はっきり言って難しいので、いつしかS.Kris.Sは考えるのをやめた…
といっても今週もリアルタイムでレース見れませんでした(涙)
もう3週連続で土日に仕事が入っているうえ、きっちりメインレースが終わって数十分経ったら開放みたいな流れが出来てる感じ(あと少し早く終われば見れたと思うので余計悔しい)
そんな訳で結果ありきで見るレースはなんとも味気ないのですが、最近ブログ書けな過ぎなんで雑感を。
アルゼンチン共和国杯。
トレイルブレイザーは前走こそ1600万で2着に敗れていたけど、春に宝塚記念8着、目黒記念4着と、すでにある程度上で通用する目星を付けていた馬なので別段勝っても驚かず。
まあ安勝様が55kgで長距離重賞に出ている時点で買いなんですよね。
皆そう思っていたのか思った以上に人気し過ぎていて馬券は買いませんでした。
スクリーンヒーローの前例もありますし、レース内容込みでJCでも有馬でも十分な勝ち目を持って挑めると思います。
しかし池江泰寿調教師が、菊花賞、天皇賞・秋に続いて3週連続重賞制覇。
しかもこのレースはトーセンジョーダンで昨年勝ってるから2連覇。
この秋はこの人に逆らう気が起きない。
オーケンブルースリは58.5kg背負えて2着なんだから立派。
年齢による能力落ちは殆どなさそうですから残されたチャンスでもう一つGⅠを勝ちたいところ。
先の秋天のような展開になればまだまだ恐い存在。
カワキタコマンド、カリバーン、ピートブラックの3頭に関しては、カワキタが最もステイヤー適正が高かったから3着。
カリバーンはやはり中距離の方が良いと思いつつ、やっと馬体重が大きく増えたのは収穫。
ビートはオーケンほど強力な末脚がないので8枠からのスタートで後方から行ったのが響いたという印象。
この3頭に関しては1月から4月までのGⅡ戦でも要注意した方が良さそう。
ナムラクレセントは緒戦はやっぱり駄目でしたか。
みやこSはまあ勝ってもらわなくてはならない馬が勝ってくれて安心しました。
でも来年のダートはひょっとすると2着馬の方が一気に主役に躍り出るかも(願望ですけどw)
しかしスイープの下でキンカメ産駒でダートでこの強さ。
芝でも通用しそうですが、今後の成長が楽しみです。
出遅れたけど決してそれが敗因とは言えないフォゲッタブル。
スタートの遅れは道中で取り戻し、勝ち馬ジャガーメイルを目標にレースを進めながら、ラスト4ハロン目でペースが一気に上がった時についていけない辺りが悲しいかな、ダンズインザダーク産駒が天皇賞(春)を勝てない訳を如実に物語っている気がした。
ダンス産駒はエンジンが大型だからどうしても加速するまでに時間が掛かる。
こういう急加速されると勝負どころでついていけない。
理論上は天皇賞を勝ちたいのならラスト5ハロン目からスパートするしかないんだけど、それはさすがにほぼ不可能だろう。
ただ父ダンスインザダークと母父であるトニービンという血統を見ていると、古参の競馬ファンなら誰もがエアダブリンという馬の名前を思いつく。
エアダブリンはトニービン産駒でダンスインザダークの兄という血統の持ち主であり、ダイヤモンドS1着から押し出された形の1番人気に支持され、結果は3着。
この辺りも血統の不思議なつながりを感じさせた。
GⅠ未勝利での1番人気は来た事がない、ダンス産駒で1番人気でGⅠを勝った馬はいない、など、積み上がったジンクスは破れなかった。
勝ったジャガーメイルは騎手の乗り変わりが続いた事が勝ち味を遅くさせていた感があったけど、今回はウィリアム騎手の力が大きく働いていると思う。
調教からして鞭を使ってとにかく馬の集中力が途切れない事を意識していた辺りや、前日から京都競馬場での乗り方を試行錯誤していたりと、そうした努力を全て良い方向に持っていく辺りはさすがに豪トップジョッキーの面目躍如といった所か。
勿論馬も力を増していたのは間違いなく、体質面の強化が調教の内容にも出ていた。
これまでの厩舎関係者の努力が最高の形で実を結んだ事には大きな拍手を。
2着とはいえマイネルキッツもGⅠ馬として、昨年の天皇賞馬の威厳を守った内容。
心配された蓄膿症の影響は全くなく、早め早めに競馬を仕掛けた松岡騎手の判断もさすが。
自分の乗り馬の適正と、京都の高速馬場との兼ね合いを計った見事な騎乗だったと思います。
しかし1・2着馬と3着以下には確たる力の差がある事を見せ付けた感があり、それは同時に古馬の長距離戦での地盤沈下を物語りますね。
日本の競馬は中小規模の生産牧場がどうしても馬主に買ってもらうために売れ筋の種馬を付ける傾向が強いため、オグリキャップ辺りからステイヤー型の名馬が徐々に淘汰されてきた訳ですが、個人的にこういう傾向は余り思わしいものじゃありません。
ステイヤーの血が血統から消えるという事は、名馬を産み出す根幹的な強さを支える血が無くなる事を意味します。
まあ長距離のチャンピオンレースである春の天皇賞が、最近は中距離でも通用するスピードがないとレースに対応する事が出来ないコースになってきているので、真のステイヤーが活躍する舞台でなくなってきている事も少なからず影響しているのでしょう。
しかしやはりマックイーンやライス、クリークの様な名馬を見てきた人間としては、ああした引退まで決して衰える事のない強さを発揮し続けるステイヤーの存在を求めてしまいます。
日曜が近づくと何故か時間が足りなくらなるので、今日も結論と各馬を推した理由だけ。
でも今週は殆ど重要な事はもう書いてきた気がするのでそれもあり?
結論
◎ ローズキングダム
▲ エイシンアポロン
△ ダイワバーバリアン
△ キングレオポルド
ローズキングダムはこの枠に入った時点で本命決定。
すんなり先行出来れば確勝級、やや遅れて中段あたりの競馬を強いられても3着は堅いという判断から。
鞍上の小牧騎手も今年は重賞勝利が例年に比べて多く、ここらでGⅠを勝って一つ上の存在に上がってもらいたい。
エイシンアポロンは枠がやや外という事と、関東での池添騎手の仕掛けが遅い事が〇を打てなかった理由。
能力を考えれば本当は〇なんですけど、朝日杯はとにかく流れに乗れるかが重要なんで。
キングレオポルドも鞍上不安。
とはいえGⅠでこれだけの人気馬に乗ることもそうはないだろうし、なんといっても地元関東のGⅠ、ここは意地を見せて欲しい。
ダイワバーバリアンは能力的には1枚落ちるも、逆にこの馬は鞍上と枠に期待。
ポカもするけど、当った時は大仕事の蛯名騎手ですが、今回はすんなり位置取り的に最も美味しいポジションに付けられそうなバーバリアンをミス無くエスコ-トしてくれそうです。
馬券は◎から三連複一頭軸でも買ってみようかな。
現在のオッズは
⑥-⑧-⑫ 13.4
②-⑧-⑫ 20.6
②-⑥-⑧ 26.6
思ったよりオッズ付いてるし、なんだか行けそうな気がする(笑)
案外普通にあると思います・・・3点だから外しても金銭的に痛くないし・・・
それが本音かい!! ( ;゜皿゜)ノ☆() ̄o~)ノノ アゥゥ