昨日は早々と21時に沈没。
その後早く寝てしまったので、早朝夜が明ける前くらいに目が覚めてしまい、仕方なく昨夜手を付けられなかった仕事にいそしむ一日のスタート。
もう完全に体内時計駄目になってそうですが、それは置いといて有馬回顧の残りを。
あとは前回触れられなかった個別の馬の個人的評価をしたいと思います。
● ウオッカ
悪夢の大外枠に加え、適正に疑問を持つコース、その上向かない馬場。
最悪の条件で走った春のグランプリ同様、今度のグランプリでも可哀想な目に合ってしまったというのが素直な印象です
枠を見ただけでも馬券の対象外となる枠に入り、その上で道悪。
上がり36秒台の競馬ではこの馬の持ち味が活きるわけもなく、今回の敗戦は気にせず来年に備えて欲しいです。
鞍上の四位騎手に関しては、この馬を非常に大事に育てているのが見ていてよく分かるので、秋3戦の敗因では決してないと思ってます。
● ロックドゥカンプ
4着という結果を見た後でも、やはり今年の3歳牡馬では最もポテンシャルを秘めた馬だと思います。
上がり勝負になった時の不安は残しましたが、来年応援し甲斐のあるのはやはりこの馬ですね。
今回は能力を出していると思います。
● ドリームパスポート
復調しているのは見て分かりましたが、やはり躓いたアクシデントが痛かったですね。
元々の素質の高さは折り紙つきですから、ここまで来たのならじっくりと来年に備えて欲しいです。
貴重な芝でのフジキセキの後継馬。
来年所属厩舎の移籍が発表されましたが、個人的には肯定も否定も出来ないです。
推測ですが、おそらく今年未勝利の高田騎手が騎乗した事など、大レースを勝つための厩舎側の姿勢を馬主サイドから問われたのでしょうが、厩舎側の若手を育てようとする考えも分かるし、勝つために勝てる確率が少しでも高くなるように非情と思われてもそういう選択をしたい馬主。
どちらがか間違っているなんて事はない問題だけに、なんともいえません。
ただ一ファンとして、人のごたごたで馬にしわ寄せが来ないことだけを願ってます。
良くも悪くも私の競馬は馬が中心なので。
● マツリダゴッホ
勝ち馬なのに最後という私としては非常に珍しい順番になったゴッホ(笑)
以前から中距離戦を引っ張る存在になって欲しいと公言していましたが、まさかの有馬記念制覇でした。
枠だけ見れば買いなんですが、距離と蛯名騎手が気になってどうしても強気になれずでした。
だって蛯名騎手出遅れ多いんですもん(苦笑)
出遅れてせっかくの好枠を仇にされても困るし、あそこまで前に行ってくれるイメージが全然出てこなくて、馬券的には正直切っちゃいました。
好きな馬、気にかけていた馬はやはり追い続けてこそなんですね。
それを改めてこの馬に教わった気がします。
まだまだ当てにならない気もしますが、グランプリホースとして、来年その名に恥じない活躍をして欲しいです。
しかし終わってみればサンデー産駒というオチも、来年からは相当なくなってくるでしょうね。
私が競馬を始めた時の様な、種牡馬の戦国時代にそろそろ戻りそうです。
来年からは色々な血統の馬達の活躍が増えると思うと、3年ぶりに馬券の通算成績がマイナスに終り、馬インフルなどの騒ぎで辛かった今年の競馬も忘れられそうですね(といって自分を誤魔化す苦笑)
来年はより質の高いレースを見せて欲しいです。
そして色々なタイプの名馬たちがひしめきあっていた、オグリの頃の様な競馬に戻ってくれる事を密かに期待してます。
だってライバル達の競い合う姿こそ、レースの醍醐味ですからね。
ライバルを蹴落とすのではなく、常に真剣勝負でお互いの価値を高めあう。
これが一番競馬を面白くさせてくれます。
そんでもってそんな馬達の背中には息の合うジョッキーがいて欲しい。
今年で言えばメジャー・スカーレット&安藤騎手の様な、「この馬はこの人じゃなきゃ駄目」みたいな名コンビがドンドン出てきてくれれば更に良し!
来年の競馬が今年よりももっと面白くありますように。