春さんのニッチな愛聴盤PART2

映画音楽やイージーリスニングなどの埋もれに埋もれた珍盤をご紹介するblogで、前回同様横浜から発信‼️

京都・清水寺法務部の読誦による般若心経、観音経と元清水寺貫主 大西良慶の解説の観音信仰について🎧️🎶

2022-06-30 18:38:36 | 音楽
『般若心経/観音経・観音信仰について』
読誦:清水寺法務部
解説:元清水寺貫主 大西良慶




毎日オーブントースターの中にいるようなクソ暑さ!まったく厭になりますなあ!熱地獄じゃあ!クーッ!!

さて、今回は何ともとんでもなく風変りなレコードの紹介だよ~ん

このレコードは、清水寺法務部によって企画され、キャニオンレコードで録音された、平たく言えばお経のレコードだぜ!

Wikipediaによれば、般若心経は仏教の全経典の中でも最も短く、古くから日本の在家信者に愛唱される経典で、複数の宗派において読誦経典の一つとして広く用いられているということで、これは皆さんよくご存知かと

正式な経題名は、『般若波羅密多心経』で、『般若心経』をさらに省略して『心経』と呼ぶ場合もあるそうなんだ!クーッ!!

もう一方の『観音経』とは、これまたWikipediaからの受け売りだが、正確には『十句観音経』という、これまた仏教経典の一つで、さらに別名『延命十句観音経』ともいい、その「延命」の二文字を付け加えたのは、江戸時代の臨済宗中興の祖といわれる白隠であります

臨済宗といえば、俺は大学3年(関西の呼称では3回生)から、その臨済宗立の京都にある花園大学の文学部社会福祉学科を卒業しているのだが、「実践禅学」という、ここの学生は必ず履修しないとならない講座があって、つまり最初は坐禅を組んで、それから学長の講義に入る。定期試験はないので、出席日数で単位をくれるという、まあサボり癖さえなければ、あっさり単位をもらえる講座なんだ!クーッ!!結構オモロかったゾーッ!!

そして、B面には当時の京都清水寺貫の大西良慶による、『観音信仰について』のお話じゃい

プロテスタントのクリスチャンである俺が、何でこのようなレコード持ってっかつうと、学生時代に行きつけのミーン・マシーンというアングラ酒場のマスターが、喜多郎の曲が好きで、特に『シルクロード第二部 敦煌』のレコードをよくかけていて、ついでにこれも聴いていて落ち着くからと、このレコードも流していたんだ

でまあ、購入の動機は、まずは300円と安かったことと、一度この『般若心経』とやらをソラで唱和できるようになってみよかってことなのだが、坊さんの唱和がハモったりズレたりで、何度聞いても覚えられんワーッ!クーッ!!

で、A面はステレオでB面はモノラルなんだ

前置き長過ぎたな
じゃあ、心を落ち着けて聞いてみっか!
『般若心経』

こないだも俳優水野哲氏と飲みに行ったけど、俺はさすがにトシも食ったし、酒弱くなったわ~っ!クッ!


ほんじゃ、次の記事でまたね👋😃(=^ェ^=)♪





戦争反対❗️恋愛賛成❗️エンニオ・モリコーネとアレッサンドロ・アレッサンドローニが手掛けた愛の世界旅行🎧️🎶

2022-06-27 17:22:12 | 音楽
『ペイネ愛の世界旅行』(1974 イタリア、フランス)
監督:チェザーレ・ペルフェット
音楽:エンニオ・モリコーネ、アレッサンドロ・アレッサンドローニ

以前にデミス・ルソスのヴォーカル・ヴァージョンを紹介したが、今回紹介するのはジェネラル・ミュージック/セブンシーズ(キング)から最初にリリースされたオーケストラ演奏によるシングル盤の方なんだ!クーッ!!

メイン・テーマはエンニオ・モリコーネが手掛け、他の劇中曲は、モリコーネ・ファミリーの一人、アレッサンドロ・アレッサンドローニ。イ・カント・モデルニという、モリコーネの演奏ユニットのリーダーで、ここでは甘美なモリコーネのテーマ曲に比べて、アレッサンドローニのスコアは随分とサッパリ系なんだね!クヘッ!!クーッ!クックッ、クーッ!!

A面はお馴染みのエンニオ・モリコーネ・オーケストラによるメイン・テーマ、B面はアレッサンドロ・アレッサンドローニの書いた曲の数々から「キリストの生誕(ベツレヘム)」という、少し厳かなナンバーだぜ!

本来はすべての曲をモリコーネに一任したいという制作サイドの意向はあった。が、しかしその頃、モリコーネはTVシリーズ『モーゼ』の音楽をはじめ、てんこ盛りの仕事を抱えていて、自分ではこなしきれないと判断し、友人でもあるサンドロに依頼したってこった!クーッ!!

アレッサンドロ・アレッサンドローニといえば、モリコーネファンの方々にとっては、これまたよくご存じだろうが、『荒野の用心棒』の「さすらいの口笛」や、『夕陽のガンマン』でギター演奏しながら口笛吹いていたお方なんだが、『荒野の用心棒』でのそのギャラは、たったの9000円程度だったらしく、10000円にも届いていなかったそうだ。日本円に換算するとね。あんなエバーグリーンの仕事をしてくれてるのに、9000円は幾らなんでも可哀想すぎますよ!ワーン!!

イ・カント・モデルニはこの作品の他にも、『テオレマ』等でも協力してるんだよな!クーッ!!

