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日記的雑記

馬バカな日々

今日の感想メモ書き

2016年02月14日 15時57分52秒 | 競馬
 本格的にクラシック戦線が始まってきたので、直後の印象を忘れないためのメモ書き。

東西ともにメインレースは馬場が大きく結果に左右した印象。

共同通信杯の1,2番人気の両馬は距離の壁もありそうと感じられたので、クラシックへの評価を上げたのは勝ち馬のディーマジェスティくらいかな。

とはいえ母系の距離適性がどう出るかがカギになるけど。

 スマートオーディンはスタートから2ハロンは掛かり通し。

早い段階で短距離路線に舵を切って欲しい。

 イモータルは距離に不安はないが、血統的に中山の方が良さそうだけど、現状の脚質がお世辞にも皐月賞向きとは言えないのがうーん。

かといってダービーで切れ味勝負になってディープ産駒を負かすのは至難の業。

才能は感じるが前途多難。

 ハートレーは一番敗因がつかみにくいが、母系がエーピーインディだけに距離が伸びて良いタイプとは思えず、やはりクラシックへの評価は下げざるを得ない。

 京都記念も良馬場なら結果はだいぶ違ったのだろうが、時計がかかるならサトノクラウンは今後も要注意。

地力はあるし切れ味勝負で分が悪い以外の欠点が見受けられない。

運が味方すればGⅠタイトルは掴める存在。

 他の馬はこの馬場ではなんとも評価しづらいというのが素直なところ。

個人的メモ書き

2015年12月27日 19時48分14秒 | 競馬
 タイトル通り、ブログなら忘れにくいという点で書く記事で、間違っても個人攻撃のつもりではないのです。


【有馬記念】ラブリー5着に川田「距離が少し長いのかも」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151227-00000078-dal-horse

「2500メートルは少し長いのかも。4角で少しついて行けないところがあった」と川田将雅騎手は距離に敗因を求める。

池江泰寿調教師は「2000メートル前後がベスト。ワールドワイドに、距離重視のローテを組んでいこうと思う」と来年の反撃を誓っていた。


【有馬記念】5着ラブリーデイの川田「4角から追走に苦しんだ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151227-00000073-sph-horse

「道中はスムーズな走りができました。4角から追走に苦しんだところを見ると、2500メートルは少し長いのかもしれません」


個人的には先に書いた有馬記念・回顧の記事の通り、本来は勝ち馬のゴールドアクターが取った位置取りで競馬をするべき馬が、そこを争わずに後手にまわった影響から掛かって追走に苦しんだとしか思えないので、若干言い訳に聞こえる。

まあ本来は周囲に逃げるぞ!っと思わすほどの積極策を取った吉田隼人騎手を褒めるべきなのであり、2番人気と8番人気で人気が低い方がリスクを嫌わずに積極策に打って出て大きなリターンを得たというのは良くある話なわけですよ。

毎度毎度完璧な騎乗が出来る人間は存在しませんし。

 ただ今年からデムーロ騎手とルメール騎手がJRA所属となった今の競馬を見ていると、人気馬に限らず常に勝利を目指してリスクを恐れない二人の騎乗ぶりを考えていると、レースを壊さないクリーンな騎乗を常に心がけてきた日本人騎手はやはり分が悪く思えてきます。

今回の川田騎手の騎乗がそこまで悪かったかと言えばそうでもない、しかし勝つことを前提とした場合はやはり消極的、無難な騎乗としか言えません。

長らく日本人の横綱が出ない相撲界を笑えない現状を見てると、10年後のリーディングは外国出身のジョッキーばかりになりかねないというか、賞金水準が世界最高峰の日本はそうなる可能性はかなり高いといわざるを得ません。

 レース以前から距離に不安を抱えていたのなら、スローペースでの前残りでしかラブリーディには勝つ可能性はないと判断できたでしょうに。

是が非でもあの位置取りを死守しようとする気概を感じなかったことから、距離不安云々はレース後にそう思ったのでしょうが、いずれにせよ自身の騎乗馬に対して真剣に向き合った結果の騎乗だったのかは疑問符を持ってしまいます。

思えばハープスターの凱旋門賞でも、現地では歴代最低の騎乗と報じられていたのに、本人は帰国後に平然と悔いのない騎乗と言っていたお人。

騎乗馬の質に見合う、もっと貪欲に勝ちにこだわる姿勢を見せてほしいものです。






有馬記念・回顧

2015年12月27日 18時07分17秒 | 競馬
 今年もとうとう有馬記念が終わってしまいました。

残すところは東京大賞典ですが、ひとまず中央競馬これでオーラス。

 レース全体のレベルとしては特色はない年だったと思いますので、各馬ごとに思った事を書いていこうかと。


■ ラブリーディ

おそらく仕上がりはギリギリの状態。

それでも走れるだけの状態で出てきていたとは思いますので、私的には5着という着順は疲れから来たとは思っていません。

敗戦の致命傷となったのは、向こう正面に入った辺りから始まった、良い位置を狙ってきた外側の馬達とのポジショニング争い自体に参加せず、漫然と位置取りを後ろに下げる結果となった川田騎手の騎乗が全てと思ってます。

少なくともあそこで3番手辺りを死守出来ていれば、3着以内にはなっていたと思ってます。

なにせあの後はかかるわ、詰まるわ、散々でしたから。

それでいて足を余らせての5着。

年度代表馬がかかった今年の総決算で不完全燃焼させられた馬が本当に不憫に思えました。

来年現役続行なら乗り変わりを希望します。


■ ゴールドアクター

グラスの孫が3度目の正直で期待に応えてくれましたよ!(馬券はラブリーディがね…)

