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第4次産業革命」に対応できる経営者

2018-02-04 05:25:58 | 日記
「第4次産業革命」に対応できる経営者
AIやロボットなどによる「第4次産業革命」とも言われる今、事業環境が急速に変化しています。
環境の変化にいち早く気づき対応することです。ただ、これは「言うは易く、行うは難し」です。そんなに簡単なことではないのです。
 多くの経営者は「変化に気づいている」と思っているでしょう。しかし、自社が属する業界や事業に、今まさに起こっている変化が何で、それがどれほどのインパクトを及ぼすのかまでは、なかなか正確には見通すことはできません。ただし、日ごろからの考え方や習慣でその実力を高めることはできます。
ドラッカーは事業を定義する際には「目的」「強み」「市場」を見極めることが必要としています。 その上で経営戦略の3要素として(1)ミッション、ビジョンや理念の確立・徹底、(2)外部環境分析、(3)内部環境分析が必要である。それをどう実践していけるかが大切なのです。そのために必要なことは、まず、世の中を見ることです。先進企業を訪問したり、本や新聞を読む、講演会や講習会に参加して話を聞くなどして、変化を現象面でとらえるとともに、本質を理解することが大切です。ここでも、素直さや謙虚さが必要なことは言うまでもありません。そうでないとどんな情報も、本当に自分のものにならないからです。
今後の勝ち残るための戦略を考える際、「第4次産業革命」などで起こっているのは生産性の向上(一人当たりのアウトプットの向上)です。AIやロボットで生産性を向上させている事例は製造業だけでなく、「変なホテル」のように他の業種でも目立ち始めました。そして、自分でも使うなどして体感してみることです。
ドラッカーはマネジメントの大きな仕事は、「マーケティング」と「イノベーション」であると説いています。マーケティングとは、既存の顧客が求めている商品やサービスを、多頻度で利用してもらうこと。イノベーションとは、今までのやり方や仕組みを変えることで、新しい顧客を創り出すことなのです。資料:ダイヤモンド