春さんのニッチな愛聴盤PART2

映画音楽やイージーリスニングなどの埋もれに埋もれた珍盤をご紹介するblogで、前回同様横浜から発信‼️

ピエール・ポルト作曲のテスの美しさ溢れるイージーリスニング・ナンバー🎧️🎶

2022-04-26 14:50:10 | 音楽
『哀しみのテス/テスの喜び』
作曲:ピエール・ポルト
演奏:ピエール・ポルト・グランド・オーケストラ


ロマン・ポランスキー監督の『テス』のイメージ・テーマ・ミュージック。これはヒロインのテスを演じるナスターシャ・キンスキーの清廉な美しさを、実に音楽に映し出しているよなあ!クーッ!!

実は俺はナスターシャ・キンスキーこそ、自分に相応しい理想の美しさを秘めた女性だと思い、花園大学3年の頃に年下のマブダチに、「やっぱヨメに貰うのだったら、ナスターシャ・キンスキーのような女性がエエなあ!」と阪急電車の中で言ったところ、ダチは「そんなんおるかッ!!」で片付けられちまったぜ!クーッ!!クーッ!!クーッ!!

また、マルチェロ・マストロヤンニとの共演作の『今のままでいて』のエンニオ・モリコーネ作曲の「ナスターシャへ」という曲がなあ、ナスターシャへの想いがトランペットの高らかな旋律とともに、咽ぶように感じてしまったんだぜ!

俺は銀幕の女優では、シャーロット・ランプリングにもホレたが、ナスターシャ・キンスキーには、シャーロット・ランプリング以上に惚れてしまったんだ!わかるよな!いいオンナだからな!クーッ!!

『テス』の音楽を書いているのはフィリップ・サルド。これもなかなか地味ながらも、テスの境遇や悲しみを描き出してる名スコアなんだ。日本ではビクターレコードから、このピエール・ポルト・グランド・オーケストラの2曲を最初と最後に持ってきて、粋なサントラをリリースしていたんだぜ!今日はノルなあ!クーッ!!クッ!クーッ!!

では、まずは「哀しみのテス」
それから俺が大好きな「テスの喜び」
この2曲。ピエール・ポルト・グランド・オーケストラの演奏だ!

今回は映画にちなんだイージーリスニングを紹介したが、このblog、もともと映画音楽専門のblogではないのだが、たまたまニッチなレコードを紹介してたら、映画音楽が多くなっただけなんだぜ!
だがよう、映画音楽以外からもあれこれかっさらって記事にするので、期待してくれよな!頼むぜ!クーッ!!

鶴見神社の近くのセブンイレブンの前の植え込みに、今年も姿を現した毒草ダケニグサ!ケシの仲間なんだぜ!やるねえ!クーッ!!


じゃあな😃✋




イントロのハーモニカにハードボイルドな男の哀愁!バリー・デ・ヴォーゾンの好スコア🎧️🎶

2022-04-25 16:28:59 | 音楽
『デリンジャー』(1973 アメリカ)
監督:ジョン・ミリアス
音楽:バリー・デ・ヴォーゾン
出演:ウォーレン・ウォーツ、ベン・ジョンソン、ミシェル・フィリップスほか


なかなかコンスタントにblogの更新が進まず、誠に忝!せっかく楽しみに読んでくれている御仁も少なくないのにのう。主宰する者として真摯に反省せんとアカンネm(_ _)m

というわけで記事にいってみっか!

アメリカで最も悪名高いギャングの一人、ジョン・デリンジャーを描いた作品じゃな。ボニー&クライド、マシンガン・ケリーなどアメリカの中西部には、いろんな凶悪ギャングが存在し、数々の悪の暴走を繰り広げたのは、ある意味痛快だよな!クーッ!!