モーリスといい、この馬といい、日高の年度代表馬はスクリーンヒーローだ(笑)


JCを回避した陣営の判断が活き、余力がない他馬との差が明確に出た印象。


来年は主役の一頭として飛躍の一年になって欲しいです。


■ サウンズオブアース

課題は気性面ですかね。

自在性というか、もう少し戦略的に幅が出れば来年こそはGⅠタイトルにも手が届くでしょう。

ミルコの手腕が光ったことは間違いないですが、それに応える地力の高さは間違いなくGⅠ級。


■ キタサンブラック

セントライト記念直後に、期待込で来年の宝塚記念で▲以上の印は打ちたいと宣言してました通り、中距離のGⅠ戦線の主要メンバーになると思っていましたが、まさか今年ここまでの活躍をしてくれるとは。

想像以上の事が起こるとワクワクしますね。

ブラックタイドも素敵な後継馬を出してくれたものです。

来年の中距離戦を引っ張る存在に成長して欲しいです。


■ マリアライト

来年のショウナンパンドラポジションに一番近いかもしれないですね。

ディープの軽さとエルコンドルの重厚さがマッチングして、牝馬でありながらこのメンバーで自分の競馬を存分に披露してこの着順。

来年の牡馬との競馬にも強気で挑んでいけると思います。


■ リアファル

【有馬記念】リアファルまさかの最下位、左肩ハ行の診断


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151227-00000082-dal-horse

上で紹介した記事の通り、やはり故障でしたか。

ただ記事の通り、怪我の状態はそれほど重くはないと思われますので、大事にならなかったことを何よりと思います。


■ ゴールドシップ

とうとう引退ですね。

ステイファンとしても、この馬のファンとしても、本当にしんみりとしてしまいました。

引退レースなのであまり突っ込んで書くのもなんですが、内田騎手の騎乗内容はベターではあるがベストではないと思っています。

理由はやはり全盛期と比べれば力の落ちているであろうシップに対して、得意な戦術ではあるけど、それを実行して勝てるだけの力がないことはおそらくわかっていただろうにあの捲りをなんの工夫もなくただ実行したので。

好走できる可能性は勿論高いし、負けても納得するだろう選択肢の一つではありましたが、個人的にはあと1ハロン仕掛けを遅らせるなどの一工夫が欲しかった。

とはいえ叩かれるような内容ではありません。

ただ私が勝ちにこだわり抜いた選択とも思えなかった点が不満と言えば不満という程度の話です。

なにより喜ぶべきなのは、五体満足で現役生活を終えられたことですからね。

来年の夏、シップと向き合える時が今から待ち遠しいです。














有馬記念・予想

2015年12月27日 12時26分54秒 | 競馬
 基本的な予想の構成はJCと変わらず、先行して抜けだすラブリーディを交わせる馬がいるかどうか。

ゴールドシップに関しては枠が枠だけに捲る以外の選択肢に勝機があるとは思えないが、ラブリーディを捲りで負かすのは相当困難な事だと思っているので、◎はラブリーディ。

他は全て△で、アドマイヤデウス、ゴールドアクター、サウンズオブアース、リアファル。

△を選んだ理由は騎手と馬を総合的に見ての判断。

特にデムーロ、ルメール騎手は年間の複勝率が4割越えで、二人のどちらかは普通に来るでしょう。

デウスはイン差しの期待できる岩田騎手の手腕にかけます。

アクターは祖父のグラワンにスペシャルウィークを応援していて屈辱を味わい、父のスクリーンヒーローはダイワスカーレットとの馬連一点で臨んだ結果、唯一スカーレットを真っ向勝負で負かしに行ったために馬券は外れたという経緯があるので、孫の代で3度目の正直(苦笑)

朝日杯FS・感想

2015年12月20日 17時52分54秒 | 競馬
 エアスピネル惜しかったー。そしてリオンディーズ強かった。

道中の立ち回りは完璧に近く、追い出しも待ちに待ってゴーサインを出してなお、リオンの豪脚に屈した形だけにもうこれは仕方なかった…とはいえ、ミルコ空気読もうよと思ったのも事実(苦笑い)

中山だったらおそらく逆であったろう結果、そして母同士がオークスで雌雄を決した両雄という血のドラマ、(豊さんと角井さんの相性的なアレな結果とか)つくづく競馬の醍醐味を体現したレースだったと思いますが…

それでも豊さんの記録達成見たかったなー。

まあこんなチャンスはもうないかもなんて思っていたら、あっさり来年勝っちゃって、おまけに新設GⅠにも強いからホープフルの方も勝つなんてことをあっさりやってのけるのが豊さんなんで、楽しみは来年以降に持ち越しということで。

今週も本当に良いレースで最高に楽しかったことこそ幸せと感謝。

 一応真面目な分析として、阪神コースに変わったとはいえ、産駒を大量投入したダイワメジャー、ダノンシャンティという明らかにキンカメ産駒よりもマイルが適距離だった他馬を蹴散らしたので、この2頭が春の主役とみて間違いないでしょう。

現時点の脚質では、皐月賞がエアスピネル(同父ラブリーディタイプ)、ダービーがリオンディーズ(同父ドゥラメンテタイプ)と見てますが、菊花賞はこの2頭どちらも確勝とは思えませんし、この2頭を脅かす第三の男の出現を待ちたいです。