というワケで、『ペイネ愛の世界旅行』のサントラ聞いてみっかね
如何なる理由があろうと、戦争はアカンよ!LOVE&PEACE‼️
もう、某国のジジイ!戦争止めてくれ!!
誰かて死にとうないんやから、そんなことぐらい理解出来るやろが!!
国家なんかより、国民の命が大切なの!!ダボが!!クーッ!!

では、この辺で失敬する!

セルジオ・メンデス唯一の映画音楽!サッカーの神様、ペレのドキュメンタリー映画のサントラ🎧️🎶

2022-06-20 18:51:28 | 音楽
『ペレー黄金の足の追憶ー』(1974年 ブラジル)
音楽:セルジオ・メンデス
出演:ペレ



クーッ!!いいサントラだぜ!しかし、映画の詳細については、殆んど何にもわからん(爆)!!恐らくこの映画自体、本邦未公開じゃねえかなあ(笑)!

セルジオ・メンデスが手掛けた唯一のサントラでしてな。自国のサッカー選手のドキュメンタリーとは、いかにもブラジル的感性を存分に発揮できる作品だったのではないかのう!クーッ!!

また、主題歌「サッカーにすべてを」は、ペレ自身が作詞・作曲して、歌とギターもご披露しておるぞな!

セルジオ・メンデスは音楽担当ということではあるが、ここでは歌にも演奏にも参加していない。主旋律を奏でるバリトン・サックスの演奏は、ジャズ界の大物の一人であるジェリー・マリガンなのだ!クーッ!!

レコーディングはブラジルではなく、カリフォルニアのバーバンクで行われたそうな

ちなみにペレの本名は、エドソン・アランテス・ド・ナシメントで、もう81歳にもなっているんですな~

サッカーにすべてを

ユリ科のノカンゾウが咲いておりましたわ⚜️



じゃあ、また会いましょう(=^ェ^=)♪




フレッド・カーリンのアカデミー主題歌賞受賞作はこれ!🎧️🎶

2022-06-12 17:18:45 | 音楽
『ふたりの誓い』(1970 アメリカ合衆国)
監督:サイ・ハワード
音楽:フレッド・カーリン
歌:ラリー・メレディス
出演:ベアトリス・アーサー、ボニー・ベデリア、マイケル・ブランドン、リチャード・カステラーノ、ボブ・ディシー、ハリー・ガーディノ、マリアン・ヘイリー、ジョセフ・ヒンディほ




結婚を間近に控えた若い男女の不安と、結婚とは、幸福とは、人生とは何ぞやと、ユーモアと機知を織りまぜて解明していく作品ですなあ~

フレッド・カーリンはこの映画で、1971年の第43回アカデミー賞の歌曲賞を受賞したんだぜ!歌ったのはラリー・メレディスで、カーペンターズもカバーしたのう!クーッ!!

フレッド・カーリンの音楽が、これがまたいいんですな!アメリカにしてはちょいとマイナーな作曲家のような気もせんでもないが、『ウエスト・ワールド』『カリフォルニア・ドリーミング』『ラヴェジャーズ』など、それほど俺も詳しいわけではないんだが、この人はどっちかっつうとテレビが大部分みたいですなあ

まあ、まずはラリー・メレディスの「ふたりの誓い」を聞いてみよう!
鐘の音がよろしいですのう!

最近、今まで使ってたレコードプレーヤーが壊れて、思いきって買い替えたのだが、これは普及機のプレーヤーだが、音が飛び抜けてよくて、重低音と高音、そして音響の解像度抜群で、あながち普及機もバカにできんなあと思いましたわ(*^^*)


それではまた会おう!!クヒッ!


ミキス・テオドラキスとボブ・ジェームスの見事なコラボレーション🎧️🎶

2022-06-12 14:03:02 | 音楽
『セルピコ』(1973年 アメリカ合衆国)
監督:シドニー・ルメット
音楽:ミキス・テオドラキス、ボブ・ジェームス
編曲・指揮:ボブ・ジェームス
出演:アル・パチーノ、ジョン・ランドルフ、バーバラ・イーダ・ヤング、コーネリア・シャープ、トニー・ロバーツほか


こないだも雨続きだったのに、今度はいよいよ梅雨に入りおったわ~っ!

俺は新聞奨学生をしたいたこともあり、雨の中を嫌でも大量の新聞をドリバーさせられたトラウマが疼いて、厭な気分になるんだ!

さて、今日は『セルピコ』のサントラのシングル盤を紹介させて頂こう

セルピコはかつてニューヨーク市警の刑事だったが、警察内部の腐敗を一人で告発した、実在の人物なんだ

やがてセルピコは狙撃され、ここから画面はフラッシュバックする

音楽はミキス・テオドラキスとボブ・ジェームスだ。といっても、ミキス・テオドラキスが過去に『戒厳令』の劇中で使った、自作の一曲のフォークソングを提供したのみで、それをボブ・ジェームスが全編にわたり都会的にアレンジしたんだぜ!クーッ!!

メイン・タイトルの「セルピコ愛のテーマ」は、セルピコがイタリア移民であることから、幾らか民族色のある旋律。この一曲のヴァリエーションをボブ・ジェームスは、まるで違う曲のようにアレンジを変えたりして、見事に音楽を付けている。このシングルには収録されてはいないが、「街路にて」は、スリリングなCTIサウンドが楽しめる

オーケストラは、ボブ・ジェームス指揮パラマウント・オーケストラだが、ボブ・ジェームスの素早いピアノ・タッチが素晴らしいでな!クーッ!!

では、サントラを聞いてみよう
これがサントラ全体の音楽なんだ。なかなかいいだろう!クーッ!!クヒッ!!クーーッ!!

最近行ってきたんだ、海芝浦





あんまりキレイな海ではないな

では、また逢う日まで!