音楽はバリー・デ・ヴォーゾン。この人は数少ないけれど、なかなかの名曲を書いてますな♪

カーペンターズが主題歌を歌った『動物と子供たちの詩』やその中での劇中曲「コットンズ・ドリーム」、この曲は後にナディア・コマネチの「妖精コマネチのテーマ」として大ヒットしたし、またリズム・ヘリテイジの演奏でこれまたディスコ中心に大ヒットをかましたTVシリーズ『突撃狙撃隊S.W.A.T』の「反逆のテーマ」、また『エクソシスト3』の音楽も担当しているんだ。ここでもハーモニカを始め、ギター、バンジョー等のブルーグラスの楽器にストリングス加えて、なかなかエエ曲なんだよな!クーッ!!

もっと活躍して欲しい音楽家だよな!まあ、もうかなりの爺さんだとは思うが

では『デリンジャー』のテーマを聞いてみよう♪
どないや!なかなかエエやろ!クーツ!!

深山の初夏を感じる草花だ!
カンアオイとチゴユリ🌸


じゃあな!また会おうぜ!クーッ!!






世界を跨ぐビッグ・スケールの西部劇に相応しいモーリス・ジャールの音楽🎧️🎶

2022-04-18 17:46:52 | 音楽
『レッド・サン』(1971年 フランス・イタリア・スペイン・アメリカ合作)
監督:テレンス・ヤング
音楽:モーリス・ジャール
出演:チャールズ・ブロンソン、三船敏郎、アラン・ドロン、ウルスラ・アンドレス、中村哲ほか

またまた更新が遅れてしまってゴメンナサイ!何しろガイコツが俺を呼んでいたからな💀

というわけで、欧米4か国合作の異色のスケールで描いた西部劇の音楽を、あのティンパニをドンドコ鳴らすモーリス・ジャールの、どこかしら男の郷愁を感じさせる、とってもいい音楽なのだ!クーッ!!

モーリス・ジャールの作品数あれど、『ブリキの太鼓』『日曜日には鼠を殺せ』、そしてこの『レッド・サン』が特にお気に入りなんだ

俺の知った限りでは、おそらくジャールの唯一の西部劇だったと思うのだが、間違っていないかのう?

この『レッド・サン』は、今や伝説のレーベルと呼ばれるSLCから復刻されていたのを持っていたのだが、生憎失業して金に不自由していた時期があって、悲しいかな売っちまったんだよな。だがこのほどドーナツ盤を安く手に入れたんだ。そしたらやはりCDよりもこのドーナツ盤の方が、やっぱり音がいいわ!クーッ!!

モーリス・ジャールも好みが大きく分かれる作曲家だとは思うが、俺はある意味つまみ食いかも知れないが、さまざまな作曲家の音楽、気に入ったものはバンバン聴いてるぜ!クーッ!!クッ!クーッ!!

では聞いてみよか!モーリス・ジャールの『レッド・サン』だ♪

悪役のアラン・ドロンを追って、チャールズ・ブロンソンと侍姿の三船敏郎が、大西部を馬に乗って駈けて行く。そして照らす赤い夕陽!クーッ!!シーンが脳裏に甦るぜ(=^ェ^=)♪

こないだは久しぶりに酒を飲みましてな🍺もう、さすがにあまり飲めなくなったが、子役時代より半世紀以上の芸歴を誇るベテランの俳優の水野哲さんと、一杯やったんだ!楽しかぞなもし(=^ェ^=)♪



うん!50代も後半の哲さんは、凛々しくて渋いわ!クーッ!!




グィド&マウリツィオ・デ・アンジェリス兄弟の軽快でウィットに富んだスコア🎧️🎶

2022-04-14 00:54:42 | 音楽
『アラン・ドロンのゾロ』(1975年 イタリア・フランス合作)
音楽:グィド&マウリツィオ・デ・アンジェリス


前回に引き続き、『アラン・ドロンのゾロ』でごじゃる!

この前のはRCAレーベルから出ているオリバー・オニオンズが歌う「ゾロのテーマ」をグィド&マウリツィオ・デ・アンジェリス兄弟のヴォーカルユニット、オリバー・オニオンズが歌っているシングルをご紹介したのだが、今度はキングレコードのポピュラー音楽専門レーベルのセブンシーズから出ているインストゥルメンタル・ナンバーによるものだね

ここでも「ゾロのテーマ」とはなっとるが、原題は「ゾロの到着」というナンバーなんだ、これは!

