展開という質問に対して、普段ならあそこからまくり切れると断言してますが、それは明らかに過信としか思えません。

仮にこの春天でオルフェがラスト3ハロンで先頭でゴールする場合、最低でも上がり32.2以上の脚を使う必要があります。

これはあくまで机上の空論の話ですが、32秒前半の脚を普段から使えると思ってるのならオルフェが気の毒です。

これだけの末脚を普段から使っていたら確実に競走馬としての寿命を大幅に削ってしまいますし、文字通り命を懸けるに等しい行為です。

その前からスパートしてもあの位置取りでは大外を周ってこざるを得ないので、負けるという結果自体に変わりはないでしょう。

はっきり言って今日のオルフェは誰が乗っても勝てなかったと思います。

前走から選択せざるを得なかった位置取りも裏目に出ている上、枠も最悪でその上出来も悪かったと思います。

 次に天皇賞というレース全体の考察に移りますが、ラップを見てください。

13.0 - 11.6 - 11.3 - 11.7 - 12.4 - 11.9 - 11.9 - 12.7 - 12.7 - 12.7 - 12.1 - 11.9 - 11.4 - 11.7 - 12.3 - 12.5

前半1000m 60.0 中盤1200m 61.9 +12.1 後半1200m 59.8

前半1800m 96.5 後半1800m 97.3

わずかに前傾ラップですが、細かく見ていくと前半1000mはそこそこ早く動き、中盤で時計を落として赤字の部分からスパートを始めたのが分かります。

それでもこの距離で一度も13秒台まで落ちている部分がない辺り、本質的にステイヤーとしての資質が問われたレースになったのがビートブラックの勝因という印象。

石橋騎手がこのラップを意図的に構成したのなら、皐月賞の内田騎手なみに褒め称えれて然るべき名騎乗ですし、このペースで最後まで押し切ったビートブラックの強さも賞賛に値する物でしょう。

今の長距離戦はラップを考察するともう目を覆いたくなるほど中盤の中だるみが酷く(大阪杯のように中距離でも起こる始末)、本質的に距離に対して適性を問われないレースが多いのですが、今年の天皇賞はそうしたぬるま湯に使ってきた馬達には厳しいレースになったのではないでしょうか。

これを特殊な展開と言うのなら、私的にはよほど普段のレースの方が低レベル過ぎて話になりません。

 また馬群の動きを特殊というのなら、先頭は中盤で時計を落としてスローで逃げているにも拘らず、今の長距離戦(特に京都)ではほぼ毎回のように後続が差を付けられ、結果的に大逃げになるという現象が私にとっては理解不能で、こちらは特殊というより異常と表現出来るほど。

クイーンオブスプマンテの時は10年に1度の特殊なケースと皆が納得しましたが、その特殊なケースがあれから何度あったことか。

もうファンだってそんなレアケースじゃないと気付いてます。

こういうレースがGⅠである度に、2番手以降の騎手がなにを意図して騎乗していたのか問いただしたくなりますが、そろそろ誰か説明責任を感じて話してほしいですね。

本当に時計面から考察するとなぜ大逃げになるか理解不能なので、先頭を追いかけない、理由を喋らない騎手は、プロとして行動も内面もファンに恥ずかしくないのかと思います。

 という訳で、私の見方としては

  • 今年の天皇賞は珍しくステイヤー色の強い本来あるべき姿を取り戻したレースだった
  • だからそういう意味では悲しい事に現代では確かに特殊(王道を大きく外れた)な資質となっているステイヤーとしての資質こそが活きた
  • それを表すように、ビートの上がりの落ち方が緩やかで、長距離戦での持続力を物語っている

という事だと思います。

とりあえずビートの勝因 = オルフェの敗因という単純な構図ではなく、オルフェはあくまで自滅の道を辿った印象が強いので、オルフェの問題はそれ自体を単品で扱う方が無難でしょう。

またビートブラックの今後はステイヤーとしての輝きが今回色濃けば濃いほど、今後のレースで苦戦を強いられる事でしょう。

願わくばこういう馬こそ欧州への遠征に踏み切ってもらえばと思います。


高松宮・予想

2012年03月25日 09時16分00秒 | インポート

 これまで行われた貴重な新中京1200mを分析すると、そのどれもが前傾ラップになってます。

当初は前が残ったり、差し、追い込み決着になったりと傾向が掴めなかったのですが、前傾ラップである事実から考えると基本的には先行馬よりは差し馬有利。

下のクラスは能力差によるバラつきが大きいので先行馬が勝つこともあるだろうけど、上のクラスに行くほど能力差は小さくなり、こうした実力外のアドバンテージの差が結果に明確に出る可能性は高くなると判断しました。

ただあくまで1年目なので、仮説ながらも当る確立を高めるために予想の軸を絞っていかないと話にならないからしているだけで、この仮説が間違ってる可能性も当然ありますが。

とはいえラスト3ハロンの上がりも殆どの馬が35秒台という点から見ても時計が掛かっている、力の要る馬場なのは間違いなく、そうした点からも中京1200mは先行馬より差し馬に向いているのではないかと思ってます。

 では以上を踏まえた上で印を打つと

◎ サンカルロ

〇 ロードカナロア

▲ カレンチャン

△ ダッシャーゴーゴー

△ アグネスウイッシュ

と言った感じです。

予想段階で前傾ラップになる、時計が掛かっているという事実を2つ挙げているのですが、それは単純に1200mを走る以上のスタミナが要求される事を意味するわけで、そうした意味では上位3頭はイマイチ信頼性に欠けるんです。

サンカルロは一応マイルのNZトロフィーを勝ってるので◎にしましたが、内回り、小回りコースでの好走が多く、広いコースだと差し損ねているのがネック。

ロードカナロアはジュニアC2着が一応あるので〇。

カレンチャンは生粋のスプリンター色が強く、マイル未経験でちょっと走ってみなければ分からないというのが正直な印象。

とはいえカナロアとカレンチャンはここ最近のスプリンターの中では頭一つ抜けて強いのは事実。

逆にサンカルロは能力だけで考えるとその2頭に一枚見劣りするんですよね。

うーん、いまいちコースの実態が掴めていないので、どれくらいコースへの適性で地力差が覆せるのかが把握できていないので馬券買うには非常に悩ましいレースだと思います。

自信度はGⅠなので一応書いたレベルです。