今年は偉い豪華メンバーになった中山記念。
一番人気はダービーからの復帰戦となるドゥラメンテで、二番人気はライバルのリアルスティール。
個人的に第一印象として、各馬それぞれが信用しにくいと思ってしまいました。
中山記念はコースの設定上、スタート後にすぐ坂を迎えるため、行き脚がつきにくいという特徴があります。
この影響からポジショニング争いがあまり激しくなることはなく、一旦落ち着くとあとは逃げた馬次第ではありますが、ほぼ間違いなく道中でペースが一度落ちる可能性が高いため、先行馬有利が定石。
ところが人気上位馬で確実に先行すると見込めるのは5番人気のロゴタイプくらい。
あとはマイネルラクリマかな。
まあ11頭立てなので絶対視するほど内枠有利と思わなくていいと思いますが、勝ち馬はドゥラ、スティール、アンビシャスの3頭で一番前目でスマートな競馬をした馬になる可能性が高いかと。
内の先行馬であるロゴやラクリマが今年なにか叩いてここに望んでいるなら少しは強気に穴を狙う気にもなるんですが、如何せん殆どの馬が今年の初戦。
出走頭数もそんなに多くないので、いくら脚質的に後ろからの馬が不利になりやすいといっても、能力で上位陣が押し切る可能性は高いと思います。
波乱があるとすれば、レース以前の体調などの問題で上位陣の自滅があるか、リアルスティールの鞍上が内で包まれて脚を余すかくらいかと。