これまたラテン・タッチのリズミカルなベストナンバーなんだぜ!わかるか!クーッ!!

馬に乗ってゾロが鞭をピシッ!ピシッ!と打たせながらやって来る様が、何とも躍動感感じられるよなあ。そう思うだろ!

そしてどこかコワーイ感じに、これからの戦いを予兆するかのような幾分暗いコーダで終わるんだな!これが何ともたまらんぜよ!クーッ!!クッー!クーッ!!

もともとアルバムはキングから出ていて、前回のオリバー・オニオンズの歌も収録されているんだが、じゃあどうしてシングルはRCAかっちゅうと、答えはカンタンで、オリバー・オニオンズとしてRCAと専属契約しているから、シングルのみRCAなんだわ

じゃあ、「ゾロの到着」をお聞きあそばせ♪

まあRCAもそうだが、セブンシーズもシングル出して稼ぎたかったんだろな!

昨日は日吉のペイン・クリニックに腰のブロック注射を打ちに行ったのだが、日吉駅前の慶應義塾大学は、コロナも落ち着きを見せているせいか、学生達の活気が戻って来ているねえ

そうそう!この大学に俺の出身高校である定時制の神戸市立摩耶兵庫高等学校から、一昨年進学した卒業生がいるんだ!俺も卒業生の一人として誇りに感じるぜ!クーッ!!




ではでは、まったなあ(=^ェ^=)♪






オリバー・オニオンズの爽快な歌声が映像に弾ける🎧️🎶

2022-04-13 14:04:06 | 音楽
『アラン・ドロンのゾロ』(1975 フランス・イタリア合作)
監督:ドゥッチョ・テッサリ
音楽:グィド&マウリツィオ・デ・アンジェリス
歌:オリバー・オニオンズ(アンジェリス兄弟)
出演:アラン・ドロン、オッタビア・ピッコロ、スタンリー・ベイカーほか


またまた更新までの間が空いてしまい、まっこと相済みませんですわ~(^_^;)

今回は『アラン・ドロンのゾロ』二部構成ということで、その第一部ですな

と言いますのもねえ、サントラのマニアさんたちならば概ね察しが付く御仁も多かろうと思うのだが、この『アラン・ドロンのゾロ』は二つのサントラ盤のシングルが出ており、今回はRCAから出ている方を取り上げてみるぜ!クーッ!!

映画はご存じ『怪傑ゾロ』の欧州版でアラン・ドロンが主役ですな。元祖『怪傑ゾロ』は『愛情物語』などのタイロン・パワーが主演してましたのう

で、音楽はグィド&マウリツィオ・デ・アンジェリスで、歌はオリバー・オニオンズです。で、このオリバー・オニオンズは音楽担当のアンジェリス兄弟がヴォーカル・ユニットとなった時に使われる名前で、日本でオリバー・オニオンズ名義で出ているサントラは『ポール・ポジション』がありまする

ここでのオニオンズの歌声はとても爽快かつ痛快でカッコよくシビレルぜい!クーッ!クッ!クーッ!!

ラテン・タッチの軽やかなリズムに甘美なメロディー。グィド&マウリツィオ・デ・アンジェリス音楽の真髄がここにありだわ!

じゃ、オリバー・オニオンズで「ゾロのテーマ」聞いてみっか!
いつ聞いても元気のいい気持ちのスカッとする曲ですなあ~

お出かけ日和に横浜市鶴見区の自宅から多摩川越えて東京都大田区側の多摩川河川敷に行ったら、親子連れで賑わってましたわ



そして多摩川河川敷のあちらこちらには菜の花のハマダイコンの花が咲き誇っておりまする


ソメイヨシノは関東地方では葉桜になりつつありますなあ

ではでは、今回はこれにて(=^ェ^=)♪